るん退院＆うさぎの３大消化器疾患

みなさん、昨日からたくさんのご心配メッセージ本当にありがとうございます。
（私の方から全然お返事できず、すみません）
本日夕方、るん３日ぶりに帰ってきました。
今回の病気はなかなかてごわく、１日３回の点滴と４種類の薬を投与。
昨晩から反応が出てきて、今はゆっくりしています。



病院では小型犬用のお部屋にいたるん。
日頃の放し飼い生活に慣れているせいか、やっぱり狭かったと思います。
帰宅後すぐにはじめたのは、いつものアルミマットでビロンとのびることでした。



やっぱり自宅の方がリラックスできるのかな？
足も気持ち良さそうにのびてます。
さて、今日はうさ飼いでない方には興味ない話題かもしれませんが、今回のるんの病気について詳しく書きたいと思います。
今週に入ってから、午前中の食事量が減少していたるん。
うんちも普段より100個近く少ない日々が続いていました。
なので私は、いつも持っているラキサトーン（毛球の薬）、食欲増進剤、消化管のお薬をちょこちょこ飲ませてましたが、おとといの夜はその反応もありませんでした。
そこで救急で病院へ。（るんの通っている病院は24時間対応です）
診断は「鼓腸症（こちょうしょう）」。
お腹や腸にガスがたまる病気でした。

私は食滞やうっ滞と同じだと思ったのですが、別の病気でした。
毛球症・食滞・鼓腸症はうさぎの3大消化器疾患だそうです。
毛球症はお腹に毛がたまる、食滞はお腹に食べ物がたまり排出されない、鼓腸症はお腹にガスがたまる。
どれも病名は違いますが、深い関係があるそうです。
通常、うさぎやネコは常にお腹に毛球があります。
でも健康な場合がこれがうんちのよって排出される。
しかしお腹にガスがたまったり、ストレスなどによりお腹の動きが悪くなると毛球はお腹にたまったまま。
この３つの病気が併発することも多いそうです。
そして３つとも治療法は同じ。
うさぎは開胸手術や麻酔に強くないので、るんのように点滴をしたり薬を飲ませ内科処置を行い様子を見ます。
うさぎは1日でも食べないと消化器官が動かなくなってしまうので、無理やりごはんを食べさせる場合もあります。
今回るんはごはんは少しですが食べてくれていたので、ガスがたまったことによる痛み止め・毛球を溶かす薬・食欲増進剤・消化管のお薬を飲み、点滴をしていました。
どの病気も早期発見が本当に大切で、命を落とす危険もある。
暑かったり、飼い主さんの外出が増えるこの季節はうさぎのストレスになるので充分こういう病気に注意しなければならないそうです。

るんは今7歳。
みなさんもご存知の通り、これまで不正咬合・精巣炎・肝臓病・毛球症・食滞そして今回の鼓腸症とたくさんの病気を経験してきました。
私の飼いかたが悪かったのかなと反省することも多々ありますが、今こうしてるんが元気に生きててくれることがうれしい毎日です。
そしてるんの病気での経験をこうしてブログで発信することで、1匹でも多くのうさちゃんが長生きしてくれたらいいなと思っています。



るん、ゆっくりゆっくり治そうね。
今はまだ旦那が帰ってこないので、2人でいちゃいちゃしながらオリンピック観てます。
明日はみなさんのブログにお礼に伺わせていただきます。
それから私の方は全然元気なのにご心配なさらないでくださいね。
それと引っ越してもるんの病院はかわりません。
今より近くなる場所を選んだので、バッチリです。

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