1月9日 TUE 18℃
昨夕、テレビを見ていたら「普天間飛行場所属の米軍へりが読谷村の民間地に不時着」とのニュース。「ウソ! 冗談だろ!」と思わず口に出ました。2日前の6日に同じ普天間のヘリがうるま市伊計島に不時着して自力飛行出来ずに、昨日CH53ヘリに吊り下げられてホワイトビーチに回収されたばかりだというのに。
朝刊の同じ紙面に2件の米軍ヘリトラブルが載るなんて、常軌を逸した事態です。あまりのことに怒り心頭を通り越して言葉も出ません。
沖縄県内は、どこにいてもいつ何時オスプレイや米軍ヘリの本体や部品が墜ちてくるかわからないのですよ。他の都道府県では考えられないよね。こういう状態が続くと必ず重大な人身被害を伴う事故が起こります。孫の家や保育園、小学校に米軍機が墜ちたらと考えただけでゾッとします。
こういう異常事態の根本的解決には全基地閉鎖撤去しかないのだけれど、とりあえずは、沖縄駐留の全米軍機の安全点検を日本政府も入った形でやって、安全確認ができるまで飛行停止にするべきでしょう。自国内で起こっているこんな危険な事態に対処できない政府なんてありえない。まさに「当事者能力のないことを恥ずべき」植民地属国状態です。
(琉球新報2018.1.9)
(同上)
琉球新報社説「米軍ヘリまた不時着 海兵隊は直ちに撤退せよ」(2018.1.9)
(琉球新報 2018.1.9)