車は、最初の観光地、「宗廟(チョンミョ)」に到着です。 こちらでは、下車観光で、日本語ガイドさんの説明を聞きながらの観光になります。まぁ、その説明時間との兼ね合いで、この宗廟の入り口付近にある「宗廟市民公園」を散策してみました。
まず目に飛び込んできたのがこちら。
こちらは、『月南李商在先生像』という銅像で、有名な方らしいですが、詳しくは判らず終い・・。でも、この銅像なんかより気になったのが、この驚きの光景・・・
なんじゃこりゃ!?と思って、良く見てみると、そこで行われていたものは、ナント、「囲碁」
何でも、こちらの公園、ソウルのおじいちゃんおばあちゃん達が朝早くから公園に集まり、世間話や趣味の習字、囲碁将棋をしたり、体操などをしながら老後の生活を楽しんでいる場所だそうです。 まぁ、所謂、「いこいの場」ってとこでしょうか? まぁ、それにしても、メッチャ、人多過ぎです・・・。
しかも、お昼御飯は、炊き出しみたいなものがでて、「タダ」で、ご飯がいただけるそうです(ボランティアらしいですけど・・)。そりゃ、こんだけ人、集まるわなぁ・・・。
実は、この日は、6月6日で、「顕忠日(ヒョンチュンイル)」という、韓国の祝日だったんです。「戦争で、国のために命を捧げた護国英霊の冥福を祈り、殉国兵士たちの護国精神と魂を追慕する日」だそうで、周りでは、結構、集会などが行われていました。
そういうのもあったからなのか?、ここは、かなりの人で、ごった返しておりました。
すると、程なくして、日本語ガイドが行われる時間がやってまいりました。宗廟の正門で、「蒼葉門(チャンヨンムン)」と言う入口付近に集合です。
入口を入って、いよいよ観光に、出発です。まず、最初に、こちらで、観光ルートの確認から始まります。日本語の堪能な美人ガイドさんに引率されながら、巡って回ります。
と、まず、最初に言われるのがこちらの通路のことです。3筋ある道のひとつに長く敷いてあるのを見ることができます。よく見てみると真ん中の道が左右の道よりも少し高くなっているのがわかるかと思います。この3つの道にはそれぞれ意味が込められていて、最も高い真ん中の道を「神香路」、東側を「御路」、西側を「世子路」といいます。ちなみに真ん中の最も高い道は神が通る道、右側が王様が通る道、左側が王子様が通る道となっています。
で、我々、一般ピーポーは、その下の土の道を歩かなければならないそうです・・・。(場所によっては、真中が王様、右が王子様、左が家臣ってところもあるみたいですが・・)
で、その道を横切って、見えて来るのが、まず最初の建物の、「香大庁(ヒャンデチョン) 」 宗廟で使用される香・祝・幣(ヒャン・チュッ・ペ、お香・神に告げる内容が書かれた祝文・紙でできた位牌)や、祭祀の供え物を保管していた倉庫。また、祭祀の担当官である「献官(ホングァン)」が儀式の前に待機していた場所でもあるそうです。
そこから続いて行ったのが、こちらの「斎宮(ジェグン) 」
こちらは、室(ジェシル)、御粛室(オスッシル)とも言われ、王と皇太子が祭祀前日に身と心を清めた場所で、北側の建物(御斎室、オジェシル)には王が、東側の建物(世子斎室、セジャジェシル)には皇太子が滞在したそうです。また西側の建物は「御沐浴庁(オモギョッチョン)」といい、ここで入浴し身を清めたようです。中はこんな感じ。
で、この甕のようなものですが、コレは「ドゥム」と言って「防火用水」のとして用いられたのもです。韓国では、火事を起こしに来た「火魔」が水に映る自分の顔に驚いて逃げるという呪術的な信仰があり、このようなモノが置いてあるそうです。
そしていよいよ、メインの「正殿」に向かうことになるのですが、続きは、また明日。
突然のコメント失礼します。
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拙い文章ではありますが、韓国旅行の参考になるようでしたら、掲載していただいてもかまいません。
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あるようならば、また連絡いただければ幸いです。
ありがとうございました。