中３の長男。
高校入学＆高校野球部への正式入部まであと２ヵ月となりましたが。
その高校野球部での「プレ入部練習」に毎日励んでいます。（・・・練習メニューは高校生と同じです）
３月中旬には他校との練習試合も組まれているらしいのですが、勿論中学生の長男は試合に出られません。でも、試合前練習などには参加できる筈なので、私も観戦に行こうかなと思っています。
・・・硬球の音を聴いて球春を感じようかな・青春を間近に感じたいな．．．という事で楽しみです。
そんな３月を控えた日々の野球部練習は、どんどん詳細なプレー内容に移行していっているらしいです。
ここ最近はサインプレーの練習が多く、それに長男は没頭しているようです。
チーム事情もあって、中学時代の捕手ではなく内野練習を行っている長男。本人は中学時代に経験があって「俺、性格的にも向いてるよ！」と思うサードではなく、セカンドをとことん練習させられているらしいのですが。
そこで覚える守備にぞっこん嵌り込んでいるようで．．．
「とーさん、今日はいろんなゲッツープレーのパターンを覚えさせられたよ！」
「６－４－３とか４－６－３という基本的なプレーは勿論だけど」
「６－４－５（＝オーバーラン）の判断基準とかを教わったのが面白かったし」
「ショートへグラブトスするか１塁へジャンピングスローするかを咄嗟に判断する練習を繰り返したよ」
更に、今日は新たなステージで「セカンドからピッチャーとキャッチャーへサイン出し」も覚え始めたそうで。
もともとサインに関しては、かなり複雑なものも即座に覚えるという個性を持つ長男なので、今日の練習では「サインを間違いなく出す・理解する」という段階を一気に飛び越えて「このシチュエーション・この一球の時に牽制を入れるべきか・入れざるべきか」の判断を鍛えられたらしい。
・・
・・・楽しそうです．．．
・・・思い返せば．．．「プロ野球オタク」だった小学校低学年時代から「俺が憧れているプロ野球選手は元巨人の元木だよ！」と言っていた曲者志向が抜ける事は無いんやな。（・・・リアルで見た記憶はなくＹｏｕＴｕｂｅで見て惚れ込んだらしい（笑））
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そんな長男。下校して勉強や食事を終えた後は、プロ野球のキャンプ情報をネットやＣＡＴＶで見たりしています。
私が仕事から帰宅したら、日中にやった北海道日本ハムの紅白戦をＧＡＯＲＡで見ているところでした。
寛ぎ気分ながらあーだこーだと感想を述べる長男．．．
「近藤にキャッチャーやらせてるけど、内野専念させた方がいいっていうコーチもいるよね、きっと」
「・・・だけど近藤自身はキャッチャーやりたいんだろうね。元々捕手で入団したからやりたい筈だよ」
「大嶋こそ内野手・外野手でいいんじゃないのかな？リード面は期待したいけど、ショートバウンドとかイレギュラーしたらソフトボールで有りえない跳ね方するんだよ。なかなかこれは難しいと思うよ」
「あっ、田中賢介だ。なんだか馴染んでるね。アメリカから帰ってきたら、まずは古巣にお礼を兼ねて戻るよね～普通。石井カズだってヤクルトに戻ったもん」
「日ハムの内野陣、内野フライに対して『オーライオーライ！』ってよく大きな声出してるよ！これは中学生並みに大きな声だよ、凄いね！」
「・・・って思ったらセカンド杉谷の声じゃん！そりゃそうだわっ！（笑）」
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その後は。
インターネットでおかわり中村くんの記事を見て、父子で更に会話が盛り上がるという。
おかわり中村くんのフリー打撃に関して「右足が浮いてスイングしている」という記事があったのですが、それを読んだ私が、「一瞬浮くけど、その直後に重心を右足に戻すんだよね。これは左足の力が相当に強くないと出来ない打法だよね」と言ったところ、長男が、
「この打ち方、中学野球部の監督から俺が教わったのと同じだよ」
「左足を前に踏み込んで叩いて、だけど重心は右足に残せ・戻せって言われてたよ」
「左側の腰と腿に相当な力を入れて壁を作らないと出来ないんだよね。難しかったよ」
だそうです。
更に長男の話しは続いて、
「でもそんな打撃をしろ！ってくどく言われたのはさ」
「○○くん（＝エースで四番）と俺の２人だけだったんだよ」
「そう言えば『お前は飛距離を伸ばせる筈』って言われてそんなバッティング練習を３か月やった後の３年生の春から、打順が２番じゃなくて３番だったなぁ」
・・
・・
・・・今日のおかわり中村くんの「右足が浮く」スイングのニュースを見た事をきっかけに．．．
・・・自身が中学時代に教え込まれた指導方法を思い出して．．．
・・・これから先の高校野球部での自分のバッティング方針を、改めて考えて・イメージを再作成している様子の長男．．．
「おかわり中村くんとは比較になる筈はないけど、目指すポイントが一つでもあるのはいい事や！」
「君の『高校野球部仕様』のバッティングスタイルを楽しみにしているぞ！」
という思いになったワタクシでした。
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