埼玉西武ライオンズのキャンプ情報を連日見ていて思う事があります。
福岡ソフトバンクやオリックス、巨人に比べて、はっきり言って「ニュースバリュー的にはネタ不足」と感じるライオンズですが．．．
・・・それは「大物新加入選手がいない」「ドラフト指名選手も全員揃って、南郷（宮崎）から遠く離れた四国で二軍キャンプ」という理由があるからしゃーない。
でも。
昨年のキャンプを思い返すと「他球団と異なる練習具合」「実戦練習を全くやらないライオンズ」という事が連日取り上げられていただけ！という状況に近かった訳で、それに比べると、
「今年のキャンプでの数少ないライオンズ関連のニュースが、前向きに感じて嬉しい」
的なところがあると、ファンとしては感じています。
そんな中で今日のニュース。（＝前日のキャンプ練習状況）
新加入の郭俊麟くんやミゲルさんのバッティング練習での投球ぶりが嬉しかったりします。
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まずはミゲルさん。
ストレートを中心に見せて、しかもそのストレートがこの時季に１５０キロを計測して．．．まずは「ご挨拶」と言ったところでしょう。
動画を見ていませんので詳しい事は分かりませんし、以前中３の長男が探し出した動画を見る限りは、「ストレートが基本だけど、それ以上に横に曲がるスライダーが切り札かな」と思っているので、初日に「ストレートで期待を抱かせる」投球が出来た事は大きいなぁと思っています。
※ミゲルさんの「横曲がりスライダー」を長男が絶賛（＆課題出し）していた事に関しては、１月１１日のブログ「「投手のメヒアさん」＆「獅子打線の打順妄想」．．．希望が溢れて当然！」をご覧下さい。
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そして郭俊麟くん。
熊代くんと金子侑司くんに対して３１球を投げてヒット性の当たりは１本のみ、２２度スイングで前に飛んだ打球は９本のみとの事。
とにかく「どんな球種も同じフォームから制球力抜群」という姿だったそうで、これには「ライオンズファンとして新人王への期待が膨らんで」しまいます。
この郭俊麟くんのピッチングに対してチームメイトも高評価だったらしく、
■捕手として受けた炭谷銀仁朗くん
「球の切れは岸さんタイプ。打者が“低い”と思っても最後に伸びて見逃しが取れそう」
■ブルペンで捕手として受けた上本さん
「球の回転がきれいで球威もある。涌井みたい」
■田辺監督
「郭だけに格が違う。格別だね。優しい顔の割に球がすごい」
との事。
捕手が絶賛すると共に、監督が駄洒落を言ってしまうというニュースを見ると．．．
「ラインズファンとして大喜びしちゃうわっ！」
という状況になりました。
※田辺監督の「嬉しさのあまり、鼻の穴を膨らませてのニンマリ表情」が目に浮かぶ。（笑）
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更に言えば。
明日から二軍（高知県春野）で行われる練習試合に、一軍（宮崎県南郷）から熊代くん・金子侑司くんが「出張参加」するとの事で．．．
「キャンプ序盤で、こんな一軍二軍の交流を企画するなんて」
「練習をじっくり見ていない１年前は（選手を選抜する術も無くて）不可能だったもんなぁ」
それは春野で毎日頑張るＢ班選手にも、いい効果を生むと思っています。
おそらく明日からの二軍の練習試合の結果をもって、まだ枠がある一軍キャンプへ１～２人呼ばれる可能性もあるに違いない！という期待感を、Ｂ班キャンプに居る選手たちも持つんじゃないかな？こんな交流具合があれば常にチャンスがある！という前向きな気持ちになれるんじゃないかな？
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という訳で。
ニュースバリュー面では他球団に劣っているラインズではありますが。
ごく僅か報道される内容に、
「ひとつひとつのニュースに、『これは行けるぞ！』という気持ちになっちゃうぞ！」
「ひとつひとつのニュースに、かなり希望を感じるぞ！」
「これは．．．昨年のこの時期には全く無かった気分だぞ！」
そんな事を思ったワタクシ。
結論として、
「やはりスポーツは、常に明るさが基本に無いとな！」
「チーム一体感・風通しが良いチーム雰囲気があってこそ、全員が公平に競争できる！」
「・・・それがあってこそ、チーム力も個々の選手の力も伸びて行くものなんだろうな！」
そんな事を日々感じる、今年のライオンズキャンプレポートの数々です。
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