野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

大菩薩を行く 柳沢峠から大菩薩の湯 2019年9月7日

2019年09月14日 | 山の思い出
(六本木峠から天庭峠へ向かう途中にある1706m峰の巻道)

夏の忙しさもようやく落ち着き、まとまった休みが取れるようになった。5月以来どこにも山に出かけられなかったので、あちこち出かけようと計画はしていたのだが、猛暑が納まった後は天気が悪い日が多くなかなか出かけられないでいた。そこで展望を期待せず、かつ比較的標高の高い所を歩こうと考え、柳沢峠から大菩薩嶺を目指すルートを歩いてみることにした。下山ルートはまだ一度も歩いたことがない大菩薩峠から上日川峠の峠道を歩き、更に裂石地区まで下って大菩薩の湯で一風呂浴びるという予定だ。

柳沢峠から六本木峠
朝7時50分過ぎに塩山駅に到着。この駅に降り立ったのは初めて大菩薩嶺に登って以来だから11年ぶりのことだ。駅舎は新しくなった印象がある一方、バスターミナル周辺にある土産物店はあまり変わっていないようだ。塩山駅からは裂石・落合行きと西沢渓谷行きが出ていて、バスはどちらも8時半出発。ところがバスを待つうちに両路線の利用状況に大きな違いがあることがわかった。西沢渓谷行きに長い行列ができているのに対し、落合行きは出発時刻間近になっても10人ほどしか並ばなかったのだ。11年前に利用したときにはバス車内は立錐の余地もないほど混んでいた記憶があるから、上日川峠へのバス路線開通により如何に乗客を奪われてしまったのかがわかる。

西沢渓谷行きのバスは2台やってきたのに対し、落合行きは5分ほど遅れたにもかかわらず立客も無く出発する。駅を出て甲州市役所を回った後は重川沿いに開かれた青梅街道(国道411号)を只管登っていく。11年前に一度使っただけにしては見覚えのある光景が続く。それだけ印象に残ったのかあるいは変化がないということなのかもしれない。大菩薩峠登山口バス停(裂石地区)を過ぎると本格的な山岳路線となり、人家はほとんどない。この落合行きのバスだが、「山の写真集」の金森さんの記事(2011年9月24日大菩薩嶺から柳沢峠)によると1980年代に裂石~落合間は一度廃止となり、2011年に路線が復活したとのことだ。栄和交通大菩薩上日川峠線の開通による利用客減少に対応するための苦肉の策ではあるのだろうが、ボクのような公共交通機関派には有難い話だ。

ループや九十九折りを経てようやく柳沢峠(1472)に到着する。明治期に車道を通しづらい大菩薩峠に代わって開削された峠であり、現在の青梅街道の最高所である。公衆トイレと売店があり、駐車スペースも用意してあるため、多くのライダーやドライバーが憩っていた。峠の東屋からは富士山も望めてちょっとした観光地となっている。

(柳沢峠から富士山を望む)

バス停の向かいから登山道が延びる。当面の目標である丸川峠は1670m強だから標高差は200mほど。地形図を見た感じだと距離が長く巻道も多いので、さほど苦しむことなく峠に辿り着けそうだ。広葉樹の森を緩やかに上がると尾根を越える所で獣除けのフェンスに阻まれる。一瞬困惑したが、紐で結わいて入口を閉めているだけだ。フェンスを開けて入り道なりに下ると「ナラ坂」と書かれた道標がある。傍には案内図があり、道なりに行けばブナの巨木があるという。斜面を横切るように付けられた道は歩きやすく、東京都が水源地として管理しているだけのことはあるなと感じさせられる。バス停を出発して20分ほどでブナの巨木が見えてきた。なかなか大きな木だが、ブナの場合これで巨木という扱いなのだろうか。

(バス停とは反対側から山道に入る)


(まずはミズナラやブナの多い森を行く)


(獣除けのフェンスを抜けるとナラ坂の道標がある)


(案内板 これをじっくり回るだけでも1~2時間はかかるだろう)


(こんな具合にトラバース道が延びる とても歩きやすい)




(ブナの巨木)

緩く尾根を登り上げるとちょっとした小広いスペースに「梅ノ木尾根」と書かれた道標が立っている。地形図上だと北に道型が分岐している辺りだが、このときはあまり現在地把握については気にしなかった。終始アップダウンの少ない楽な道が続き、六本木峠以外の分岐を気にする必要性は無いと思っていたからだ。この分岐を過ぎると六本木峠まで苔生した道が続く。ブナやミズナラが多い森なので、地中に水分が十分蓄えられているのだろう。梅ノ木尾根分岐から15分ほどで六本木峠に到着。標高は1600m強といったところで、丸川峠まではほとんど登らされることもなさそうだ。

(梅ノ木尾根へ向かって この辺りも相変わらず歩きやすい)


(梅ノ木尾根)




(六本木峠へ近づくにつれて苔生した道となる)


(六本木峠)

丸川峠を越えて大菩薩嶺へ
小さな尾根を越えて道が左へ折れる辺りに丹波山と書かれた標識がある。甲州市と丹波山村との境に差し掛かったようだ。道が緩やかで現在地が把握しづらいので、こうした人工物はしっかり確認していったほうが安心だろう。1706m峰は東から大きく巻く。斜面の広く緩やかな所に道が付けられているので、巻道にありがちな転落の恐怖は全く感じない。大石がやや多い点にさえ気を付ければ転倒の危険はほとんどないだろう。東京都水道局の紅白の杭が見えてくれば尾根に乗る。ここから丸川峠北の小ピークに差し掛かるまでは尾根上を進まなければならないので、多少これまでよりはアップダウンをこなしていかなければならない。

(甲州市と丹波山村との境にいるらしい)


(1706m峰は東から巻く)




(1706m峰の巻道は苔生している)


(紅白の杭が見えてくると尾根に乗る ここから少々アップダウンがある)

予想通り結構アップダウンが多く、じわじわと体力を奪われる。その上、台風接近により森の中は蒸し暑く、また羽虫の類がやたらと多い。立ち止まって休憩もできないので、どうしても無理して先へ進まざるを得ない。歩きやすいが変化の乏しい道を歩いていくと何の変哲もない所に「天庭峠」と書かれた道標が立っている。峠道らしき痕跡は見当たらなかったので、峠としての機能が失われてから相当の月日が経過しているのかもしれない。

(天庭峠)


(歩きやすい尾根道 時間が気にならなければのんびり歩きたい所)

天庭峠から10分ほどで寺尾峠に着く。ここも特に峠らしき痕跡はない。ただここから先、尾根を外れて巻道を行くので、現在地を比較的把握しやすい所といえる。巻道を進むとやや年上の男性をすれ違う。丸川峠は近いか尋ねると「あと30分くらい」といわれる。そんなにかかるのかとビビッてしまったのだが、実際には10分ほどで峠に着いてしまった。1706m峰の巻道で見かけたような苔生した森を進むと前方に明るい草原が見えてきた。11年ぶりに丸川峠に到着だ。柳沢峠から2時間弱での到着なので、「山と高原地図」のコースタイムよりもやや早かった。それだけ歩きやすい道だったといえるが、その割には道中出会った人は3人だけだった。展望はないものの、植生豊かでのんびり歩くに良い所だった。綺麗な紅葉も期待できそうなだけにもう少し歩かれても良いように感じた。

(寺尾峠)




(寺尾峠を過ぎるとしばらく巻道が続く 若干道が細い所もある)


(丸川峠が見えてきた)


(峠は四差路になっている)


(丸川峠と丸川荘)

丸川峠は丸川荘を中心によく整備された草原となっていて、休憩をしている登山者も多い。裂石側に丸川峠の入口に駐車スペースがあった記憶があるので、裂石地区のほうから登ってくる人も多いのだろう。時間は11時を過ぎているがあまりお腹は空いていないので、カロリーメイトを一袋だけ食べてすぐに出発する。峠の南側にやって来ると開けた谷の向こうに雲で覆われた富士山の頭だけが見えた。

(この辺りから富士山が見える)


(丸川峠からの富士山)


(丸川峠パノラマ)

丸川峠から大菩薩嶺までの標高差はおよそ380m。「山と高原地図」のコースタイムは1時間半なので、それなりに厳しい行程だ。11年前に歩いたときも結構苦しんだ記憶がある。まずは急斜面の草原を登る。9月上旬ということもあり、日陰のない草原はかなり暑い。森に入ると傾斜は緩み、尾根の北側を巻きつつ徐々に高度を上げていく。紙の地形図(柳沢峠・大菩薩峠)だとこの辺りで分かれるため、地形の把握がしづらい。そのため歩く部分だけをコピーして切れ目のないよう貼り合わせておかなければならないのだが、どうしてもそうした事前の作業はサボりがちだ。

(丸川峠を見下ろす 草原の中は結構な急坂)


(森に入るとしばらくトラバース道が続く)

予想と記憶に反して急な道は現れず、山頂手前の九十九折が始まる。石がゴロゴロとしたやや歩きにくい道だが、それほど傾斜はきつくない。残り標高差が100mほどしかないのだから、道が余裕を持った作りになっていたとしても不思議ではない。尾根に出れば山頂まであと少し。ややジグザグ気味に登ると多くの登山者が憩う大菩薩嶺頂上(2056.9)に到着だ。結構広い山頂だが展望はない。コメツガと広葉樹が混じる森を唯々楽しむルートなのだ。

(意外と緩やかな道だ)




(再びトラバース道になる 若干傾斜は急だが、九十九折なのできつさは感じない)


(尾根に出た ここまで来れば山頂は間近)




(大菩薩嶺頂上)

人混みの大菩薩峠を下る
大菩薩嶺の山頂から南へ下る。途端に大勢の人とすれ違う。前回大菩薩嶺を訪れたのは10年前だが、その頃よりも混み合っているように感じる。泥濘の多い樹林帯の尾根を進むと南側が大きく開けた雷岩に出る。唐松尾根の分岐でもあり、そちらから登ってくる人は多い。大菩薩湖を取り囲む山々と甲府盆地の眺めが良く、雲がかかっていなければシンメトリーの富士山も眺められる所だ。雷岩を越えると賽ノ河原から小金沢連嶺にかけての展望が広がる。親不知ノ頭辺りまでは草原が広がっているのが見え、この先も展望が良いことがよくわかる光景だ。

(泥濘の多い緩やかな尾根)


(雷岩)


(大菩薩湖)


(塩山の町 奥は甲府盆地)


(唐松尾根の頂上からのパノラマ 雷岩からもこんな感じで見える)


(雷岩を越えた辺りからの眺め)

神部岩へと下ろうとすると若者グループが道の途中で屯している。何事だろうと観察していると彼らの視線の先に鹿がいる。鹿自体は奥秩父や大菩薩ならそれほど珍しくはないが、これだけ多くの登山者がいるにもかかわらず全く逃げもしない。しかも傍に犬連れの登山者がいて、犬が盛んに吠えているのだが気にする素振りも見せない。あまりにも人馴れしているのが少々気になった。人の多い神部岩(2000)は立ち止まらずに通過し、妙見ノ頭の南西を巻いて賽ノ河原へと下りてくる。砂利が剥き出しの広場に荒天時の目印となる石積み(ケルン)がいくつかあり、日本人がイメージする三途の川の河原に確かに近いといえる。

(鹿 全く逃げない)


(賽ノ河原へ向かって 以前より歩きやすくなった印象がある 道が広くなったか?)


(神部岩)


(神部岩からのパノラマ 左側の草原が広がる辺りが妙見ノ頭から親不知ノ頭にかけての尾根)


(賽ノ河原 かつてはここが大菩薩峠だったという)


(雷岩を振り返る)


(富士見山荘への道)

賽ノ河原から登り返したピークが親不知ノ頭。360度の展望が広がる広い山頂で、南は雷岩と同じく大菩薩湖周辺と甲府盆地、北は雷岩から賽ノ河原を見渡すことができる。親不知ノ頭からは見晴らしの良い急な岩尾根を下る。疲れの出始めた身体には少々厳しい。下りきった鞍部が小説のタイトルにもなった大菩薩峠(1897)だ。峠に立つ介山荘の前はごった返していて、のんびり休んでいける雰囲気ではない。介山荘の手前からは西に展望が開けており、大菩薩湖を望むことができる。東には小菅・丹波山へ下る峠道がある。かつては賽ノ河原辺りが峠として使われていたというが、地形図を見た限りでは現在の峠道のほうが歩きやすい道なのではないかと思う。

(親不知ノ頭)


(東西に広い山頂で双耳峰っぽくもある)




(親不知ノ頭西のピークからの眺め ほぼ360度の展望といってよいだろう)


(親不知ノ頭東のピーク)


(親不知ノ頭の道標がある辺りから見るのが一番雷岩付近を眺めるのに良い)


(岩尾根から大菩薩峠を見下ろす)


(大菩薩峠 人が多い)


(大菩薩峠からは西側に展望が開ける)

上日川峠を経て大菩薩の湯へ下る
介山荘の建物の間を抜けると休憩舎があり、その脇から上日川峠へ峠道が下っている。大菩薩峠を訪れたのは今回で3度目だが、この峠道を歩くのは初めてだ。峠道に入ると綺麗に整備された砂利道が続く。道幅も広くまるで道路みたいなものだ。歩きやすい道だが土の道のような柔らかさがないので、足へのダメージが意外と大きい。のんびり歩きたい道でもないので、勢いに任せてどんどん下る。途中鹿の親子が姿を見せてくれたが、他の登山者が鬱陶しいのでそれに目もくれずに下っていく。

(大菩薩峠に立つ休憩舎 介山荘が混んでいるときはこっちで休んだほうが良いかも)


(大菩薩峠から上日川峠への峠道 トレランの人が喜びそうな道だ)

地形図で破線が終わる辺りに勝縁荘が立つ。使われている様子は無いが、下にクルマが停めてあったので手入れはされているのだろう。ここから道は更に広くなる。一旦登り返すと富士見山荘が立ち、賽ノ河原からの道である富士見新道も合流する。この富士見新道、使っている人は見かけたことがないが、出入口はわかりやすい。ただ上日川峠から大菩薩嶺を周回するコースを取ると大菩薩峠を経由しづらくなるからこの道を使う人は少ないのだろう。

(勝縁荘 この先は更に道が良くなる)


(富士見山荘)


(賽ノ河原への道 富士見新道と呼ばれている)

多くの人が憩う広場が見えてくると福ちゃん荘に着く。10年前に両親を連れてきたときは結構高齢の御夫婦が営んでいた記憶があるのだが、今はどうなのだろう。福ちゃん荘からは舗装路が上日川峠へと下りている。土の道も傍を通っているはずだが、入口がわからなかったので、舗装路をダラダラと下る。ロッヂ長兵衛の綺麗な山小屋が見えてくれば上日川峠に着く。駐車スペースはバス・自家用車で占められていた。ここからバスに乗ってやまと天目山温泉に下ってもいいのだが、ここの駐車スペース及び山頂付近の状況を考えるとかなり混み合いそうだ。裂石地区を目指すとしよう。

(福ちゃん荘 ここも人が多い)


(舗装路が上日川峠へと下る)


(ロッヂ長兵衛 意外と人は少なかった)

ロッヂ長兵衛の前を通って少し進むと森の中を山道が下っている。11年前に歩いたときは歩きやすかった記憶がある。山道は一応整備が入っているらしく、下り始めは草が煩い所はない。ただ水抜きがされていない古い道のため、道の中心が洗堀している所が多いのが気になる。一旦林道に出た後は尾根を只管下っていく。ここも洗堀が進んでいる所が多い上に歩く人が少なくなっているせいか、所々藪っぽくなっている。疲れもあるのかもしれないが、以前ほどの歩きやすさは感じられなかった。

(ここから裂石に下る)


(林道に出るまではトラバース道が続く)

変化に乏しい尾根を下っているとベンチが見えてくる。珍しいなとは思ったが有難く休憩に使わせてもらう。地図ロイドで現在地を調べてみると1350m付近にいるらしい。去り際に振り返って写真を撮ろうとしたところ、ここが第二展望台であることに気付いた。千石茶屋のある辺りが1100mくらいだからまだ大分残している。相変わらず洗堀の進んだ道を下っていると水の流れる音が聞こえてきた。芦倉沢などの沢筋に挟まれた尾根なので、それらから聞こえてくるのだろう。20分ほど下ると簡易舗装の道に出る。ここまで来ればほぼ下界だ。道なりに行くと上日川峠から延びる林道との合流点に千石茶屋が立つ。11年前に訪れたときは廃屋寸前の建物という印象だったが、今は綺麗に改装され、行楽客で賑わっていた。今回の山歩きで一番驚かされた変化かもしれない。

(道はそれなりに整備が入っているようだ 状態の良い所を撮っている)


(第二展望台 全く展望はない なお第一展望台の位置はわからなかった)


(こんな具合に抉れた所も多い 藪が無いだけまだ良い)


(千石茶屋)

合流点のすぐ先で近道となる山道に入り、10分と経たずに丸川峠入口に着く。駐車スペースがあるので、ここを基点に周回コースを取る人も多い。丸川峠入口を過ぎればミネラルウォーターの工場や民家、温泉(営業中だったが入浴していく勇気はなかった)などが現れ、雲峰寺を見送れば、朝見かけた番屋茶屋のある大菩薩峠登山口バス停に着く。まだ15時半なのでこの先の大菩薩の湯で入浴していく時間はありそうだ。国道に出て下っていくと温泉の看板が見えてくる。やや長いアプローチを下ると大菩薩の湯に到着だ。

(裂石への近道 ここは傾斜も緩く歩きやすい)


(丸川峠入口 右手に駐車スペースがある)


(大菩薩峠登山口バス停に立つ番屋茶屋 温泉に入っていかないならここでのんびりしていきたい)

綺麗な建物で雰囲気はやまと天目山温泉に似ている。料金は3時間で610円。やまと天目山温泉より100円高いが、こちらの利用客はマイカー利用者中心のようで、館内は比較的空いている。泉質(高アルカリ泉でヌルスベ系)やお風呂の造り、休憩室などもやまと天目山温泉によく似ている。今日は暑く、熱中症気味だったので、源泉風呂(水温は30℃くらい)に長居してしまった。風呂を上がり、のんびり土産物を物色していると外でバスのアナウンスが聞こえてくる。スマホで時刻表を調べると16時40分発が既に来ていたのだ。これを逃すと18時33分まで待たなければならないので、急いで荷物をまとめて外に出る。ギリギリセーフ。バスは夕暮れの塩山の町を下り、塩山駅に着いた頃には薄暗くなっていた。駅前の土産物店で物色するが期待していたブドウなどの果実はなかった。秋の山梨に来たというのに少々残念だ。買い物を終え、ホームに下りると電車はすぐにやって来た。朝とは異なり車内は空いていた。席に着くなり、4か月ぶりの山歩きの疲れが出たのか、すぐに寝入ってしまった。

DATA:
塩山駅(山梨交通バス)柳沢峠バス停9:21→10:09六本木峠→10:43天庭峠→10:55寺尾峠→11:13丸川峠11:20→12:32大菩薩嶺(2056.9)→12:42雷岩→13:10賽ノ河原→13:14親不知ノ頭→13:25大菩薩峠(1897)→13:54福ちゃん荘→14:07上日川峠(ロッヂ長兵衛)→14:38第二展望台→15:05千石茶屋→15:14丸川峠入口→15:28裂石地区(大菩薩峠登山口バス停)→15:40大菩薩の湯(山梨交通バス)塩山駅

地形図 柳沢峠 大菩薩峠

トイレ 柳沢峠 丸川荘(利用料100円) 大菩薩峠 上日川峠

交通機関 
西武新宿・国分寺線 新所沢~国分寺 237円(往復)
JR中央線 国分寺~塩山 1490円(往復)
山梨交通 塩山駅~柳沢峠 800円  大菩薩の湯~塩山駅 300円

大菩薩の湯 3時間利用 610円

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9年ぶりの小金沢連嶺 平成30年10月7日(やまと天目山温泉について言及しています)

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