ウクライナが生物兵器を開発している、というのが今日の問題点。
アメリカが開発していても問題にされないのに、アメリカやEU諸国を除く国々、とくに中国やロシアがやっていれば問題視され、すぐ騒ぐ。
今、日本にとって重要なのは、なにが問題点なのか考えることだ。
現在、ロシアからの魚介類が入らなくなったのか、豊洲市場では魚介類が暴騰して、首相が自ら出向く、という、太平洋戦争中に東条首相が庶民の現状を知るためにゴミ箱を覗くのと同じ事態となってしまった。
魚介類の多くをロシアから輸入している日本にとって、これは核兵器とは次元の異なる問題である。
天然ガスの供給の多くをロシアに頼っている日本で、もし発電量が不足して、エレベーターがとまったら、首都圏は崩壊する。
なぜなら、田舎と違って、都会は住民が垂直的に暮らしているからである。
ロシアは、資源・食料大国であり、そう簡単には困らない。
国民の生活水準も、日本のように派手派手でない。
というのも、こういう私も、今日は寿司にしようとか思ってデリバリーを考える。
田舎の一農村民ですらそうなのに、まして都会は、フランス料理とかいろいろ食生活が華やかであるみたいだ。
ほしがりませんとか以前の問題である。
都会が華やかなのは食生活、そして服飾のせいもある。
農村では、もんぺはあまり見ないが、個人的に服はどうでもいい。
ロシアが日本に輸出しないとすればどこに行くかというと、中国だ。
せっかく、日本とロシアは仲良く微妙にしているのに、鉈で関係をすぱっとしかも日本から切っていいものであろうか。
いい加減に、日本こそ戦後の冷戦体制の束縛を脱して、新たな歴史を開く、小さくともその原動力になるべきである。