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屋久島喫茶日記 育児編

自家焙煎珈琲と古書の店「一湊珈琲焙煎所」

スウェットから、パンツへ

2011-04-22 15:12:08 | 今日の息子
父が着古したスウェットの袖をちょきちょき。
くっつけて、ゴムを通していっちょあがり。
ちと短い。

チャンピオンのスウェットにも色々あって、以前作ったものは生地が厚すぎて、乾き辛い。今回のは、チャンピオンにしては、薄手で、息子のパンツにぴったりでした。
既製品を重ねて裁断すると、失敗なし。切りっぱなしでも意外とほつれません。

生まれる前に手ぬぐいで作った浴衣以来。
ミシンのお古を貰ったので、あれこれ縫ってみました。
こりゃ便利。こんなに高機能になっていたとは。糸まで通してくれる。

まだ使えるあれこれだって、じょきじょきハサミを入れたくなっちゃうってもの。

チャンピオンのマークは「ロケット!」らしい。

3歳児の弁当箱の続き

2011-04-08 22:01:11 | 今日の息子
3歳の新学期から、弁当箱にごはんだけ詰めて、登園しています。
おかずは給食。

手作り箸袋は、使い辛そうだったので、お下がりのアンパンマン箸箱にしました。
そもそも、箸袋って汚れるので、1枚じゃ足りないのね。洗い替えが必要なのであった。

地味~なステンレスの弁当箱に貼る、防水ステッカーも探しましたが、150円のステッカーに、送料800円であえなく断念。
ハブラシの記名保護の要領で、普通のトミカシールにメンディングテープを重ね簡易防水。
毎日洗ってますが、今のところ問題なし。安いので、くたびれたら、気軽に貼り替えられます。

息子に文句を言われたわけではありませんが、地味過ぎてかわいそうかなぁ、人と同じがいいのかなぁ、などと、考えてしまう。

キャラクターやプラスチックが嫌だというわけではないのです。
機能的で長く使えるものを手にして欲しいという親心。毎日使うものは丈夫でなくちゃね。
このステンレス弁当箱、パッキンの部分まで洗いやすく乾きやすい。かぶさるだけのフタにゴムバンドを付けて、ごはんだけだから、汁もれの心配もなし。3歳児にも開け閉めしやすい優れものなのです。

今年度から、歯磨きコップもステンレスにしてみました。プラスチックは、傷が付きやすく、その傷にカビが生えやすいもので。そちらには、はしご車のシールを。

待機児童になりました。

2011-04-03 15:03:35 | 今日の息子
3月10日、役場から届いた一通の封書。
保育園3年目にして初めての、不合格通知なのでした。

あれこれ周囲に訊ねると、自営業者は不利とのこと。
合格している自営業の両親を持つクラスメイトと、我が家の違いは、町内に祖父母が暮らしているという点。
これがマイナスポイントだったのかなぁ、など、悶々としてもらちが明かない。
いつ明けるとも知れない待機勧告に、店の業務を縮小して待つわけにもいかんなぁ、ということで、急いで幼稚園へ。

息子には「『幼稚園から、お兄ちゃんになったから、来てください』ってお手紙が届いたよ」「幼稚園バスで行くんだよ」と言い含め、入園手続きを済ませ、4月12日に控える入園式のため、急ピッチで準備を進める。

制服や道具箱に名前を書き、通販で上履きや大人用のスリッパ、お弁当のレシピ本を注文し、ローズテーラー(宮之浦)で手作りバッグ用のキルティング布を求める。

いよいよ、保育園最後の3月29日。
赤ちゃんの頃から、家族のように育ったクラスメイトや、担任ではないのに息子の名前をすぐに覚えて、丁寧に接してくださった先生、職員の方々との別れ。しかし、悲しむ姿を息子に見せてはいけないと努めて平静を装いつつ挨拶をしていたら......。

飛んできた主任の先生が、「保育園、来られることになりましたよ!!!」
「......」
なんと、晴れて待機の順番が巡ってきたのでした。

その後は、幼稚園に謝罪。慌てて進級の準備。
息子には「もっとお兄ちゃんになってから幼稚園にいこうか」とごまかし。
4月1日からは、保育園で仲良しさんたちと進級しております。
ふぅ~。

その後、気になって調べたところによると、3月29日に入園が決定したのは、10名。
全園児の1割以上。
その理由として、転入してくる公務員のために、ギリギリまで枠を空けてあるため、とのこと。
そもそも、転入があれば、転出もあるし、保育園と幼稚園の最大の違いである「日祝預かり」を利用するのは、公務員よりも、サービス業に従事している家庭ではないかと思うのですが。

ちなみに、幼稚園は、とってもステキなところでした。
月に2000円プラスするだけで、18時まで預かってくれるし、1日300円で土曜日も預かってくれるし、海を見渡せる広い庭には、息子が喜びそうなダイナミックな遊具もいっぱいあるし、サッカーチームや親子読書サークルも。
謝罪に伺った際も、とても快く対応してくださいました。

来年再来年はどうなることか、自営業である限り、当落線ギリギリにいることは、変わりません。

それは一湊川がまだ深かった頃の話

2011-03-08 20:32:06 | 今日の息子
見上げた水面の美しかったこと。
とは、幼い日のじいちゃん。

そのまま、少年じいちゃんは川底へ。溺れながらも、はっきりとそう感じたことを覚えているそう。
水汲みや洗濯、川辺に人々が集っていた時代、近くにいた青年に助けられ、ことなきを得たそうですが、25年ほど後...

熊毛郡のスポーツ大会で、乗り合わせた男性と話してびっくり。
いのちの恩人である元青年だったのである。
就職で島を離れ、当時は西之表市在住。

さらに、驚いたことに、溺れる少年を助けたことを本人はすっかり忘れていた。

戦後間もない一湊では、川遊びで溺れかけた子どもをすくいあげることなど、珍しくもなかったのかもしれない。
こうして、少年たちは、なんども死神の手をすり抜けて大人になっていったのだ。
川は恐ろしいところ、海は恐ろしいところ、山もまた恐ろしいところ。

何度も絡めとられそうになりながらも、細々といのちをつないできた不思議。


息子の3歳の誕生会で「人生初の記憶は」という話をしていた時のひとコマ。
じいちゃんが、強烈すぎて、他の人の話が飛んでしまった。


屁理屈こねつつもオムツして、おっぱい飲んでる3歳児。
ケーキのロウソクを吹き消す時に、思わず手で仰いでました。仏壇感覚!

日曜日が待ち遠しい!

2011-02-19 16:09:54 | 今日の息子
子育てしてて、よかったと思うことのひとつに、おもしろい絵本との出会いがありますが、アニメも然り。

息子がいなかったら、アードマン・アニメーションズの「ひつじのショーン」の放映に気付かなかったかも。
大好きだ。好きだ~
息子もゲラゲラ笑ってますが、私も毎週楽しみにしています。

劇場で観た「ウォレスとグルミット 危機一髪!」のショーンにこんな形で再会できるとは。
毎週日曜の朝7時から、1話7分のアニメが3本。
アードマンならではの、ちょっとビター、それでいてこころ優しいストーリーが胸を打ちます。

このちっちゃいけれど、勇敢で賢いってキャラクター。
「おはなしのろうそく1」(東京子ども図書館)に出てくる「かしこいモーリー」以来、ずっと好きだなぁ。

羊たちの見張り役、犬のビッキーが、カゴに布を敷いて、水筒とマグカップを入れたの持ってたり、飼い主がパジャマの上に厚手のアラン編みのニットを着てたり、朝食のテーブルに薄切りのカリカリトーストを立てたトーストラックがのってたり、作り込まれたディテイルも。

日曜日が待ち遠しい!

背徳のまめまき

2011-02-04 14:30:31 | 今日の息子
投げた豆を、慌ただしく拾い集める息子。
普段、「食べ物で遊ぶな」と叱る大人が、豆をまき散らす様に困惑。

確かに、豆まきの喜びって、このちょっと悪いことしてる感、食べ物を粗末にしちゃってる感なのかもしれません。
わーわー、大人になっても豆まきはたのし。

我が家の豆まきは、殻つきの落花生。
夫に指摘されるまでは、ポピュラーなものだと思っていましたが、ネットで調べると、北海道、東北、南九州の風習みたい。北国はともかく、南九州は、大豆より落花生が手に入りやすかったからかな。

恵方巻もやりました。
家族で黙って太巻の一本食いなんておもしろイベント、参加せずにはいられません。
鶏そぼろとホウレンソウを巻いたのですが、ひき肉がぽろぽろこぼれて食べ辛かった。
こんどは、こま切れ肉で。

保育園で息子が作った鬼の面は、なぜか笑い顔。
黄色い絵の具は、本人セレクトです。

はじめての登校拒否

2010-12-28 16:15:45 | 今日の息子
息子が登校拒否。正確には登園拒否。
おいおい泣いて、園に着いても母から離れない。
前日から何度も「もうほいくえんいかない」。

虫の居所でも悪いのかと、気にしていなかったのですが、翌日も、また翌日も。
「いかない、いかない」
理由をきくと、「おともだちのかぜがうつるから」「おばけがおやつをたべちゃうから」などなど、その中に「きゅうしょくのまえに、(仲良しの)●●くんをぱちんした」という言葉が、3回でてきて、どうやらこれか。

しかし、相手は2歳児、そんなに何日にも渡って遊ばなくなったり、仲間はずれにしたりするものかしら。
いやいや、最近の2歳児は早熟なのかも。
先生に尋ねても、原因は思い当たらないとのこと。
悶々と落ち着かない気持ちを抱えていたら、あっさり解決しました。

なんと、ぱちんした相手が、保育園を休んでいたのです。
遊んでないはずです。

仲良しさんが保育園に復帰したら、いつもの息子に戻りました。
はぁ、心配した。

ぱちんした翌日から休んだので、息子は自分のせいで来なくなったと勘違いしていたのかもしれません。
ぱちんしないに越したことはないのだけれど、ぱちんしても、ぱちんされても、悲しくなったりしちゃうのね。

クリスマスの朝

2010-12-26 14:34:49 | 今日の息子
「クリスマスプレゼントいらない」問題が、落ち着いたかと思いきや、クリスマスが近づくにつれ、「サンタクロースこないよ」と何度も繰り返す息子。
意地っ張りなのである。

息子が数ヶ月前からリクエストしていた品は、大きなダンプカー。
昨年貰った、またがって操作するタイプのユンボ(パワーショベル)で、ブロックをすくって、ダンプカーの荷台に積む、という作業に憧れているらしい。パソコンの動画で、遊ぶこどもの映像を観たのだ。
サンタクロースのエージェントを務めるじいちゃんに、画像をみせ要望を伝える。
電池不要の昔ながらのダンプカー。

クリスマスイブ当日。
枕元に立つはずのサンタクロースは、予想外に保育園に登場。
「ユンボもってきてないよ」と呪文のように繰り返す息子(先生談)。
リクエストと違うバズルと塗り絵のプレゼント。戸惑いの2歳児です。

その夜も「サンタクロースこないよ」とつぶやきつつ眠りにつく息子。
もしや、知らないおじさんに枕元に立たれるのがいやなのか。
こうなってくると、もう屋久島のなまはげこと、トシノカンサァ(年の神様)並みの拒絶ぶり。
図書室のクリスマス会に登場したサンタクロースも「宮之浦岳から来ました。もうすぐお正月、インフルエンザに気をつけて、おじいさんみたいな白髪になるまで長生きしてね」と言っていたし。
長寿を祝うキリスト教以前の冬至の神様、サンタクロースなのである。

あくる朝。
「サンタさん来てるよ」と起こすと、目を閉じたまま「サンタさんはこないよ」。
強情なのである。
目を開け、ダンプカーの存在を確認して「はっ!」。
トイレにも連れていくほど、愛でています。

浅草の昔ながらの玩具メーカー寺井商店のダンプカーは、本物さながらに、低い音を立ててゆっくり荷台が立ち上がる優れもの。座席のドアも開きます。
その他、熊本の鶴屋百貨店で握って放さなかった工具セットも並んでいたのでした。

そして、おゆうぎ会

2010-12-17 14:34:05 | 今日の息子
「クラスで練習しているときは、踊れるのに、全体練習だと下を向いてモジモジしちゃうんです」という先生のお言葉。スーパー照れ屋な息子らしい。
前回も舞台から親を見つけるやいなや、天を仰いで号泣だった息子。
今年は、「泣かなければ上等」という気持ちで観にいったのですが、意外や意外、若干フライング気味だったものの、舞台を立派に勤めたのです。

はぁ、まったく意外。
またもや、親の知らない別の顔を覗いた気分。
けっこう、周囲に気を使う人だったのね。マイペースな一人っ子だと思っていたら、いろんな顔があるものです。
息子のこと、ついついなんでも知ってる気になってしまうけど、親が知ってるのは、ほんの一面。
妊娠中、エコー画面を見たときのように、息子は息子の人生を生きているのだなぁと、しみじみしました。

最後は、大きな耳をつけてみんなで「ミッキーマウスマーチ」。
思うところあって、「これなに?」と訊ねられても、「ねずみ」と答えてきた父母。
こちらの方も、親のコントロールなんて、とうの昔に効いてはいないのでした。

帰りの車内で「はぱ(父)どこにいたの?」「じいちゃんとばっぱんとおかあさんはいたよ」と疑う息子。
皆、バラバラの位置から見ていたため、舞台上から父だけ見つけられなかったらしい。
「ちゃんといたよ~」といっても、いまだ「どこにいたの?」「いなかったよ」と疑い続ける息子なのでした。

今年の嘔吐下痢症は、

2010-12-16 15:43:04 | 今日の息子
やってきました嘔吐下痢症。
39度近い熱で、保育園を早退。
帰りの車で嘔吐。

お腹は減るらしく、あれこれ食べたがって、ちょっとでも与えると嘔吐。
高熱のため眠たいらしく、2、3時間昼寝して、起きてちょっと嘔吐を繰り返す。
念のため、タオルを敷いた上に寝かせ、枕元にもたくさんのバスタオルをセット。
おっぱい飲んでは吐いていた、新生児の頃を思い出します。
意外なことに、この日ははらぺこのまま朝までぐっすり、夜が開けるとすっかり熱も下がって、元気になってました。

翌朝は、食べたがる息子をなだめながら、おそるおそる少しずつ食べ物を与える。
30分ずつ、間隔を空けながら、少しずつ。
そんなこんなしているうちに、普通便。
食べ物も身体に回ってきて、どんどん元気になって、今回はまったく、あっけない嘔吐下痢症でした。

半日後に、ぴちっと少しだけ下痢便がでましたが、いたって元気。
父母にもうつらず。
たまたま、このウイルスの症状が軽かったのか、息子の免疫力が上がったのかは不明のまま、なのである。