屋久島喫茶日記 育児編

自家焙煎珈琲と古書の店「一湊珈琲焙煎所」

1歳児の弁当 遠足編

2009-05-26 15:15:10 | 今日の息子

週末は楽しみにしていた親子遠足。
それにしても1歳児の弁当って何をいれればいいのか。普段ご飯と味噌汁に、大人のおかずをちょっと取り分けるという豆太郎の食生活。好物は麩や豆腐のみそ汁に煮魚...、弁当というにはあまりに。
ネットであれこれ調べた結論は、

その1、手でつかめる
その2、食べ慣れたもの
その3、炭水化物さえあれば

ということで、ミニミニサイズの16穀米おむすび、レンコンとゆで鶏の和え物、小松菜の塩茹で、マッシュポテト巾着、シラス入り卵焼き、ズッキーニのナムル、花型人参の甘煮をジップロックのタッパーに詰めて。おばあちゃんから届いたメロン、肥後グリーンがあったので、保冷剤替わりに凍らせてデザートに。

近ごろ、無人市にズッキーニが並んでいるので、ズッキーニ料理をいろいろ試してます。
結局、グリルで焼いてオイルと塩をかけたのが一番美味しいような。
お米は、熊本の無農薬玄米を五部搗きにしたもの。みみ商会(宮之浦)で5kgづつ搗いてもらってます。
豆太郎が本格的に食べはじたのを機に、五部搗き米にしてみました。あらゆるものが原形をとどめたまま排出される豆太郎の腸に、玄米はまだまだハード。白米のもちっと感と、玄米の香ばしい旨味のいいとこどりで美味。食べ過ぎてしまう。

当の豆太郎はというと、「まんままんま」といいながら、おむすびを立て続けに3個、ゆで鶏ひと切れ、レンコンひと切れ、小松菜ひと切れ、人参ひと切れ、卵焼きひと口。ご飯以外にはあまり関心を示さなかったのでした。
次の機会には、ご飯におかずを混ぜ込む方式でいくか。

我が家のケロロ軍曹、壁に開いた穴を発見。
石と棒が大好きな豆太郎。次々、大小の石を拾ったり、枝をひきずったり、公園は好物の宝庫でした。

斉藤たま『落し紙以前』(論創社)

2009-05-23 16:43:16 | 屋久島喫茶日記
タイトルからわかるように、「落し紙」=「トイレのちり紙」以前に、日本人は何でお尻をふいていたのか、という本です。
町の図書館でタイトルに惹かれて手に取った本ですが、久々にとても好きな書き手を見つけた気分。

「肉が厚めの柿の葉は落ちる時にも少しの重みを加えて直線的にさらりさらりこぼれ散る。」という書き出しで始まる「柿」の章。そぎ落とされたすっきりした文章は、読んでいて気持ちがいい。各地を旅しながら、いぶかしがる地元のお年寄りから話を聞きだしていくそのやりとりもおもしろい。厳しさとユーモアの向こうに、少しだけ見え隠れする優しい心。美学のある人というのはこういう人を指すのかな。
この本によると、平成に入っても尚、紙以外を使っていた人はけっこういたそうな。
なにか大切なものから切り離されていくような、心細くなる話。日本人を取り囲むあらゆるものが、高速で変化していった戦後。ゴミなどなかった祖母世代に、現代のゴミの分別を要求したって、無体というもの。思えば遠くへ来たもんだなのです。

寡作ではあるが、屋久島の紀行もあるらしい。入手せねば。

「肩とへそを隠せ」赤ちゃん服の1年

2009-05-16 14:23:53 | 母の買い物貰い物
衣類は9割が、お下がりや貰い物。ありがたい。
その中から、冬生まれの豆太郎に使ってみた感想など...。

最初に揃える衣類は、短肌着とコンビ肌着とツーウェイオールの3種。
身長50センチからのスタートです。
新生児用の肌着はリボンで結ぶものが多く、寒い中もたもたして、号泣されること頻り。
結ぶ箇所同士でリボンの色が揃っていたり、重ねる肌着の色が違っていたりするタイプは、スムーズに着せられました。
お乳を吐いたり、しっこをとばしたり、おむつのすき間から漏れたり、着替えは何枚も必要です。
事前に肌着を重ねてたたんでおく方法は、助産院で習いました。
また、新生児用の肌着は、縫い目が肌に触れないように裏返したような格好で着せます。これは、ばあちゃん世代にはなかったスタイルらしく、中高年の方に「あらっ」と何度か驚かれました。

また、ちょっと高めの子供服ブランドファミリアのコンビ肌着。おばあちゃんに貰ったこの肌着は、身体にぴったりフィットして、激しく動いてもはだけたりずり上がったりすることもなく、リボンも張りがあって結びやすく、吐き戻しが少なくなってからは、こればかり着せていました。薄手ながら、袖や裾もめくれづらく、襟元も詰まっていて、汗疹防止にも役立ちました。
汗やおっぱい、食べこぼしで襟元はよごれやすいので、冬だけでなく、夏の服も襟元が詰まったものの方がよいように感じます。

ツーウェイオールは、お出かけのときなどに肌着の上に着せる服。
当初、そんなこととは知らず、部屋ではもちろん、お出かけにも肌着姿をさせていた母。友人に「あら肌着!」と指摘されて初めて、そのことに気付いた次第。
「ツーウェイ」とは、1枚でワンピースにもズボンにもなるということ。足が縮こまっている新生児のうちはワンピースで、動きが激しくなる1カ月過ぎからはズボンとして使います。
成長してからは、1枚で春秋冬のパジャマとして使うこともできます。50~70という幅広いサイズ設定になっているものが多く、小柄な豆太郎は1歳頃まで、愛用しました。

夏場はコンビ肌着1枚か、前が全開する半袖半ズボンタイプのワンピース。
足の付け根から紙オムツのひらひらが見えてないと、お出かけ感が増します。
よく着せていたのが、前出した友人に貰ったプチバトーのワンピースとミキハウスのワンピース。ミキハウスは、派手なロゴの印象しかなかったブランドですが、立体的な裁断と丁寧な縫製は、ファミリアと同じく日本製。とても着せやすく動きやすそうで、使って初めて、見る目が変わりました。

半年過ぎて、支えがあればお座りできるようになると、頭からスポッとかぶせて股下でスナップ留めするボディスーツやワンピースも着せやすくなります。それまでのものと違い、ひもを結んだり、たくさんのスナップを止める必要がなくなるので、動きが激しくなってきた頃に重宝しました。意外だったのが、ユニクロのボディスーツ。生地がほどよく厚手で、襟ぐりもしっかりしていました。

秋冬は、長袖のボディスーツをベースに、ズボンを重ねたり、ベストやシャツやパーカーを重ねて。
ここで活躍するのは、意外なことに、大きめのTシャツやタンクトップ。60がジャストサイズの時に、90のTシャツやタンクトップをボディスーツに重ねて裾をズボンの外に出すと、お腹もすっぽり隠れ、見た目もなんだか大人っぽい。

そして今。
半袖日和が続いていますが、ノースリーブのボディスーツにズボンとTシャツが豆太郎の定番。Tシャツとオーバーオールも有り。そろそろ70が小さくなってきました。保育園のスケジュールに合わせ、外遊びの多い午前中は張りのある長めのズボン、お昼寝のある午後用に柔らか素材のズボンと使い分けています。
さらに暑くなったら、半袖のボディスーツにズボンにしようか。

「最初の一年でグンと成長して、あとはじわじわ」と聞きますが、豆太郎の場合、体重はともかく、身長は伝え歩きを始めてからグングン伸びました。

「肩とへそを隠しなさい」というのは、幼い頃に祖母から言われてきた言葉。
未だにしっかりと刷り込まれています。特に寝るとき。大人になって背くこともありますが、豆太郎のへそは守らねば。
暑い日でも、股下パッチンでバッチリ。あちこちよじ上ったり下りたり、抱っこされたりする豆世代は、上下分かれた服だと、すぐにおへそ丸出しなのです。親の選んだ服を黙って着るのは、あとわずか。そのうち自分で選びたがるようになるらしい。
ちっちゃくてかわいい赤ちゃん服のコーディネイトをできる日々を楽しまなくては。

5/16(土)19:30~大須賀先生を囲む会

2009-05-14 11:21:46 | 屋久島イベント情報
大須賀先生を囲む会~東洋の智慧とカウンセリング~
「人生において陰は必ずしも否定するべきものではなく、心の陰を大切にするとき、それはやがて光となる」(『いのち分けあいしもの』より)

日時:5月16日(土)19:30~21:00
場所:喫茶樹林2F サムズ(小瀬田)横上る
参加費:500円(お茶菓子・飲み物付き)

大須賀発蔵 おおすがはつぞう
1923年、長野県生まれ。
財団法人茨城カウンセリングセンター理事長。
華厳やマンダラの思想との関係に焦点を当てながら、東洋の智慧を産業・教育・臨床心理の領域に広く伝えることを悲願としている。著書に『いのち分けあいしもの』『心の架け橋』『陰は光に』(すべて柏樹社)、『ひびきあう心』(茨城カウンセリングセンター)、共著に『親鸞再発見』(聖文社)などがある。

初めての目やに(アデノウイルス)

2009-05-09 15:46:00 | 今日の息子
GW中にいらしてくださったみなさま、すみません。
家族で。正確には豆太郎、母、父、の順で寝込んでいました。

ある日、目覚めると目やにで豆太郎の片方の目が塞がっています。
これが恐怖のアデノウイルス?のはじまり。
その日の夜から、鼻水も豪快に出始めました。
熱はなく、機嫌もよいのですが、目やにが出ている間、保育園はお休み。
お散歩などもしながら、母と静かに過ごしていたのですが、5日ほど経った日の夜、母に悪寒が。

熱はありません。
翌日から、母も鼻水が出始め、さらに翌日からは咳や喉の痛みも。
「1歳過ぎていれば、授乳にも差し支えないでしょう」という薬局の方の言葉に拍子抜けしながら、久しぶりの痛み止めです。
それにしても、どうみても豆太郎よりも母の方が症状が重い。
「俺は平気」と言っていた父も、3日ほど後に同じ症状が現れ、じいちゃんまでマスク姿。
各々1週間ほどで全快しました。

アデノウイルスというのは、母の推測で、またまた病院には行っていません。
症状からネットで調べた結果、このウイルスの可能性が高そうだということ。
どうして、前回のロタウイルスは感染しなかったのでしょう。
これから梅雨に向けて、うがい手洗いを励行せねば。ということで、「薬用ミューズ」を買ってきました。
入園準備グッズに「薬用ミューズ」も追加です。

ちなみに病院に行ったじいちゃんも、治るまでの期間は同じくらい。