衣類は9割が、お下がりや貰い物。ありがたい。
その中から、冬生まれの豆太郎に使ってみた感想など...。
最初に揃える衣類は、短肌着とコンビ肌着とツーウェイオールの3種。
身長50センチからのスタートです。
新生児用の肌着はリボンで結ぶものが多く、寒い中もたもたして、号泣されること頻り。
結ぶ箇所同士でリボンの色が揃っていたり、重ねる肌着の色が違っていたりするタイプは、スムーズに着せられました。
お乳を吐いたり、しっこをとばしたり、おむつのすき間から漏れたり、着替えは何枚も必要です。
事前に肌着を重ねてたたんでおく方法は、助産院で習いました。
また、新生児用の肌着は、縫い目が肌に触れないように裏返したような格好で着せます。これは、ばあちゃん世代にはなかったスタイルらしく、中高年の方に「あらっ」と何度か驚かれました。
また、ちょっと高めの子供服ブランド
ファミリアのコンビ肌着。おばあちゃんに貰ったこの肌着は、身体にぴったりフィットして、激しく動いてもはだけたりずり上がったりすることもなく、リボンも張りがあって結びやすく、吐き戻しが少なくなってからは、こればかり着せていました。薄手ながら、袖や裾もめくれづらく、襟元も詰まっていて、汗疹防止にも役立ちました。
汗やおっぱい、食べこぼしで襟元はよごれやすいので、冬だけでなく、夏の服も襟元が詰まったものの方がよいように感じます。
ツーウェイオールは、お出かけのときなどに肌着の上に着せる服。
当初、そんなこととは知らず、部屋ではもちろん、お出かけにも肌着姿をさせていた母。友人に「あら肌着!」と指摘されて初めて、そのことに気付いた次第。
「ツーウェイ」とは、1枚でワンピースにもズボンにもなるということ。足が縮こまっている新生児のうちはワンピースで、動きが激しくなる1カ月過ぎからはズボンとして使います。
成長してからは、1枚で春秋冬のパジャマとして使うこともできます。50~70という幅広いサイズ設定になっているものが多く、小柄な豆太郎は1歳頃まで、愛用しました。
夏場はコンビ肌着1枚か、前が全開する半袖半ズボンタイプのワンピース。
足の付け根から紙オムツのひらひらが見えてないと、お出かけ感が増します。
よく着せていたのが、前出した友人に貰った
プチバトーのワンピースと
ミキハウスのワンピース。ミキハウスは、派手なロゴの印象しかなかったブランドですが、立体的な裁断と丁寧な縫製は、ファミリアと同じく日本製。とても着せやすく動きやすそうで、使って初めて、見る目が変わりました。
半年過ぎて、支えがあればお座りできるようになると、頭からスポッとかぶせて股下でスナップ留めするボディスーツやワンピースも着せやすくなります。それまでのものと違い、ひもを結んだり、たくさんのスナップを止める必要がなくなるので、動きが激しくなってきた頃に重宝しました。意外だったのが、
ユニクロのボディスーツ。生地がほどよく厚手で、襟ぐりもしっかりしていました。
秋冬は、長袖のボディスーツをベースに、ズボンを重ねたり、ベストやシャツやパーカーを重ねて。
ここで活躍するのは、意外なことに、大きめのTシャツやタンクトップ。60がジャストサイズの時に、90のTシャツやタンクトップをボディスーツに重ねて裾をズボンの外に出すと、お腹もすっぽり隠れ、見た目もなんだか大人っぽい。
そして今。
半袖日和が続いていますが、ノースリーブのボディスーツにズボンとTシャツが豆太郎の定番。Tシャツとオーバーオールも有り。そろそろ70が小さくなってきました。保育園のスケジュールに合わせ、外遊びの多い午前中は張りのある長めのズボン、お昼寝のある午後用に柔らか素材のズボンと使い分けています。
さらに暑くなったら、半袖のボディスーツにズボンにしようか。
「最初の一年でグンと成長して、あとはじわじわ」と聞きますが、豆太郎の場合、体重はともかく、身長は伝え歩きを始めてからグングン伸びました。
「肩とへそを隠しなさい」というのは、幼い頃に祖母から言われてきた言葉。
未だにしっかりと刷り込まれています。特に寝るとき。大人になって背くこともありますが、豆太郎のへそは守らねば。
暑い日でも、股下パッチンでバッチリ。あちこちよじ上ったり下りたり、抱っこされたりする豆世代は、上下分かれた服だと、すぐにおへそ丸出しなのです。親の選んだ服を黙って着るのは、あとわずか。そのうち自分で選びたがるようになるらしい。
ちっちゃくてかわいい赤ちゃん服のコーディネイトをできる日々を楽しまなくては。