ハラスメント

　ハラスメントとはセクハラに代表されるように一般的にいやがらせ、いじめ等で定義されています。柔道の有力女子選手15名が暴力ハラスメントでオリンピック女子柔道の監督、コーチをＪＯＣに告発していたことが明るみになりました。
　体罰については桜ノ宮高校の生徒の自殺問題で今までの隠されていた部門が日本全国の学校で明かされています。桜ノ宮高校の事例は氷山の一角で全国的にスポーツの強い学校では同じような体罰が少なからず行われていたのでしょう。未成年の学生に対する体罰はもってのほかであり、勝利至上主義から勝つための体罰が「愛のむち」と呼ばれるのはとんでもないことです。高校スポーツには名物監督がおられます。名物監督には転勤がありません。何々高校の何々監督で優秀な選手が集まってきます。名物監督が名物監督と云われる所以は生徒との信頼関係にあると思いますし。名物監督がひどい体罰を加えたという風聞も聞きません。卒業後も慕われています。学生には教育面の考えも必要で一般社会人とには差があるのは当然です。でも女子オリンピックの監督については「戒告」の処分だけで終わったようです。柔道は日本のお家芸で勝つための宿命を負わされています。厳しい練習、努力は必要でしょう、どの国の選手も猛練習に明け暮れています。でも今回は監督、コーチ陣を総入れ替えして出直すべきでしょう。そのため次のオリンピックで好成績を得られなくても・・・