ときの備忘録

美貌録、としたいところだがあまりに顰蹙をかいそうなので、物忘れがひどくなってきた現状にあわせてこのタイトル。

小手先の業

2006-02-08 | 砂時計
今年は本当に寒い。 スーパー冷え性の私は、ナイロン製のももひき(!)をはき、タイツをはき、ウールのパンツをはいても寒くて寒くてたまらない。 そんな調子なので、お昼休みもウロウロするガッツもなくて、ひたすらインドアな時間のつぶし方を研究している。 このところ、消しゴム彫りにはちょっと食指が動かず、先日本棚から掘り出した雑誌の切抜きをみて「鉤針編み」に挑戦している。 本当なら、会社にコンパクトなミシン . . . 本文を読む

翼をください

2006-02-07 | 砂時計
この週末、夫が借りてきたDVDを観た。 観た、といっても前半はナレーションに眠りを誘われ、後半部分しか観てはいないが、後半だけをみても大体のあらすじはみてとれた。 この映画を観て、首から下が事故によって自分の意思で動かせなくなった主役と、わが国の皇太子妃の姿がだぶった。 頭は正常に働き、口も動かせる。 自分の思いを口にすることはできるが、身体は動かせない。 動かせないどころか、使わない肉体は壊死 . . . 本文を読む

決め事をするとしんどくなる

2006-02-03 | 砂時計
今日は節分。 いつの間にか世間に定着した恵方を向いての巻き寿司のかぶりつき。 私が子どものころには、そういう習慣はなかったように思う。 私の母も夫の母も、船場の商家の出なので、そういう慣習めいたことにこだわる。 また因縁などにも。 一日のことを「おついたち」とよび、毎月一日にはこれとこれをして、これを食べて、と私の母などはことにうるさい。 その約束事のどれかひとつでもはずそうものなら、どれほどの . . . 本文を読む