6月30日グリーンホールにて地区委員会交流学習会が行われました。
「箕面市内の子どもたちの現状」について、青少年指導センター館長・俵積田氏の講演と、
各校の地区委員と意見交換を行いました。
講演の内容は、携帯電話(スマートフォン)普及の低年齢化や、
パソコンより簡単に通信できるゲーム機でのネット・メール利用により
悪口の書き込みや個人情報流出の危険が高まっていることです。
子ども達は楽しいことを考え、良い方向に行くと信じるため、
加害者・被害者になりやすく親子で使い方について話し合うことが最重要です。
次に、26年に実施されたステップアップ調査から箕面市は全国と比べ、
保護者の勉強(塾)への関心は高いが、自らはすすんで時間を取らない傾向にあります。
また、携帯やパソコン等でネットを使いやすい状態にあり、
5年生から全国平均より飛び抜けてメール使用が多くなっています。
全国的にもですが、箕面市でも小学校高学年による飲酒・喫煙等の問題行動が増加傾向にあり、
それに伴い中学生も増加傾向にあります。
大阪府では万引き・対教師暴力も増加しており、塾・習い事による多忙・プレッシャーに
子ども達の心の揺れが大きくなり反抗期に突入するのも一因ではないかと仰っていました。
2年・5年・8年が情緒的に脆く崩れやすいため、
コミュニケーションをとり子ども達がどう感じているかを知ることが大切です。
意見交換では、Jボードの禁止区域が多く遊べる場所がない事、
通学路で子どもたちの横を自転車が猛スピードで通る事、
不審者情報について話し合いました。