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日本は未だに、世界の森林破壊テロリスト。

2012年12月04日 09時08分08秒 | 森林・林業

かつて、日本は自国の豊かな落葉広葉樹の森林資源の【元金】を伐り尽くした。

その後、拡大造林国策によって日本の森林は、単相人工林『大根畑』となった。

広大なる、単一樹種人工林は、生態系の多様性を忌避し、広大なる沈黙の森を形成するに至った。

その『大根畑』も、50年が経過し、いまようやく曲がりなりにも伐期を迎えた。

民有林に適用される【国策:国家経済成長戦略『森林林業再生プラン』】は、森林の循環可能な資源管理や、森林育成保育100年の大計はそっちのけで、川下の市場原理に則って、伐出こそが是という金科玉条の基に、川上からの木材大量安定供給を強制し、再び広大なるハゲ山を生み出そうとしている。。。

拡大造林で植栽された単一樹種の人工林が、成長過程あるとき、、、外国産材輸入自由化政策が導入され、日本は一気に世界の森林搾取に奔走することになった。

「世界人口の2%の国が、世界の森林の30%を食い尽くす」・・・と揶揄された。世界中の、熱帯雨林やタイガ、広葉樹林帯など、森林の機能回復再生が困難な地域にまでも、札束をちらつかせながらその豊かな森林を皆伐し、材木を湯水のごとく日本に輸入する手法。。。世界各地から【日本は、森林破壊テロリストだ】とのレッテルを貼られたことは記憶に新しい。

経済成長著しい中国での木材需要における不法・違法伐採がクローズアップされているが、その陰で日本企業による世界森林破壊は今もなお続いているのである。

以下、オーストラリアでの日本企業による森林破壊の一例を紹介する。。。

http://rainbow.gr.jp/wood/


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