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誰の上にも青い空

実父と義父は要介護、弟は重度精神障害者。息子は小5→中3まで不登校、2024年春から高校生。飼い猫がカウンセラーです。

たからもの(中学校卒業〜2024年3月)

2024-03-19 12:10:32 | たからもの(不登校)
3月12日の火曜日は大雨でした。

午前中は登校できる子達の卒業式があり

14:00からは不登校の子達の第二卒業式がありました。




出席した生徒は10名ほど。

校長先生が卒業証書を読み上げて

一人ひとり壇上へ上がり卒業証書を賜ります。




中には起立できない子もいて

校長先生が自ら生徒のもとへ行き

卒業証書を手渡します。




校長先生からの言葉で印象的だったのは

「皆様の義務教育が終了になります。これからの道は自由です。

皆様のご自分の意思で歩んでください」という事。




わずかの生徒と父兄、3年生の担任教師と校長、教頭のみ。

広い体育館はとても静か。

雨音が天井を響かせています。





その後、教室へ移動し担任から色紙等を渡されました。

担任は1年生と3年生でお世話になり、感謝に絶えません。

同じクラスに源次郎の他にもう一人の生徒がいました。




小学生の頃、帰り道が同じだった子でした。

源次郎から声をかけていました。

その子は最初は表情が硬かったものの会話をしてくれました。





どこのクラスにも2〜3人の不登校の子がいるのは

今の世の中、普通みたいだ。

こうして静かで特別な卒業式もいいものだと思う。




帰りも大雨。

校門の前で源次郎の写真を撮った。

源次郎は花を持ち、傘を下ろした。




雨に打たれながらの卒業写真となった。

結局のところ、源次郎は恵まれているんだよなぁ...

そんなことを思った。





帰宅し友達に「今、帰ったぁ!」と連絡をしたら

7人もの卒業生男子が我が家へやってきました。

源次郎も含めて計8人...ヤバイほどに、やかましい(^_^)





1時間ほど我が家で騒いだあと、パーティーに行くことになったようで

「オトー、オカー、これからサイゼに行ってくる」

サイゼリアかぁ〜、いい思い出になりそうだ。





サイゼリアではかなり盛り上がったらしく

「イキり過ぎて店員に注意された。マジギレされた」と言っていた。

うるさい8人男子だろ...他の客の迷惑...予想通りだ(笑)




この仲良し中学生8人の進学先は全員違う高校だ。

全員が小中一緒だったし、中には保育園から一緒の子もいる。

数週間後にはそれぞれ大きな一歩を踏み出すことになる。感慨深い。





小5から中3までの不登校も終わる...はず??

春から毎日通えるのかな?

どうしても心配してしまうし、不安である。




でも、そんな顔は見せずに

これまで通り、お気楽な親のフリ(?)して接して行こう。





普通に高校へ通えますように...