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身近な偉人伝説 大学時代の恩師M(2)

2005-07-13 11:00:00 | 身近な偉人伝説
前回からの続き>>>


恩師Mから影響を受けたのはディベートだけではありません。
パソコン(ワープロ)についても大きく影響を受けました。

2)パソコン(ワープロ)
M先生はゼミの修了論文をワープロで書けば5点加点してくれました。
その理由は
・これからはパソコンを使えなくてはいけない
・その一環としてワープロで論文を作成しなさい
ということです。

私が大学時代をおくった90年代前半は、パソコンといえばDOS-V機。
あこがれの98シリーズ。
画面は真っ黒。
フロッピーは5インチ。

話はそれますが、私は小学生の頃、父親にねだってMSXを買ってもらいました。
しかしゲームをやるには、カセットテープからデータをロードする必要がありました。
ロードをするには簡単なコマンドを入力しないといけません。
その上ロールプレイングゲームなんかをロードしようものなら10分以上は「ピーガラガラガラー」という音を聞きつづけることになります。
BASICを少し勉強しましたが、所詮は文科系人間なので途中からチンプンカンプン・・・。

そんな私は「パソコン=難しい」という考えに凝り固まっていました。。。
M先生から「これからはパソコンくらい使えないとダメだよ」と言われても、「プログラムとか難しいですから・・・。」と消極的回答。
「プログラムの知識なんていらないよ。ボクも知らないし。」
「またまた~。そんなんでどうやってパソコン動かすんですか~?」
「ボタンを押せば動くよ」
「またまた~。テレビと間違えてるんじゃないですか~?」

しかしM先生の研究室へ行き、パソコンを見せてもらうとそこにはイメージとまったく違うしろものが!
Macである。
当時の私はMacなんて知る由もありません!

「何で画面がこんなにカラフルなんですか?」
「なんですかこの小さい絵は?」(アイコンのことです)
「これなんですか?絵描いてるんですか?」(マウスのことです)
「なんでボタンを押しただけでプログラムが動くんですか?」
「え?栗?栗がどうしたんですか?」(クリックのことです)

自分の知らない間にとんでもなく進化しているパソコンを見て危機感を感じました。。。
当時はとても高価で大学生ごときでは買えませんでした。ワープロ単体機でも10万円くらいした時代です。
しかしこの時のインパクトだけはいまだに覚えています。

今だに私は「Windows」はMacのパクリだと思っています。
会社も自宅もWindowsですが、心情だけはMac派です。
でもMacを使っている知り合いには「Macと同じであんたもジリ貧やね」と言ってしまいます・・・。

話が思いっきりズレましたが、私が社会へでるころにはパソコンが普及しはじめていました。
あたりまえのようにパソコンを利用しなくてはいけない状況にもとまどうことなく、「有効なツール」としてスキルを養うことができました。

その後も、やれインターネットだ、やれLANだ、クライアントサーバだ、と色々と出てきてはアタマから煙がでそうになりましたが、「こわくない!こわくない!」と言い聞かせてなんとかやってこれました。。。



>>>つづく




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