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フロリダ半島日記―人気世界一のスーパー。チェーン。“ウォルマート”(Wal Mart) 1.

2012-10-13 17:31:19 | 日記
ディズニーがアメリカが産んだ世界的遊園地(テーマパーク)だとすると“ウォルマート”はアメリカが産んだ世界的スーパー。マーケットといえるでしょう。“ウォルマート”はいわば庶民向けの格安百貨店です。ここにいけばとにかく何でもあり、また格安なのです。必須の食品や日用品はどこの店より安いのです。主婦たちに大人気の理由です。もちろん“ウォルマート” (Wal Mart)の会社も、売る品物を大量に安価で仕入れるわけです。それも、“ウォルマート”(Wal Mart)の価格に合うように納入業者の生産過程から使用材料や価格決定にまで干渉するといわれます。ただ“ウォルマート”(Wal Mart)で働く人々も低賃金で労働組合も健康保険もないといわれます。それほど徹底した強烈なコスト削減をするのです。私の町にも各種の“ウォルマート”(Wal Mart)があります。各種というのは地区地域に応じた“ウォルマート”(Wal Mart)になっているということです。例えば、低所得層の黒人やスパニッシュの人々向けの“ウォルマート”はまるでいつも黒人の家族のお祭りという感じです。そこに行くとレジには山ほどの余った食品などが積まれていることがあります。それは、低所得層の買い物客が店内(といっても野球場ぐらいの広さの)を“夢”をもって鼻歌を歌いながら買いたい品物を、買い物カゴや買い物用手押し車(cart)に入れていきます。ところが、いざレジに到着すると手持ちのお金が足りないことにハタと気が付きます。そしてレジ係のお姉さんに大半を譲り渡すことになるのです。レジ係のアルバイトをしていた人にあるエピソードを聞いたことがあります。一人の子供をつれた夫婦が多くの食料品を運んでレジを済ませようとやってきたそうです。さて支払いということになったのですが、お金が足りないことがわかりました。現金が足りないのかカードが問題なのかは聞きませんでしたが。後ろには10人ほどのお客が列を作っています。レジ係の女の子もどうしていいかわかりません。夫婦は狼狽し恥ずかしそうに、そして80ドル(約8000円)の食品をどうするのかヒソヒソと悲しそうに語り合っています。すると、見るに見かねたのか後ろの列の青年が、“大丈夫です。僕が払いましょう”とカードを差し出したというのです。この感動的な話をしてくれたのです。かとおもうと、大きな店舗には様々な魅力的な品があるようでゴマカシテ泥棒する人も絶えません。そのレジ係の人も嘆いていたのは、買い物用手押し車(cart)の下にこっそりとゲーム機(100ドル以上の)を隠していて、それを注意したりしたとか、また時々、喧嘩が始まったり、恋人同士が長いキスをしていたりととにかく人生劇場なのです。私も“ウォルマート”(Wal Mart)の出口でのことを思い出します。一人の女性がソソクサと出ていこうとした時のことです。3人ほどのセキュリティー係のレスラーのような男たちが走ってきてこの女性に詰め寄りました。多分、カメラにこの女性が何かを盗んだのが映っていたのでしょう。それにしても、私は世界中の市場、マーケットを見てきたのですが、どこでも市場は若者たちのデートの場であったり家族の憩いの場でした。アメリカの“ウォルマート”(Wal Mart)は、低所得者たちがたとえお金がなくても安くものが買え、また買えなくても店内を見ているだけで慰められるような憩いの場でもあるようです。さて、いまひとつの“ウォルマート”(Wal Mart)は客層が全く違うのです。品揃えも異なります。この店は割合に裕福な観光客たち向けです。朝からディズニーなどのテーマパークで遊んで夕方は“ウォルマート”(Wal Mart)にやってくるのです。どこの“ウォルマート”もマクドナルド店が入っていますが、ここのマクドナルド店は大理石のようなもので飾られています。時々、中南米のブラジルなどからやってくるお金持ちの若者たちがバスを横付けして買い物にやってくるのです。電化製品など大量に買い込んでいくのです。またそのラテン系の商人たちが服や食品を格安で大量に仕入れて南米の諸国に売るのです。次も“ウォルマート”(Wal Mart)に関して書きます。