大阪杯の結果で、エフフォーリアを中心に展開するはずだった今年の古馬GⅠ戦線が一気に混とんとしてきた。
期待したジャックドールも負けはしたが、掲示板には残っており、まだまだ先に楽しみはある。敗因は中2週のローテだと思う。さすがにGⅠは勢いだけでは勝てないということだろう。宝塚などは無視して、夏場はしっかり休んで秋天に臨んでほしいものだ。
それにしても、エフフォーリアは負けすぎだろう。前にも行けず、まったく王者らしからぬ競馬だった。放牧に出たようだが、今後どうするのか、陣営は不安この上ないに違いない。
一方で、レイパパレはしっかり自分の競馬に徹して、良く頑張った。一瞬、連覇も視界に入ったが、展開がポタジェに味方した。
古馬GⅠ戦線が群雄割拠の様相を呈し始めた中、いよいよ3歳クラシックが幕を開ける。桜花賞も予想のつかないドラマが待つのか。なくはないが、やはりここはナミュールに期待したい。予想通り、チューリップ賞は強かった。あのレースっぷりなら、本番もエフのようなことはないだろう。少々出遅れても、直線で飛んで届く。去年は、2歳の夏から桜花賞はソダシで行くと決めつけたが、今年はナミュールが勝つと決めつけた。