チャオの里親さんがすごく知りたがっておられるようです

預かり初日に夜鳴きしたチャオなので、私もそれなりに覚悟はしていました。
が、独りを寂しがる様子は全くなく、夜鳴きすることもいっさいありません。
犬は、人が思うよりもずっとたくましくて強い動物なんですね。
<元気いっぱいのチャオ>

チャオの変化といえば、急に良いコになったこと(笑)。
犬の世界も『赤信号、みんなで渡れば怖くない』なのか、クックと結託して
楽しんでいたイタズラは、一人になってからは全くしなくなりました。
フリーにすることで心配していた排泄も、ちゃんと自分のトイレまで戻って
排泄できています。シーツを外すこともなく完璧です


(芝生の上でゴロンするのが大好きなチャオ)

『だってここでゴロンすると気持ちいいんだよっ


『ずーーっとこのままゴロンしていたいなぁ~

チャオは過去に預かった子犬の中で一番大きいのは言うまでもありませんが、
甘えん坊の面でも一番だと思います。
ベタベタにへばり付いてくるし、ちょっとしたことでも鼻をキュンキュン鳴らします。
小粒のような依存心の強さは感じませんが、人が大好きなんだと思います。
また暴れん坊でやんちゃで食いしん坊で、健気で素直で繊細でビビリで、
無邪気でドン臭くて不器用なのもチャオが一番のような気がします。
体が大きいので生後半年の子犬ということをつい忘れがちですが、
多くの特徴やいろんな感情を持ち合わせた面白い子犬、それがチャオです。
(そういえば、チャオにソックリな兄弟犬のコロッケ君もご家族が見つかったそうです。コロッケ君おめでとう~!)

『褒めてくれてありがと、オバちゃん


今のチャオは小粒に何とか受け入れてもらいたくて必死です。
残念ながら今のところは懸命なご機嫌取りの努力も虚しく、
小粒のテリトリーである和室には入れてもらうことが出来ません。
よもぎ(旧:ラムネ)やさち(旧:メリー)も和室に入る度に怒られていましたが、
彼女たちはそれでもズカズカ入ってきました。
小粒のガウガウはハッタリで、気弱な性格を見抜かれていたように思います。

(一生懸命走ってもドッタバッタドッタバッタと遅いです

チャオは小粒に叱られる度にシュンと落ち込み、酷く凹むので、
小粒にしてみたら威張り甲斐のあるコなんだろうな~と見ていて感じます。
フリーにしてからのチャオを常に厳しく監視し、事ある毎にガウガウ言うので
家の中でのチャオはすっかりおとなしくなってしまいました。カワイソウデス…
唯一散歩の時だけは、小粒のテリトリーから解放されたかのように
チャオは伸び伸びしています。
心が狭く超内弁慶の小粒を今回ほど情けなく感じたことはありませーんっ

小粒を叱ってはいけないと思いつつ、チャオへの執拗なイジメっぷりを
見ているとプチっと切れそうになることがあります。
本当に難しい先住犬ですわ…


『何か言いましたでしゅか


時間をかければきっとチャオと小粒もプロレス遊び出来るくらいには
仲良くなると思うのですが、後4日じゃね。。。
チャオには残りの日々を出来るだけ楽しく過ごしてもらいたい!!
この思い、小粒にどうやったら伝わるでしょうか?