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~ Blue Ocean 戦略 ~| zimaブログ |

北部九州(玄界灘・壱岐・呼子・佐世保方面等)をメインフィールドとした磯釣りや船釣り釣行記・関連情報アップします。

激寒の夜グロ狙い(2014.01.11ガニ瀬)後編

2014-01-15 00:10:00 | 磯釣り釣行記
前回からの続きです。ちょこちょこ書いているので、一気に書き上げきれず申し訳ありません。

夜釣りに準備したのは4号竿の7号ハリスの仕掛けです。大仕掛けですが、常連さんも同等程度の仕掛けを用意しているようなので、浅場での根ズレに対する強度確保と共に、ライトを点けない夜のタモ入れは難しいので、一気にぶり上げることを重視しているものと思われます。私自身もその目的で用意しています。

なお、今回は海水温の急な低下から相当に食いが渋いことも想定されることから、ハリスの号数を落とすことも試みるつもりで、2.25号竿の4号ハリスの仕掛けも同時に準備します。

日が暮れて、ついに寒くなってきたので、予定どおり6つのカイロ(貼るタイプ)を体の正面・背後へ装備して、夜釣りを開始します。

カイロは数を多く使うとやっぱり暖かい。このカイロのおかげで朝までやり切ることができました。カイロは量販店などで安いものを買い貯めています。少々値が張りますが、"貼るタイプ"が体を温めやすいです。

まずは、4号竿のウキ下2ヒロの仕掛けで開始。潮は下げ始めているハズなのですが、潮はほとんど動いてないようです。あまり潮通しが良い瀬ではなさそうで、魚の反応もありません。

このため、20:00頃、しびれを切らして仕掛けを2.25号竿へ変更。タモ網枠にもケミホタル75を装着し、掛けたらライトを点けない状態でタモ入れする覚悟を決めます。今日はベタ凪なので、何とか入れることが出来るのではとの考えです。

この仕掛け変更で瀬際・遠投と数投試してみても、相変わらず魚のアタリが出ず、生のツケエも残るため、20:15頃、今度は左手の浅い釣り座へ移動します。ここは2ヒロでも根掛かりしそうな浅場で、シズミ瀬が点在する場所です。

左手の釣り座(昼間撮影)


釣り座を変更し、ウキ下1.5ヒロで瀬際を丹念に幾度か攻めますが反応無し。次に、10m程遠投して正面の大きなシズミ瀬手前を攻めると、仕掛けが馴染んだ頃にウキがスウッと入ります。夜グロ特有のウキの入り方です。

即座にアワセを入れてやると、良型の魚信!右側のシズミ瀬へ強烈に突っ込みますが、これを耐えて正面へ魚を寄せます。

水面に浮かせても真っ暗で魚は見えないので正体は不明ですが、水面で暴れる様子と重量感から、なかなか大きいようです。

ケミ装着したタモを手に取り、よく見えない中でタモ入れを試みます。1発では入りませんでしたが2回目でうまくタモ入れに成功します。しかし、正直、魚が入ったかどうかもよく見えないので、やはり夜のタモ入れは難しい。

瀬に上げたタモにライトを照らすと待望のクロ。46cm程ある良型のクロでした。これには満足。

なお、ハリスは瀬ズレでザラザラでした。やはり、これ以上ハリスの号数を落とせそうにありません。

浅場で喰ってきた良型クロ


アタリが続くかと思われましたが、同様に攻め続けてもクロの魚信は無く、たまにアラカブやミニサイズのタコが釣れる程度です。潮が下げてこの釣り場も水深が浅くなりすぎてきたので、21:30頃、再度右側の釣り座へ戻ります。

釣り座を戻してからも軽めの仕掛けは変更せず、ウキ下は底付近の2ヒロで続けていると、22:00頃、瀬際に浮かんでいたウキがスパッと消し込みます。

これにすかさずアワセを入れると、先ほどのクロより大きな魚信!ドラグをジリジリ鳴らしてやや沖に出ます。ラインが出過ぎると根ズレの恐れがありますが、そう多くは出なかったので竿を立ててこらえます。

引きが緩んだ隙に強引に寄せて海面に魚を浮かせることに成功しますが、これまた暗闇でどんな魚か正体不明。クロだったら50cm程はありそうな重量感。水面で大きなしぶき音を立てて暴れます。

足下脇に置いていたタモを手に取り、同様にタモ入れしますが、これは少しもたついて、3~4回目でようやくタモ入れに成功。タモと水面の距離感が判りにくく2度目のトライでは魚へ直接タモ枠を強く当ててしまったので、魚が暴れて猛烈に突っ込んでいました・・・。危なかった。

瀬にあげたタモにライトを当てると、残念ながらクロではなく大型のチヌでした。寄港後の計測で51cmの立派な寒チヌ。ハリスは瀬ズレしていませんでした。

良い引きを見せた良型チヌ


そう言えば、このときには既に昼間にスピード違反で検挙されたネガティブな思いも完全に忘れてしまっていました(笑)。

本命魚ではなくとも魚信があるのは嬉しいので、気を良くして釣りを続けますが、右流れだった潮も次第に緩み魚の反応もなくなってしまいます。

ここで少しだけ休憩して遅めの夕食を取ります。寒い夜にはカップラーメンとコーヒーが非常にありがたい。30分ほど休憩してすぐに釣りを開始。

上げ潮に変わったハズですが、潮はほとんど動かず魚の反応もなくツケエは残っています。

風が止んでいる時間帯は寒くありませんでしたが、風が少しでも出ると、とにかく指先が寒い。かじかんで動かなくなります。

途中でコーヒータイムを取りながら、辛抱強く釣りを続けますが、3:00頃まで続けても魚の反応は無し。潮もほとんど動きません。

潮が満ちて水深が上がってきたので、再度左側の浅場に釣り座を変更しますが、ここではやっとこさでアラカブが釣れるだけ。遠投や瀬際、タナの変更など、どこをどう試してもクロの魚信はありません。どうやら上げ潮では魚の食い気が立たない瀬なのか?

夜明けと共に風が強くなり、波気が出て左側の磯ではやりづらくなったので、再度右側の釣り座へ移動。

仕掛けをさらに細くして、エサ取りとの分離を心がけて朝マヅメのクロを狙うと、30cmのクロを1枚追加しますが、これ以上は続かなくなったので、8:00頃、体力もマキエも尽きてついに納竿。

9:00に回収に来てくれた三平丸


帰港後に伺うと、両サイドの2名には40cmを超えるクロの釣果は無かったそうです。ただし、1人の方はほぼ終始遠投されていましたが、途中で8号ハリスを2度飛ばされたそうです。正体は?ですが、何か大物がいたようです。

同じく黒島に上がった4人組は、多くの良型クロを釣っており、45~40cmを1人で7枚上げていた方もいました。お見事です。

私の最大2枚のクロの長寸(45.7+33.0=78.7cm)は、三平丸ダービー20位へ初エントリーとなりました。

船長HPに載せて頂いた釣果写真




今回の釣果


今回は、今年最大となるグッドサイズのクロとチヌをあげれましたので、激寒の中ではありましたが及第点の釣行となりました。風裏に上げてくれた船長ありがとう!

クロは脂がのって身も締まっており、刺身や煮付けで大変美味しく頂きました。チヌも臭みなどなく大変美味しかったです(子供にはこちらが人気でした)。

既に年が明けて既に3回目となる磯釣り釣行。ちょっとハイペースでは?との声が嫁さんから聞こえてきそうな気配ですが、気象条件が良いときに行っておかないと、いつでも安全に釣りが出来る訳ではありませんから・・・・・仕方ありませんよね(完璧に言い訳)。

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