10/18(土)の夜から、約1ヶ月ぶりの磯釣りに行ってきました。
いや、正確には磯ではないですね。沖堤防。ご存知「神が住む島」宗像沖ノ島のケーソンです。
ターゲットは、カゴ釣りにて夜のマダイ、朝からはヒラス狙いの単独釣行だったので、ケーソンのように他の釣り人が居て大勢で撒き餌が効かせれる方がメリット多いですからね。

当日の釣り客は28名と多め。前の2週末に連続して台風が接近したので、久しぶりに船が出たことが影響してるようです。
今回お世話になったのはアクアシャインさん。


みなさんいつも集まりが良いので、今回も予定より早く津屋崎港を20:00頃に出港。
1時間20分程で沖ノ島へ到着し、無事にケーソンへ7名で乗ります。
既に他の渡船(エビス)で来ていた先客3名が、小屋島向き上の段から竿を出しています。状況を伺うと、小さなイサキがポツポツしか釣れてないとのこと。
早速底カゴ仕掛けを準備して、本島向き東側から3名で観音釣りを開始しますが、東側からの強風・波気があり、カゴ釣りの雰囲気にはとても悪い感じ。
ここまで強風の気象予報じゃなかったハズでは?
かなりガッカリ(T_T)
下げ潮はとても緩く、餌取りのような反応はありますが、なかなかウキは消し込みません。
しばらくすると何やら針掛かりして餌取りの正体が判明。ハタンポ・ミニイサキと様々です。
やがて潮が完全に止まり、1:00頃に上げ潮に変わりそうな段階で、本島向きを見切って、先客にお断りを入れたうえで、小屋島向きで竿を出させて頂きます。
こちらでも横からの強風。やりづらそう。
しかし1投目でウキがスパッと消し込み、何やら魚信。いい感じの引きですが、マダイではなさそう。
暗闇の中、水面まで8m程ある高さをぶりあげた魚の正体は、40cmはある良型のイサキ。
何も釣れないより良いのですが、またイサキを持って帰ると家族に喜ばれないので・・・複雑。
(~_~;)
しかし、しばらくして潮が緩むと、イサキでさえアタリは途絶えてしまいます。潮がフラフラし始めたので、再度、本島向きへ戻ります。
夜明けまで本島向きで粘りますが、潮もまともに動かず、大した釣果も得られずに夜釣り終了。
思い返せば、沖ノ島では夜釣りで良い思いをしたことがほとんどない。
気のせいか?腕のせい?沖ノ島の特徴か?
!?(・_・;?
朝からは上カゴでヒラスを狙いますが、アクアシャインで一緒に来た7名のみなさんの狙い・仕掛けはバラバラ。
ルアー3名、上カゴ2名、底カゴ1名、フカセ1名と多彩な状態に。
すると、ルアーマンの方が、全く止められない化け物をヒット!
かなり強靭なタックルのようですが、それでもドラグがギリギリと鳴り、「巻くことが出来ない」と仰っています。
全員が仕掛けを回収し竿を休めて見守る中、3分程粘りますが、この化け物を微塵も寄せれず、ついに痛恨のフックアウト。
何と、回収したジグのフックは延び切っていました。
((((;゜Д゜)))))))
大きなフックでしたけど・・・。デカヒラマサかマグロでしょうか。やっぱり沖ノ島には居るんですねぇ、こんな化け物が。せめて姿だけでも見たかったなぁ。
その後、他のルアーマンが60cm弱程のヒラスを2本ゲット。上カゴの私からすると大変羨ましい。
しかしながら、今回最も衝撃的だったのは、フカセでマダイを狙うと仰って、朝までしっかり睡眠されていたS川さん。
夜明け前からカゴ組に混ざってフカセ釣りで観音釣り(これだけでも普通じゃない)を開始。
しかも、ウキにケミホタルを付けない沈め釣り。これでは真っ暗でどこに仕掛けが入っているのかさえよく分からないのでは?
正直に言えば、この時「この人何をやっているんだろう?正気か? 」って思っていた自分を、今は恥じています。
強風を正面から受ける大荒れの海況で、マダイ不発のカゴ組を尻目に、フカセのS川さんは朝まづめから4連チャンで目の前でマダイを上げて見せます。
S川さんとその他カゴ釣りの方々

しかも「そろそろ出るだろう」「もう1枚取れる」と予告しながらの神がかり的な実釣。まるでテレビ番組でも見ているかのようです。
しかも、40~60cm程と全てがグッドサイズ。
((((;゜Д゜)))))))
他の方いわく、前回S川さんとご一緒した時にも、同等以上のマダイ釣果をしっかり出されていたそうなので、たまたまの釣果ではありません。
大げさ抜きで、"マダイ釣りの神様"と思える程です。
S川さんに色々と話を伺うと、流れの読み方から撒き餌の打ち方・道具・仕掛け・操作までが全て洗練された細やかな計算づくめの釣り。
S川さん、男女群島や壱岐などでオナガやマダイを狙い尽くした末に、潮の流れに応じたフカセのマダイ釣りを極めたそうです。
とにかく、フカセのタックルにてマダイとのやりとりは大変楽しそうなのですが、この技術、生半可な努力で修得するのは至難のワザでしょうね。
潮が緩んでからは、底カゴ組には良型イサキがポツポツ上がっていましたが、上カゴ主体でヒラスを狙った私には、最後までヒラスの神様が微笑むことはなく、力尽きた12時過ぎにタイムアップとなり、あえなく納竿。

今回の釣果

結果としては本命ボウズの釣行となりましたが、S川さんの釣りの技術や考え方を知ることができ、大変な衝撃と深い感銘を受けました。
カゴにしてもフカセにしても、私はまだ釣りのことを理詰めで深く捉え切れていないと反省する大変良い機会となりました。
これが一番の収穫だったと思います。
(^o^)/
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いや、正確には磯ではないですね。沖堤防。ご存知「神が住む島」宗像沖ノ島のケーソンです。
ターゲットは、カゴ釣りにて夜のマダイ、朝からはヒラス狙いの単独釣行だったので、ケーソンのように他の釣り人が居て大勢で撒き餌が効かせれる方がメリット多いですからね。

当日の釣り客は28名と多め。前の2週末に連続して台風が接近したので、久しぶりに船が出たことが影響してるようです。
今回お世話になったのはアクアシャインさん。


みなさんいつも集まりが良いので、今回も予定より早く津屋崎港を20:00頃に出港。
1時間20分程で沖ノ島へ到着し、無事にケーソンへ7名で乗ります。
既に他の渡船(エビス)で来ていた先客3名が、小屋島向き上の段から竿を出しています。状況を伺うと、小さなイサキがポツポツしか釣れてないとのこと。
早速底カゴ仕掛けを準備して、本島向き東側から3名で観音釣りを開始しますが、東側からの強風・波気があり、カゴ釣りの雰囲気にはとても悪い感じ。
ここまで強風の気象予報じゃなかったハズでは?
かなりガッカリ(T_T)
下げ潮はとても緩く、餌取りのような反応はありますが、なかなかウキは消し込みません。
しばらくすると何やら針掛かりして餌取りの正体が判明。ハタンポ・ミニイサキと様々です。
やがて潮が完全に止まり、1:00頃に上げ潮に変わりそうな段階で、本島向きを見切って、先客にお断りを入れたうえで、小屋島向きで竿を出させて頂きます。
こちらでも横からの強風。やりづらそう。
しかし1投目でウキがスパッと消し込み、何やら魚信。いい感じの引きですが、マダイではなさそう。
暗闇の中、水面まで8m程ある高さをぶりあげた魚の正体は、40cmはある良型のイサキ。
何も釣れないより良いのですが、またイサキを持って帰ると家族に喜ばれないので・・・複雑。
(~_~;)
しかし、しばらくして潮が緩むと、イサキでさえアタリは途絶えてしまいます。潮がフラフラし始めたので、再度、本島向きへ戻ります。
夜明けまで本島向きで粘りますが、潮もまともに動かず、大した釣果も得られずに夜釣り終了。
思い返せば、沖ノ島では夜釣りで良い思いをしたことがほとんどない。
気のせいか?腕のせい?沖ノ島の特徴か?
!?(・_・;?
朝からは上カゴでヒラスを狙いますが、アクアシャインで一緒に来た7名のみなさんの狙い・仕掛けはバラバラ。
ルアー3名、上カゴ2名、底カゴ1名、フカセ1名と多彩な状態に。
すると、ルアーマンの方が、全く止められない化け物をヒット!
かなり強靭なタックルのようですが、それでもドラグがギリギリと鳴り、「巻くことが出来ない」と仰っています。
全員が仕掛けを回収し竿を休めて見守る中、3分程粘りますが、この化け物を微塵も寄せれず、ついに痛恨のフックアウト。
何と、回収したジグのフックは延び切っていました。
((((;゜Д゜)))))))
大きなフックでしたけど・・・。デカヒラマサかマグロでしょうか。やっぱり沖ノ島には居るんですねぇ、こんな化け物が。せめて姿だけでも見たかったなぁ。
その後、他のルアーマンが60cm弱程のヒラスを2本ゲット。上カゴの私からすると大変羨ましい。
しかしながら、今回最も衝撃的だったのは、フカセでマダイを狙うと仰って、朝までしっかり睡眠されていたS川さん。
夜明け前からカゴ組に混ざってフカセ釣りで観音釣り(これだけでも普通じゃない)を開始。
しかも、ウキにケミホタルを付けない沈め釣り。これでは真っ暗でどこに仕掛けが入っているのかさえよく分からないのでは?
正直に言えば、この時「この人何をやっているんだろう?正気か? 」って思っていた自分を、今は恥じています。
強風を正面から受ける大荒れの海況で、マダイ不発のカゴ組を尻目に、フカセのS川さんは朝まづめから4連チャンで目の前でマダイを上げて見せます。
S川さんとその他カゴ釣りの方々

しかも「そろそろ出るだろう」「もう1枚取れる」と予告しながらの神がかり的な実釣。まるでテレビ番組でも見ているかのようです。
しかも、40~60cm程と全てがグッドサイズ。
((((;゜Д゜)))))))
他の方いわく、前回S川さんとご一緒した時にも、同等以上のマダイ釣果をしっかり出されていたそうなので、たまたまの釣果ではありません。
大げさ抜きで、"マダイ釣りの神様"と思える程です。
S川さんに色々と話を伺うと、流れの読み方から撒き餌の打ち方・道具・仕掛け・操作までが全て洗練された細やかな計算づくめの釣り。
S川さん、男女群島や壱岐などでオナガやマダイを狙い尽くした末に、潮の流れに応じたフカセのマダイ釣りを極めたそうです。
とにかく、フカセのタックルにてマダイとのやりとりは大変楽しそうなのですが、この技術、生半可な努力で修得するのは至難のワザでしょうね。
潮が緩んでからは、底カゴ組には良型イサキがポツポツ上がっていましたが、上カゴ主体でヒラスを狙った私には、最後までヒラスの神様が微笑むことはなく、力尽きた12時過ぎにタイムアップとなり、あえなく納竿。

今回の釣果

結果としては本命ボウズの釣行となりましたが、S川さんの釣りの技術や考え方を知ることができ、大変な衝撃と深い感銘を受けました。
カゴにしてもフカセにしても、私はまだ釣りのことを理詰めで深く捉え切れていないと反省する大変良い機会となりました。
これが一番の収穫だったと思います。
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その時は塩川さんイサキのみと不調だったので運も多少は必要かと思います。
あの釣り方は山口方面ではあたりまえのフカセ真鯛です。
流れが速いときにしか効きません。
今の時期はカゴでも流れが速くないとグッドサイズの真鯛は厳しいとおもいます。
カゴでもフカセカゴにして真鯛の棚に合うように仕掛けを入れてあげれば塩川さんなみには釣れますよ~
沖ノ島にはカゴ名人も多数いらっしゃるので頑張って下さいね。
私はフカセマグロに挑戦中(*^^*)
大変参考になります!
そう、塩川さんです(イニシャル不要になりましたね笑)。大変親切な方でした。
地方によっては普通の狙い方なんですか。慣れなのかも知れませんが、私にとっては衝撃的なフカセマダイ釣りを目の当たりにしました。
私の場合、マダイ狙いは基本的に底カゴで頑張っていますが、本流の速い潮ではカゴの回収作業だけで疲れ果てますので、仕掛け抵抗の少ないフカセはその点でとても理にかなった釣法ですね。
ウキごと沈めることで、マキエボイルとツケエの同調時間を長く取りつつ効率よくマダイのタナを探れており、底カゴ組はうまくタナを探れなかったことが差になったものと見受けています。
早い潮の中で、マダイが居るタナを探りながら釣ると言うことに重きをおくと、フカセカゴでも同様に釣れるとおっしゃる理由が理解できます。
その場合、仕掛けはフリー、あるいは潮の速さによってはハリスにガン玉やオモリを打つのもアリなのかも知れませんね。
確かに、沖ノ島にはカゴ名人が多くいらっしゃいますので、今後も参考にさせて頂こうと思います。
もし、どこかでお会いしましたときには是非お声をお掛け下されば幸いです。