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Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

試写会「ヘアスプレー」を観てきました。

2007-10-02 21:43:34 | LOVE MOVIE
10月20日から公開される映画「ヘアスプレー」を観てきました。
これは今年、日本でミュージカルがあったなぁと思って、応募したもの。
アメリカで2002年にミュージカルされたものらしい。

おしゃれとダンスが大好きなちょっぴりBIGな女の子が地元テレビ局のオーディションに参加し見事
テレビ出演がきまってしまったというシンデレラストーリー。
60年代、まだまだ黒人差別、人種差別が残っていた時代。
週末に決定する「ミスヘアスプレー」というコンテスト。彼女は優勝できるの?

これは、典型的なアメリカンコメディですね。普段は自分から観ることのないテーマですが、
試写会なんで、軽い気持ちで。と行ってみたら、なかなかはまってしまった。
ミュージカル映画なので、急に歌いだしたりとか、タモリさんじゃないけど、
それは違和感感じるところ(笑)でも、娯楽としての映画ということでは、100点ですね!
ディズニーチャンネルなんかで、アメリカンドラマや、「ハイスクールミュージカル」系が
好きな方にはおすすめ。小さなお子さんと親子でみるのもいいかも。
単純に爽快な映画でした。
でも、BIGな女の子が......?こんなシンデレラストーリある?と思ったけど、
ちょっとテレビにでたら人気者になっちゃった柳原加奈子さん。
彼女にたとえたらリアル感あるかも。彼女っておしゃれ好きだし、メイクもかわいいし、
決してネガティブじゃないですよね。男子(あえてこう呼びます笑)が
「彼女”あり”なんだけどおれ、へんですか?」「いや、僕もなんですよ~!」
って会話がネット上の掲示板でかかれたくらい、普通に(普通ってなんですかね?笑)モテキャラなんですよね。
自分に入る服、というネガじゃなくて、好きな服をきこなしているとったようなポジなキャラがいいんですよね。
結局、差別って、人がするんじゃなくて、自分の考え方が決めるんだと改めて思います。
黒人、BIGな子、気にしないで!と励ます映画じゃないですよね。
気にしてない子はもともと、心は自由。「人と違うのが、チャームポイントなのよ。」と
主人公が言っていました。
体の大きさ、肌の違い以外にも、普通。人と同じ。これが基準。そんなこと決めてるのは誰でしょう?
BE FREE! BE SPECIAL!だと思います。

ちなみに、このミュージカル版は、abingdon boys schoolの西川貴教さんが主演の「ハウトゥーサクシード」と同じトニー賞を受賞しています。
しかし、お母さん役のジョントラボルタ!女装なんですね!
終わるまで、気づかなかった。妙に太い声の女優と思ったくらい(笑)


*と書いていたらトラックバックしてくださった方のページで、日本版CMのアテレコが柳原加奈子サンだと知る。
やっぱりね~そうだよね~~。

元ネタはここ!

映画「サマリア」を観ました。(DVD にて)

2007-09-30 01:58:16 | LOVE MOVIE
韓国映画2004年のものです。
なにがきっかけで観ることになったか?これ、飯田橋のギンレイホールで上映されていたからなんです。
ここの映画館。数ある映画の中で、上映が終わったものをよりすぐって上映する映画館。
なにげに名作が多いんですよ。見逃していて、ツタヤにあったから即!レンタル!

ヨジンとチョエン。2人は仲良しの女子高校生。
2人はヨーロッパ旅行に行く為に援助交際をしている。
チョエンが男と会い、ヨジンがその見張り番という役割分担。
ある日、警察に捕まりそうになったチョエンは逃げようとしてホテルの窓から飛び降り、
死んでしまう。それをみていたヨジンはショックで呆然。
そこで、ヨジンはチョエンを追悼するかのようにある行動をし始める。
ヨジンのその行動にある日気づいてしまう父親。
3人の主人公の視点でこの映画は三小節から成り立っています。

この映画、援助交際がキーワードですけど、もちろんそれを肯定する映画ではありません。
しかし、たんにその行いを簡単に否定するものでもありません。
3人の心の狂気、動揺、葛藤、など、心理面を考えさせられる映画でした。
表面だけしかみないと、わけわからない映画かもしれないです。でも奥深い。
今流行の(少し流行すぎたかな(笑)?)韓流映画ではありません。
泣きもないし、心あたたまるでもないし、笑いもない。
人間のちょっとした微妙な心の動き。微妙なさじ加減です。
特に女子高生の視野の狭い世界観、その中での2人の揺れる心。絶妙です。
日本で言うと、北野武監督に近いものがあるのかな?
映像美もよかったです。
この監督は、韓国の鬼才といわれる監督だそうです。
ほかの作品もみてみたくなったな~。
結論。やはりギンレイホールの選択はまちがいないわ!

映画「題名のない子守唄」を観ました。

2007-09-29 01:33:00 | LOVE MOVIE
今日は映画を見てきました。(今日も?笑)
金曜がレディースデイの映画館。シネスイッチ銀座。
ここのセレクトも結構好みです。
観たのは、「題名のない子守唄」
~あらすじ~
ウクライナ出身の女性がイタリアに引っ越して来た。
メイドの仕事を探しに高級レジデンスを訪ねる。
彼女は同時にその高級レジデンスの向かいのアパートにすみかを決め、あるひとつの家庭を盗み見している。
そこにはすでにベテランメイドがいた。
メイドの彼女と仲良くなり、その家族の合鍵をつくり、家に侵入し、
何かを必死に探し出そうとしている。ついにはベテランメイドを
事故にみせかけ、殺し、自分がとうとうその家のメイドになった。
彼女はいったいなぜイタリアへきたのか?
何からにげているのか?なぜ、そのひとつの家庭に執着するのか。
最後におどろく秘密が隠されていました。


この映画のふれこみ、「母性を宿したすべての女性に捧ぐ慈愛の物語」とありました。チラシの写真にはなにかにおびえる主人公の悲壮な顔。ちいさな子供のあいくるしい写真。母と子の親子のヒューマンドラマかとおもっていたら。これ、ミステリーだったんです。
答えはなに?いったい何がテーマなの?そんなはじまりから最後まで
目が離せない、話の展開。ミステリー感を高めるBGMとともに、
緊張感がとまらない!
しかし、4歳の子供役の子がかわいい!イタリアのくりくりしたお目目とちりちりパーマのヘアスタイル。
重いテーマのこのストーリーの天使ですね♪

ニューシネマパラダイスの監督が6年ぶりに手がけた作品らしくて、
結構海外の映画祭では話題になったらしいです。
私は映画館で、チラシをもらってみてみたいな~と
おもっていたんですけどね。
へ~!おどろく展開。

最初に、「日本の観客のみなさんへ、この映画は最後にとっておきの秘密が隠されております。
観賞後はだれにもいわないでくださいね!」
なんて前置きがありました。だから!ネタバレしません♪
R15なんですけど、その理由もみてはじめてわかりました。
ミルコのひかりにつづいて、イタリア映画。おもしろいかも。

「題名のない子守唄」公式サイトはこちら

映画「ミルコのひかり」を観ました。

2007-09-17 23:51:44 | LOVE MOVIE
9/8から公開中の「ミルコのひかり」を観てきました。
ずっと以前からシネカノンのサイトで今秋公開!と予告があったのをみてから気になっていた映画でした。

事故で目の見えなくなった少年が音と出会いいきていく物語。
とだいたいの話を知ったいたつもりでしたが、
実際観に行くともっとすばらしいお話であることがわかりました。
この映画、実話に基づいているんです。
1970年代イタリアトスカーナ地方。映画が大好きな少年ミルコ。
少年ミルコは事故で視力を失う。
当時はそのような子供は、盲学校に入らないといけない法律で、
ミルコも全寮制の盲学校に入る。
そこで、テープレコーダーと出会い、いろいろな音を様々な手法で録音し、
物語を作ることに楽しさを覚えたミルコ。
彼を理解する神父さんに出会い、のちのイタリアの盲学校のあり方を
変えるきっかけを創っていった。

目のみえなくなったミルコが前向きに生きていこうとする姿、
子供の自由な発想。想像力の豊かさ。
大事な人との出会い、時代をかえていく動力。
この映画、感動しました。
音だけで、想像できる世界のすばらしさに気づきました。
目をつぶって鑑賞(という表現はちがうかな?)したくなっちゃいました。
でも、映像もみたいのでそれはやめましたが(笑)
ミルコが色をさまざまな自然に例えて生まれつき目の見えないクラスメイトに教えていた、
その表現力も素敵でした。
ミルコは、大人になった今、映画音楽の世界に携わっているようです。
大好きだった映画の世界にはいっているんですよ!
自分の境遇に悲観的にならず、夢をかなえていった一人の人物の
真実の物語です。勇気をもらいました。
いろんな人に見てもらいたい、映画でした。

映画「ミスポター」を観ました!封切りほやほや!

2007-09-17 00:00:47 | LOVE MOVIE
今日は昨日から公開の「ミスポター」を観てきました。
主演はレニー・ゼルウィガー。
イギリス大好きな私は湖水地方の風景がみられるだけで、
価値のある映画です。
この映画、登場人物の女性のタイトルに「ミス」をつけるのか、「ミセス」なのか、
そのこだわりがキーポイントです。
一見、同世代の女性が描かれていて、
共感するけど、え?これって1800年代の話だよね?って
思うと、すごいなぁ~と思います。
でも、彼女、もともと上流階級の娘なので、サクセスストーリー
とはまた違うんだけどね。湖水地方に夏の間だけ過ごす
「別荘」という環境がなかったら、生まれなかったのかな?
上流階級の生活も、こんなんだったのね~なんて垣間みれます。
でも、ピータラビットとミスポターの共演!かわいかったです。
メルヘンだな~。
でも、人との出会いって運命かえるんですね~!
私は母と観たんですけど、母はすごいいい映画だったっていってました。
家族皆さんでご安心してご鑑賞いただけます。
でもとなりの親子、寝てたね、映画館で。まぁ、そんなに
波のない、ストーリーですけど。ここちよかったんですかね?(笑)

秋の夜におすすめの映画を教えてください

2007-09-14 23:50:24 | LOVE MOVIE
今週のgooブログからのお題です。
映画の話か~これは私向きだなっ!
秋っていったら、夜の虫の声、ちょっとさみしげな切ない感じ。
そんなイメージだとしたら、どうだろう~?
構えずにリラックスできる映画ということかな?

そしたら、この間の春公開した「マリーアントワネット」かな?
結構、賛否わかれる映画だけれど、
私は好きだなぁ~。映画は芸術だもん。
ストーリだけがすべてじゃないし。総合的に良い映画でしたよ!
本物のヴェルサイユ宮殿を撮影現場にしてるから、
やっぱり本物は迫力が違いますね!衣装も、背景にある小物も、
すばらしい!秋にはこんな芸術目の肥やしにいかがですかね?

映画「バベル」を観ました。

2007-09-12 00:26:40 | LOVE MOVIE
やっと観ました。バベル。 公開時には、前売りを持っていたにもかかわらず、
また見逃していたのでした。 例の飯田橋ギンレイホールで再上映。まったく、この映画館は
本当に映画の趣味が私とぴったり★

この映画、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本。の4カ国を舞台にそれぞれの物語があります。
放牧生活を送り、貧しさに困る家庭inモロッコ。
夫婦のさめた愛情をいやす為に海外に旅行に出る夫婦in アメリカ。
その夫婦の留守中に2人の子供の乳母をするメキシコ人の話。
そして、母親の自殺をきっかけにぎくしゃくした関係の父とそのろうあの娘の物語 in 日本。
その4つの国がある事件をきっかけに混じり合う。

4つの国のお話がそれぞれ出てくるので、オムニバス映画みたいで、
楽しめました。 それぞれの国の問題、例えば、貧困、テロ、外国人不法労働、メキシコ移民の問題、
それに関係する入国の厳しさ、ドラッグ、性問題、夫婦の危機から親子問題。
そんなことが盛り込まれています。
私もアメリカ、サンディエゴにいた時にメキシコ、ティファナに行ったことがあります。
劇中にもあるように、アメリカ→メキシコにはいるのは簡単なんですが、
メキシコ→アメリカに入るのはとても厳しかったのを覚えています。
メキシコ人が不法入国をしたり、不法労働したりしているからです。
このアメリカメキシコのたった一本の国境を境にアメリカの優雅な暮らしとメキシコの貧困のギャップが
すごかったのも覚えています。 アメリカ人がメキシコ人をベビーシッターに雇うのもよく ある話です。
それにしても、注目していたのはアカデミー女優、菊池凛子さん。
監督はこの役を演じる女優を一年かけてオーディションしたそうです。
本当にろうあの人を起用しようともおもったそうですが、 根性で手にしたこの役。見事でした!
日本人で、あのオーラで 今、やっぱり他にいないかもしれないなぁ~と思いました。
でも、高校生役やっちゃうのはすごいな(笑) 彼女が登場するシーン。ライトが高速に光る場面で劇場で
気分が悪くなる人が続出したことでも話題になったこの作品。私は、ライブで光浴び慣れてるから大丈夫だったです♪
しかし、世界情勢で気になるのは、テロ。9.11のテロはまだ 鮮明に覚えていますけど、
6年後の同じ日にこの映画をみたのは 何かの因果かな? シリアスだけど、4カ国を通して伝えたかったこと、
感じて深く感銘した映画です。 私は映画、何をおすすめするかってきかれたら「21グラム」
ていうけど、このバベルも「21グラム」と同じ監督でした。 偶然です!
DVDは11月にでるそうです。

映画「チャーリーとパパの飛行機」を観ました。

2007-09-07 23:18:25 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
チャーリーは8歳。パパにクリスマスのプレゼントに自転車が欲しいとお願いしていた。
パパはパイロット、他の家族が楽しくパーティをーしてすごす
クリスマスの日でさえも、真夜中に帰ってくる。
待ちわびたチャーリーの元に届いたクリスマスプレゼントは模型の飛行機。
自転車じゃなかったことに不機嫌になるチャーリー。パパもそれをみてがっかりする。
パパは、チャーリーの机の上に「自転車は誕生日にかならず買ってあげる。2、3日で
すぐかえるから」とかかれた手紙を残し、不慮の事故で帰らぬ人となる。
チャーリーはパパの死を受け入れられず、模型の飛行機でパパに会えると信じている。

フランスのセドリックカーン監督も3人の子を持つパパ。
子供たちに「子供でもみれる映画をつくらないの?」と言われたのがきっかけで
この映画を作ったそうです。はじめてのファンタジー映画だそうです。
この映画、子供向けのファンタジーとおもうなかれ!
大人にも観てほしい、素敵な映画です。
チャーリーがものすごくかわいい!純粋な男の子には、神様も夢をかなえるんだ!って。
幼なじみ役の女の子、メルセデス(おぼえやすい名前(笑))が機転のきく子で
この子の役割にも注目です。
夢の世界を描いているものの、一つの家庭、親子の絆、学校、友達、そんなところは日常が
えがかれていて、そのバランスが絶妙な映画です。
フランスの田舎の風景、そして、ヘリコプターで撮影したという空撮シーンもみののです!
最後は不覚にも涙を流してしまいました!感動の映画です。
CHARA が日本でのイメージソングを歌い、モデルのSHIHOが映画の宣伝部長?
をつとめるこの「チャーリーとパパの飛行機」
シネリーブル池袋他、2007年9月より、全国順次ロードショー。