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Aspiring Bobby-dazzler Starlet

岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

映画「麦の穂をゆらす風」を観ました。

2007-09-07 01:00:25 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
時は1920年アイルランド。当時のアイルランドは英国の支配下にあり、
英国と独立戦争を行っていた。アイルランドには、
アイルランドの義勇軍の制圧をする為に、
英国から部隊が派遣されていた。
一人の青年ダミアン。医師を目指し、ロンドンにいくことが決まっていた。
しかしその直前、イギリス部隊に仲間が見殺しにされてしまう。
そこで、ロンドン行きを断り、兄とともに義勇軍に参加することとなる。
のちに、英国はアイルランドに停戦を申し入れ、和平条約を結ぶが、
それはアイルランドの完全平和を描いたものではなかった。
そのため、内紛があらたに生じてしまう。


この映画はカンヌで非常に評判が高かったというのと、ケンローチ監督が気になって観ました。
アイルランドの問題はいまでもIRA問題等いまでも、解決していません。
これは、アイルランドがイギリスの100%占領下からすこしでも抜け出した瞬間が
描かれていました。
そして、軍で戦う、一般市民の立場で表現されていたのがよかったです。
戦争で、仲間、家族を失うつらさ。葛藤のすえの決断。
心模様が描かれています。
世界情勢、こういうものもあるんだ。という感じで映画で事実をしるのもいいですね。
最後は、せつないです。

映画「さらばベルリン」を観ました。

2007-09-05 00:01:04 | LOVE MOVIE
今日試写会で「さらばベルリン」を観てきました。
ジョージクルーニー、トビーマグワイヤー、ケイトブランシェットという名だたる俳優がでるので、内容はともかく
見る価値ありかな?と思って見に行きました。

時代は第二次世界対戦直後1945年のお話。
米ソ英仏に占領されていたドイツ、ベルリンが舞台です。
荒涼とした、混乱の時代に、以前愛し合った2人が再会する。
かつて記者と秘書の間柄だった二人(ジョージクルーニーとケイトブランシェット)、
離ればなれになっている間に女は売春婦に成り下がっていた。
今は彼女には恋人(トビーマグワイヤー)がいる。
ある日、ポツダム会議の前日に、恋人が謎の死を遂げる。
謎めいた雰囲気の女。いったい彼の死はなんなのか?女の正体はなんなのか?
謎解きがはじまる。


画像がモノクロでした~!
そして、歴史にうとい私はファイナルで謎がとけませんでした(笑)
????なままエンドロール。
ナチとか、ヒトラーとかが一体どんなものなのかとか、当時の戦下のドイツの
状態はどんなだったのかとか、知らないと、わけわからないかもです。
日本人というか、当事者の国の人たちなら理解できるのかも?
最後にオチがわからなかった映画ってこれがはじめてかもしれません(汗)


映画がもっともかっこよかった時代って40年代なんですか?
まだ生まれてないし、みたこともないんですが、「カサブランカ」「第三の男」等が名画として
かたり継がれているらしいですね。(ってパンフレットに書いてあった)

娯楽として、時間を楽しむにはテーマが複雑だった今日の映画でした。


映画「リトルミスサンシャイン」を観ました。

2007-09-02 21:53:50 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
少女のミスコン「リトルミスサンシャイン」の決勝進出を手にした
ちょっとおデブでおブスなメガネのオリビア。
へんてこりんで個性的な家族(祖父、父、母、兄、叔父)総出で、アルバカーキから
決勝会場のカリフォルニアへ
バスでのアメリカ大移動!
その珍道中と、無事にカリフォルニアへつけるのか?
ミスコンのゆくえは?みものです!

この映画はコメディです。でも、見終わるとあったかい気持ちになれます。
作中で「勝ち組、負け犬」って言う言葉がでてくるんだけど、
その中でも、「負け犬とは挑戦せずにあきらめてしまう人のこと。」
という言葉がでてきました。
登場人物はみんな風変わりな人たちで、一般的には負け犬軍団にいれられてしまうのかも。
でも、この「負け犬」の定義では、みんな勝ち組。
家族のありかた、ミスコンへの皮肉?などがもりこまれていて、
あっというまの1時間40分。
オリビア役の女の子は、劇中ではおデブでおぶすちゃんな役だけれど、
本当にかわいいんです!このコをみているだけでも、いい映画です~!

映画「モーツアルトとクジラ」を観ました。

2007-08-28 00:56:09 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
自閉症の一種のアスペルガー症候群という病気を抱える
ドナルド。彼は数字の天才で、計算をしていると落ち着く。
彼は同じような病気の仲間を集めて集会をしている。
ある日そこに新しい仲間、イザベルが加わった。
イザベルも同じ障害を抱えているのだった。
2人は恋に落ち、不器用ながらも、恋愛をしていく。
★★★★☆

普通(どう表現したらいいのでしょうね?)の人間でも
難しい恋愛の行方を、障害をもつ2人ならなおさら
ハードルが高いですよね。
でも、正直彼らの方がオープンで生身でぶつかり合って
人間味のある感じがします。
普通になりたい、普通を意識している彼ら2人。
でも、普通ってなんでしょうね?
私はいわゆる、社会的弱者を題材にした作品が好きです。
同情や哀れみからじゃないです。
個性を大事に、自分に素直に、その人なりに幸せに過ごしていて
それこそ人間味のある生き方をしている気がするからです。
この映画は、ノンフィクションです。
人間味のあるラブストーリーですね。
悲壮に満ちた作品でなく、すごく元気になれる映画でした。
ちなみに、アスペルガー症候群の人はあるものに特定の能力を
もっていたり、強いこだわりをもったりする傾向があると言われています。
「CUBE」に出て来た計算が得意な男の子も、この病気なのかもしれません。

ジョシュハーネットは割と好きな顔立ちをしています(笑)
彼は、インタビューで、
「演じていて自分も自閉症なんじゃないかと思った。」
と言っていました。自閉症、だれもがなる可能性のある病気です。
私も、登場人物をみていて、自分もあてはまらないことはないなぁ~。
なんて、思いました。
こういう人たちへの理解、受け入れが必要ですよね。

真実のお話に基づいたこの映画。どうぞDVD是非ごらんくださませ♪

映画「リリィシュシュのすべて」を観ました。

2007-08-24 00:31:30 | LOVE MOVIE
さて、この映画は2001年の作品です。6年前ですね~。
「リリィシュシュのすべて」は、TKが音楽を担当されています。
音楽界の四大TKの一人。小林武史氏。
あとドビュッシーの音楽が印象的に流れています。

この映画はネットから発信されてできた映画らしいです。
先にHPが立ち上がってそこでの書き込みからお話が作られたのかな?
当時私もネットにどっぷりつかってた時代だから、知ってたら参加したかったなぁ。
岩井俊二監督はそのHPもすごく凝って
物語を捏造(笑)してたらしいです。
その創り込みっぷりがなんかぽいですよね。

さて、映画のお話。
14歳という中学時代。
学校や友達の間で起こっている、いじめ、売春、自殺、万引き、
そんな生活の中での唯一の救い歌手「リリィシュシュ」。主人公は「リリィシュシュ」だけがここのよりどころ。
「リリィシュシュのファンサイト」の管理人をしていて、そこで出会った人間と心を通わせています。
「リリィシュシュ」は彼のいわゆるカリスマ的存在です。
でも、結局、そのすべてが何かを、知ってしまった彼には、
彼にとっては神でもなく、空虚。
結局、カリスマ=陳腐なものということになってしまうんです。

....中学生とか、その頃には戻りたくないですね~。
この映画は、その時代の暗い部分とか、陰湿な部分とか、
そういうのを思い出させる映画ですね~。
もっと大人であれば、うまく解決できるけど、まだその能力を
もちあわせていない=自分の周りの世界だけがすべてみたいな、
本当、無事に?今に至れてよかったとほっとします(笑)
私は登場人物で誰に近いかというと、久野さんっていう
女の子(伊藤歩さん)。
強がりすぎて痛いみたいな。そんな子でした。
教室のシーンとか、こんなことあったよな、なんて思いだします。
よかったら、みてみて、自分は誰に近いかな?と照らし合わせてみると面白いかも(笑)
明るい気分にはなりたい時にはお勧めしないんだけど、すごく平たく言っちゃえば、
自分の環境がマシにみえるというか、 ズトンと落ちたりはしないですね。

岩井俊二監督の映画はファッション的にみられてるらしくて、
個性的、とか感性豊かとかいうそこらへんの言葉に弱い
若者に受けてるらしい。だから、あえて、そこを狙ってるように
みせかけて、実は手の込んだこと、してるのよ?みたいな、
裏の裏をかいている監督だと思うんですよね。
別に、~賞とか海外で評価されたりとか、興味ないみたいですよね。
他にもいろんなことに手をひろげていて、マルチな才能があるみたいですね。天然にみられてるけど、
実は計算系。 ただ、綺麗な映画をとってるようで、また岩井のファッション映画かぁ。
とおもわせて実はあざといところなんかが、なんか 岸利至さんに似てると思ったのは
私が岸さんファンだからでしょうか?(笑)
簡単な音に見せかけて、実は複雑にいろんな音が入ってて、わかる人にはわかる深い曲なのよ!みたいな。
(私も音がわかるほど音楽にはくわしくないのですが。。)天才(天然)なんじゃなくて、緻密な計算の上、
創作している努力の賜物なんだってことです。

でも、創作活動している人はみんなそうかもね。
だから、そういう人にすごく尊敬しちゃうのです。

新しい才能がでてくると、かならず叩かれるけど、岩井監督の類に漏れず、だった見たいです。
今でも、岩井俊二VS北野武 邦画界ではそんな分かれ方をしてるみたいですよ?
でも、両方、個性があって撮り方とか、ストーリーとか
面白いので私は両人とも好きです。
ちなみにセカチューの行定監督は岩井俊二監督の弟子ですよ。
そして行定監督の最新作は「遠くの空に消えた」。
主題歌はCocco「甘い香り」←岸さん、プログラミングで参加!
なんて偶然てか必然?(笑)

はやく「ハナとアリス」の次の作品がみたいよ~。
また蒼井 優ちゃんがでるのだろうか?
岩井監督のことはあまり詳しくありません(汗)私の主観です。
ファンの方、しったかですみません(汗)

SAW3を観ました♪

2007-08-23 00:24:17 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
リン。救命救助の女医。
その日も、急患で運ばれてきた少年を見事救ってみせる。凄腕の医師。
だが、家庭はうまくいっていない。
ある日病院のロッカールームで悩みに苛まれていると、
何者かにおそわれる。次に目が覚めると、
目の前に、瀕死の男と、女。
ジグソウだ。
ジグソウのリンへのゲームが始まる。
ある一人の男がゲームしている間、自分を生かしておくよう指示される。
リンの首には、ジグソウの心拍数がゼロになると爆発される仕掛けが装置された。
ある一人の男のゲーム、それは、最愛の息子の交通事故の目撃者、被告を裁いた検事、
事故を引き起こした、殺人犯。その3人を許せるかどうか?
さぁ、ジグソウの新しいゲームが始まった。

SAW3は、これまた、痛い映画ですね~。
いや、映像がすごいエグイ。第一弾のSAWとはまったく違うジャンルの映画に
なってしまっている。
正視できないです~(汗)映画館で観なくてよかった。それは、映画の出来不出来じゃなくて、
あのシーンを大画面で観ることは、不可能ってこと(笑)
血の量、半端じゃないですよね。血だけじゃなく、肉片?ぞ~っ。
SAWは心理戦みたいな、密室に閉じ込められた善良な精神の2人が
死を目前にして、精神的にかわっていく様がおもしろかったけど、
SAW3(SAW2もかな)は、もとも精神的に参ってしまって、暴力性がある人物が
ゲームに参加している。だから、いかに暴力的か、いかに残忍か?
を追求しているような気がする。だから、こんなに、鮮血のあふれる映画になった。
ストーリーとしては、これまたジェットコースタームービーで、
どんでんかえしの展開には、目を離せない。
結末も、あっ!というものだった。
でも、ストーリーより、個々のシーンが鮮明に頭に残ってる感じがする。
でも、SAW3は今までのSAWシリーズの場面がでてくるし、
総まとめのような作品だと思う。
SAWはどの作品もそうだけど、ラストに必ず、結論の伏線になっていた
場面がフラッシュバックのような映像ででてくる。だから、とっても
わかりやすい映画だと思う。あ~あの場面が~!って思い出すのにとっても優しい
作りになってると思います。
でも、SAWシリーズ。一番おもしろいのは、やはり「SAW」かなぁ?
あの意外な展開、衝撃、ホラーでなく、サイコ的要素が強い。

痛いのが苦手なかたはSAWで完結しても、いいかもね?


映画「SAW2」を観ました。

2007-08-21 21:31:31 | LOVE MOVIE
さて、SAW2です。
~あらすじ~
前作であきらかになった連続殺人犯人「ジグソウ」がまた例のゲームを始めた。
刑事達はジグソウのアジトをつかみ、拘束に成功する。そして、
そこにおかれていたモニターには、
犯人を追う刑事の息子を含む、ある共通点をもつ男女8人が家に監禁されていた。
8人はそれぞれ、神経ガスを打たれているということで、
時間内に解毒剤をみつけるなり、なんなりの
犯人のゲームに勝てば、脱出できる。
前回のゲームにくらべて制限時間が短くなっているので余計に緊迫度が増している。

前回で犯人がわかっちゃっているので、今回は、どんな新しいゲームを
見せてもらえるのか?とただそれだけかと思っていたら、今回もあっ!という展開があった。
前作には及ばないという意見も多いが、私単純?結構驚いたです(笑)
そうそう、最初から、グロいシーンだった!最後までいけるのか自分?と思いながら
やはり最後まで見入ってしまった。
今回も、とらわれた8人が死を意識して、取り乱すシーンとか、
心理がよく描かれていると思いました。
あ~いう場面で、本性あらわれるしね。8人のサバイバル劇も見物です。
でも、一つ。それが理由で、息子をどうにかするかな?親は親、子は子じゃないかな?
とも思いましたけど。(わからない人は観てください!笑)
そして、8人がこの屋敷を抜け出すヒントが出されるんだけど、
結局それは、謎というか、結論はでなかったですね。
(原語できいた方が、理解しやすかったけど。)
でも、前作のバスルームのうちの1人。
結局死んじゃってたんだ~。
最後、また前作のバスルームで話が終わります。衝撃の「SAW」ラスト見てない人は是非!
やはり、前作を超える為には、いろいろショッキングな映像を増やしたり、
ネタを練らないとダメですよね。
でも、前作とはちがったパターンの作品だったので、続編としてじゃなく、
違う作品としてみれば、よかったんじゃないでしょうかね。
ジェットコースタースリリング映画として面白かったです。

さてSAW3に続きます。

映画「SAW」を観ました。

2007-08-21 21:04:45 | LOVE MOVIE
~あらすじ~
ある医者は、目が覚めると、観たことの無いバスルームの中にいた。
足は鎖で繋がれていて、対角線上にもうひとり見知らぬ男が横たわっている。
そして、真ん中には頭をうちぬかれた死体。
部屋にある、テープレコーダーを再生すると、
「6時までに相手を殺さないと、助からない。」とある。
この奇妙な犯罪は誰の仕業なのか?彼らは助かるのか?


この映画、2004年の公開映画です。当時も、話題になった映画なので、
観てみようかなと思ったのですが、ホラーぽいのが苦手な私は
DVDのパッケージのあらすじを読んで観るのを躊躇してました。
それがあるきっかけで、観てみようかなと思い、一気にSAWからSAW 3まで
観たんですけど。。。

この映画の衝撃度のすごさ!最後まで一瞬たりとも、
目をそらせない緊迫度。2時間あっという間。
CUBEのように、閉じ込められた部屋の中だけでストーリーが展開されるのかと
おもっていたら、ちゃんと、外の世界のストーリーもありますしね。
最初にでてくる2人だけじゃなくても、他の被害者達の場面もおもしろかった。
ホラーじゃなくて、スリルサスペンスですね。ストーリー性もあるし。
観ながら一緒に犯人はだれなんだろう?って推理していくのが面白い。
犯人は、あんただったのか~?ってびっくりすること間違いなし!
それに、犯人の動機も、結構納得。
何気に、メッセージ性のあるものでしたね。
私も、この犯人に捕まらないように(笑)生活しようと思いましたもん。

あまりグロさはなかったです。でも、一部目をそらした場面もありましたが。
おもしろかった!!

これは人に勧めたくなる映画ですね~。

さて、SAW2観賞記に続きます。