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岸利至さんが好きです!が!今は映画ブログになりました☆トラウマになるくらいの重い、暗い映画が好きであります。

DVD「ただ、君を愛してる」を観ました。2008年87本目

2008-08-31 23:38:30 | 日本映画
ジャンル : ラブ・ストーリー
製作年 : 2006年
製作国 : 日本
監督 : 新城毅彦
出演 : 玉木宏 、 宮崎あおい 、 小出恵介 、 上原美佐 、 黒木メイサ


大学入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子、静流と出会う。コンプレックスのため、人とうまく付き合えない誠人だったが、彼女とは自然に打ち解けることができた。静流も誠人といつもいっしょにいたい気持ちから、カメラを手にするようになる。そんな二人は毎日のように森へ写真撮影に出掛けていく。しかし、誠人は同級生のみゆきに想いを寄せていた。いつも一緒にいるのに静流のことは女の子として見ていない誠人。誠人のために静流は大人の女性になろうと決心する。

gooより。


この映画は「恋愛写真」を観た市川拓司(「今あいに行きます」)が「恋愛写真」の主人公。誠人と静流のもうひとつの物語として小説にしたものを
映画化。
「恋愛写真」が好きな私は、この映画も観ました。大塚愛も「恋愛写真」って歌ってたっけなと思ってましたが、
この主題歌だったんですね。
この映画は好きなシーン。好きなセリフがたくさんあります。
「好きな人が好きな人を好きになりたい」こんな純粋な気持ちってあるでしょうか。
私だったら、好きな人が自分以外の人を好きになったら嫉妬するし、その人を嫌いになると思う。そんな
狭い心の持ち主です(笑)静流は、逆にその恋敵とも仲良しになってしまった。
「私にうまれて来てよかった」っていった静流のセリフ。たぶん病気である自分の体に、
「なんで私、産まれて来ちゃったんだろう?」とか「他の人に生まれ変わりたい」とか思ったと思う。
でも恋することによって、この人に出会えた、この世界に生まれてよかった。って心から思ったんだと思う。
「人より少しオリジナルなだけ!」ってこれまた静流のセリフ。幼稚な体と、周囲と比べたら幼い言動に
周りの人は変人扱いするけど、周りと比べるんじゃなくて、みんなそれぞれ個性なんだということ。
それから好きなシーン。
誠人は静流を肩車して、ドーナツクッキーを木の枝にさしているシーン。かわいい!絵になる!
基本的に、この庭のシーン、綺麗でした。この映画。どこを切り取っても、映像がきれいな作品です。

この映画のように、本当に好きで必要な人同士がなにかしらの事情でつきあえないことって多いと思う。
この登場人物、誠人と静流も、お互い、必要としていながらも、なぜか恋愛感情に気付かず、ついには
おつきあいしないまま、人生を終える。人生ってこんなこともあるんじゃないだろうか。
静流はよく嘘をついていたっていうけど、人生嘘ついていい時もあるよね!
死んでからも手紙が届くって描写は「いまあいに行きます」に似てる。
母の死後、毎年届く息子へのバースデーケーキ。市川拓司さんはこういう演出が好きなんだな。

しかし、成長したあとの宮崎あおいちゃんは綺麗だったなぁ。それと、玉木宏君は、こういう役があってる気がします。
「変身」をみた時は役にあってないと思ったけど。なんかあか抜けないイラっとしちゃうような朴訥な少年。
オドオドしたしゃべり方!すごくあってました。

また衣装の話だけど、宮崎あおいちゃんが大学時代きていたシャツ。何枚かTSUMORI CHISATOのものがありました。
なつかしいシリーズでした。私も違うデザインですが、同じ柄をもってるのでうれしいです!
蒼井優ちゃんや宮崎あおいちゃん(仲良しコンビ♪)が出ている映画は衣装も気になります!

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1 コメント

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こんにちは (咲太郎)
2008-09-01 14:35:10
TBありがとうございました。
(自分の)好きな人が好きな人を好きになりたい」
って名台詞ですよね。
あと「人より少しオリジナルなだけ」って台詞もいいですね。
風景もよいですが台詞も良い映画だと思います。

玉木さんはこの役をやってからじゃないですかね
三枚目の役が来るようになったのは
この役は「鹿男あをによし」の先生役のルーツのような気がします。
ユーキャンのCMも三枚目ですよね(笑)