ブログの練習

ブログを書く練習です。
最近はレトロな計算機(電卓、マイコン、パソコンなど)
に関することを書き始めました。

Homebrew Vectrex LightPen 801 (VLP801, Vectrex lightpen using OPL801-OC photologic sensor)

2020-07-30 11:20:05 | 電子工作
Vectrex用のライトペンについて調べていたところ、自作(英語では"homebrew" = 自家醸造と言うようです)のための情報が詳しく書かれたページを見つけました。
https://www.playvectrex.com/vectech/mvlp/mvlp_f.htm
回路図を見たところ、光に反応してコントローラー2のボタン4を押すだけでいいようです。
わりと簡単に作れそうだったので、とりあえず部品を揃えようとDigiKeyで検索していたところ、TTLのロジックレベルで出力してくれる光センサーを発見。TT Electronicsというイギリスの会社が作っているようです。
しかも、負論理でオープンコレクタのタイプ(OPL801-OC, データシートはこちら )もある。まさにライトペンのために作られたようなデバイスです。これなら直接本体に接続すれば動くんじゃないかと思い、波長と感度が適合するか心配だったのですが、とりあえず買って試してみることにしました。

作ったプロトタイプがこちら。


これがOPL801-OC。普通のフォトトランジスタに見えますが、フォトダイオード、アンプ、シュミットトリガーのインバーターが集積されています。


なんとあっさり動きました。


回路図はこんな感じです。

CAD用の部品ライブラリが提供されていなかったので、回路よりOPL801-OCのシンボルを描く方が時間がかかりました。
コメント (2)
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Tektronix 466 analog storage oscilloscope

2020-07-25 21:09:08 | 計測機器

ヤフオクに面白い物が出品されていたので思わず落札してしまいました。Tektronix 466 アナログストレージオシロスコープです。
昨今のオシロスコープはAD変換された信号を半導体メモリに蓄積するいわゆるデジタルストレージ機能が標準的に備わっています。一昔前のブラウン管オシロでも、デジタルストレージオシロと呼ばれるものは、表示部分はアナログであってもストレージはデジタルで実装されています。
一方、このオシロは"アナログストレージオシロスコープ"なので、ストレージ機能もアナログ的に実装されています。

手元にあったトラ技1982年9月号にTektronix 464/466の広告が載っていました。定価160万円だったようです。本機はマルチメーターDM44のオプション付きなのでもう少し高かったと思われます。


せっかくなので一過性の信号を観測したいと思い、リモコン受光素子の信号を観測することにしました。


動画がこちら。

Tektronix 466 analog storage oscilloscope (テクトロニクス 466 アナログストレージオシロスコープ) リモコン受光素子の信号観測

Tektronix 466 analog storage oscilloscopeです。半導体メモリではなく、ブラウン管自体の記憶機能によっ...

youtube#video

 

頭が切れていると思ったら、トリガの設定と水平位置が間違っていました。正しい観測結果は下記の通り。面倒なので動画の撮り直しはしませんでした。

デジタルオシロで答え合わせ。ちゃんと合ってます。


オシロ時計の動画です。

Tektronix 466 analog storage oscilloscope clock (テクトロニクス 466 アナログストレージオシロスコープでオシロ時計)

Tektronix 466 analog storage oscilloscopeです。半導体メモリではなく、ブラウン管自体に記憶機能があり...

youtube#video

 

秒針が1周してもちゃんと残っています。

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MAX7219の偽物(fake maxim 7219)

2020-07-04 17:21:35 | マイコン
今回のLED表示盤にはMAX7219というLEDドライバを使っているわけですが、どうやらこのICは偽物が多数出回っているらしいです。
DigiKeyやMouserなどの信頼できそうなルートで購入すると1個$8以上、秋月でさえ800円するのに、eBayやAmazonだと5個で400円とかで売られてたりします。この差はなんだろうと思い、いろいろ調べているうちに、"fake max 7219"でググったらいろいろなページがヒットしました。わりと有名な話だったようです。
今回、秋月の800円のICと、某国内通販の250円のIC2個を入手していたのですが、250円の物は見事に不良品の偽物でした。偽物でも動作するという話もあったので、甘く考えていたのですがダメでした。とほほ。
一番上が秋月の800円、下の2つが某国内通販で入手した250円のものです。

秋月の800円のICはちゃんと動作しました。

一方、250円のICは、こんなだったり、

こんなだったりして使い物になりませんでした。

相場より安い部品は使っちゃダメなことを学びました。
今回は秋月のも買っておいて良かったです。安いやつだけだったら基板の方を疑って、不毛なデバッグにはまっていたかもしれません。

【2020/7/16追記】
不良品のICは全部で5個あったのですが、全部無事返金対応してもらえました。
コメント (1)
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ZK-80P用LED表示盤完成

2020-07-04 17:07:51 | マイコン
修正版の基板が届きました。

10枚注文で12枚入っているのでラッキー!っと思ったら、

傷ありが1枚。不良品混在を見越して余分に入っているのでしょうね。
早速部品をはんだ付けして電源投入。今度はちゃんと表示されました。

本物のTK-80と比べるとこんな感じ。

ちなみに上の写真は以前の記事ZK-80(TK-80互換機)のLED改装 - ブログの練習に書いたMAX7219の輝度を上げるためのファーム改修後のものです。
オリジナルのファームだと下の写真のような感じなので、ファーム改修は必須のようです。


【2020/7/12追記】
余った基板をヤフオクに出品しています。枚数に限りがありますのでお早めにどうぞ。
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/bxc06442

【2022/3/14追記】
基板1枚とキット3つが売れた後しばらく売れなかったので出品を止めていましたが、いいねボタンを押して頂いたので、残っている2セットを再出品することにします。
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