ブログの練習

ブログを書く練習です。
最近はレトロな計算機(電卓、マイコン、パソコンなど)
に関することを書き始めました。

PC-8033の中身

2020-05-20 16:55:17 | レトロPC(PC-8001)
以前書いた、PC-8033を自作する - ブログの練習という記事の続きです。
先日うまいことPC-8033を入手でき、気になっていた疑問点を解決することができました。
本物のPC-8033の中身がこれ。この写真はいくらググっても見つからなかったので、インターネット上で初出の画像なのかもしれません。

知りたかった点は下記の通り。
・主要部品は8255、LS04、LS30、LS32の4つ (想像通り)
・FDDバスのRESET信号はLS04を2度経由している。 (最初に作った試作機と同じ)
PC側バスのRESET_(負論理) → LS04 →RESET(正論理, 8255用) →LS04→FDDバスのRESET_(負論理)
・プルアップは5.1kΩ (これはハズレ)

以上。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC-8033を自作する

2019-09-22 15:50:33 | レトロPC(PC-8001)
PC-8033というのは、PC-8001にフロッピーディスクユニットPC-8031を接続するためのインターフェース装置です。
PC-8001本体は中古で結構流通しているので入手は容易(数千円程度)。PC-8031も数は少ないものの入手困難というほどではなく、ジャンクなら送料込み5000円ぐらいで買えます。
ただジャンクなので動作保証は無く、私の場合は1台目は片方のFDDが不良。2台目はコントロールボードが不良。2つを組み合わせて動作品が1台できあがりました。

PC-8001とPC-8031は揃ったのですがPC-8033が無いのでつなげることができません。
ちなみに上記のPC-8031の動作確認はPC-8001mk2でやりました。

PC-8033はなかなか出てこない上に最近では1万円以上の値が付いてしまっています。2019年5月にはなんと5万円以上で落札されたみたい。
この写真は今オークションに開始価格25000円で出品されているもの。ちょっと前に開始40000円即決500000円で出品されていて、入札ゼロで値下げされてきてここまできています。この値段でも買う人いるのかなあ。5月に5万円で買った人がいるので出品者もあまり値下げはしたくないのでしょう。


で、大きさから想像するにこれの中身は8255が入っているだけなんじゃないかと思って5chのPC-8001スレで聞いてみたところ、どうやらその通りらしいことが分かりました。
そうと分かれば自作できそうです。

ピンアサインなどはやはり5chで教えてもらった下記のサイトの情報がとても参考になりました。

【コネクタ】 FDD (PC-8031)
【コネクタ】 FDD (PC-8801等 2D)
8255周りの回路図

8255周りの回路はほぼ上記のページにある通りで、1箇所だけ要注意なのが~EXTON(拡張バスの18番)を0にしなくてはいけないこと。これに気づくのに3日かかりました。

出来上がった基板がこれ。
動いたらちゃんとしたのを作り直すつもりで作ったのでやっつけ感満載です。
この時点ではフラットケーブル圧接型のカードエッジコネクタが入手できていなかったので、100Pのカードエッジコネクタを半分に切断したものと変換基板で無理矢理つなげてます。あと、中華製の安いノンプレッシャーICソケットがあったので無意味に使ってます。


裏面。~EXTONに気がつくまでに、いろいろデバッグした時用のテストピンが無理矢理付けられています。


disk basic起動画面。PC-8031ではなく、PC-80S31がつながってます。


無事動作したことを5chに報告したところ、なんと基板を作ったという人が現れ、2枚譲ってもらえました。


部品を載せたものがこちら。


手配線とは大違いの売り物レベルのものが出来ちゃいました。

■2020年5月20日追記
本物のPC-8033を入手できたので開腹してみました。
↓こちらの記事です。
PC-8033の中身 - ブログの練習
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PC-80S31

2019-08-22 10:28:46 | レトロPC(PC-8001)
PC-8001用のFDD、PC-80S31です。筐体からドライブを取り出して中身が見えるようにしてあります。

オークションで入手したものを修理して、さらにDISK-BASICのシステムディスクを入手して、なんとか動くようになりました。

高校生の頃にはソフトも山ほど持っていたんですが、捨ててしまってもうありません。勿体ないことをしました。幸いなことに、実家に置きっぱなしだった1980年前後のマイコン雑誌は残っていたのでそれを頼りにいろいろ遊ぼうと考えています。

これは、ファイルをコピーしている様子の音と映像です。テンポが変わるのがなんとも味わい深いです。

5インチFDDの動作音(ファイルコピー)



次にトラックコピーです。こちらは単調であまり面白くありませんね。

5インチFDDの動作音(トラックコピー)


最後に、物理フォーマットをしている様子の音と映像です。

5インチFDDの動作音(物理フォーマット)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする