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自分のために書くことば。

普段の生活や会話などから感じたことを、書いてとっておきたいんです。あとで読み返して、私は幸せだなあと思えるためにも。

熊本城でランランランチ

2008-05-16 10:14:53 | 見物(にしにほん)
ゴールデンウィーク後半は、熊本におりました。
熊楠さんに、熊野本宮に、熊本と、なぜか熊づいてます。

築城400年に沸き立つ熊本城を訪問。
大きい!広い!カッコイイ!
ワンサカ人がきてました。本丸が復元されたからでしょう。行列です。
きっらきら、金ぴっかぴかの照君の間。
全国でも珍しい、地下から上がっていく、くらがり御門。
身をかくして鉄砲を撃つ小さな窓。
石垣をのぼってくる敵に石を落とす仕掛け。
たのし~いなあ☆

敷地内にはたくさん大きい樹が植えられてて、気持ちよい♪
大きな樹の根っ子に座ってお弁当食べました。
目の前には壮大な天守閣。お弁当には熊本名物いきなり団子も。
旅行者にはたまらないシチュエーションに大満足☆

神のふところ 熊野本宮大社と大斎原

2008-05-15 09:35:16 | 見物(にしにほん)
和歌山の想い出、もうひとつ語り忘れてました。
BASARAっていう大好きな漫画にも出てきた、熊野本宮大社
いつか来たいと思ってました。
それが、こんなにラクして(助手席に乗ってただけだもん)思いがけず来れるなんて♪感謝感謝!

そこここにあるヤタガラス(三本足の烏)の紋がカッコイイ!
ふつうに階段の多い、お守りもたくさん売ってる神社って感じだったのが、
社殿前に入ると、・・・こわい。こわいっていうとちょっと違う。
なんか、背筋をのばしたくなるような感じなんです。
なんだか大きい神さまのような存在に、私のしょうもない心など
簡単に見透かされるような、そんな感じ。
黒い社殿の佇まいが最高に厳かでカッコイイ・・・!

黒いといえば、本宮大社がもとあった場所大斎原(おおゆばら)にも、
でーっかい黒い鳥居が立ってます。日本一の大きさなんだって。
こちらも厳かでその下を通ると緊張するような、そんな感じ。
京都の平安神宮の大鳥居とは全然ちがう。
ネバーエンディングストーリーで、主人公がスフィンクスの下を通るときに
とってもドキドキしていた、あの感じ。
いつわりの心をもってたら、どうにかなっちゃうような。

山と川に囲まれた聖地です。
日本の神の、深い深い懐に入ったような、貴重な経験でした。

古道グルメ

2008-05-09 10:42:22 | 見物(にしにほん)
白浜ステイ中、熊野古道中辺路を車でエセ巡礼しておりました。
拠点になる王子(古道をいく人のための標識のような神社のようなもの)の
近くでは旅人のためのグルメが充実しています(?)たぶん。

国道沿い、車を走らせていると、左側に看板が。「かっぱ餅は移転しました。信号を左」
かっぱ餅?なんだろう?って思っていると、
あれ?「かっぱ餅は移転しました。信号を左」また同じ看板。
2回も言われるとそちらへ行きたくなるのが人情。
先輩と「罠にかかってみるか」と随分たって現れた信号を左に曲がりました。
お!見えた。「かっぱ餅」の看板。パラダイスの予感。
お出迎えしているらしい河童がいます。
妙なナナメ具合で、目を見開いて餅をつく男。何ともいえないバカっぽさです。
かっぱ餅の正体は、なんのことはない、よもぎ餅でした。
単にお店の名前なだけで、河童が作ったとか、河童で作ったとか、
そういうものではありませんでした。なーんだ、つまんないの。
でも、柔らかくてとても美味しかったですよ。

そこからすぐの近露(ちかつゆ)王子近くには、箸折食堂というのがありました。
お昼ごはんを食べようとしたら、「きじ丼」の文字。即効質問。
「あの、この、きじ丼のきじって、桃太郎の家来のあの、きじですか!?」
今度はほんとにきじでした。この辺りは日本でも有数の雉の生息地らしい。
食べてみると、弾力があり、かつ柔らかいお肉でした。

そのあと、一方杉の近く、継桜(つぎざくら)王子の近くでは
「ほうさんのまったりプリン」というのを見つけて、やっぱり罠にかかります。
こじんまりした素朴なお庭があって、軒先に腰を下ろします。
春よもぎのアイス」(写真のやつです)というのを選びました。
手作りだってすぐにわかる食感。よもぎの繊維を感じながら、大切に食べます。
おいし~い♪ すぐ近くでウグイスが鳴いてます。 ああシヤワセ♪
ちなみに「まったりプリン」はかぼちゃでつくった、こちらも素朴な手作り味♪

古道を歩いた後なら、きっともっと美味しいのでしょう。
そしてもっとありがたいのでしょうね。

白浜ステイ

2008-05-03 23:24:35 | 見物(にしにほん)
最近白浜にいました。
大学時代の先輩の別宅に滞在させてもらったのです。

そのおうちからは、海がよく見えます。夕陽も見られるけど、それは白良浜(しららはま)で見ることにしました。

ほんとに砂が白いぞ。
波がよせてかえったあと、次の波がくるまでの少しの間、
ぬれたところは静かな陽に照らされて、萩やきのようです。
なんで波が起こるのか、なんで飛行機雲は雨の前にはいつまでも消えないのか、
なんてことを、2人でしばらく話していました。
夜は晩酌タイム。歴史の話、政治の話、教育の話、
この人はわたしの知らないことをたくさん知ってはります。
学習に果てはないって茂木健一郎が言ってたのが、よくわかります。
勉強すべきことは、山のようにあるなあ。

樹は寝転がって見るもの

2008-04-30 14:14:13 | 見物(にしにほん)
いま、熊野古道中辺路(なかへち)野中の一方杉にいます。
つまり、大きな樹にかこまれてます。

ベンチに仰向けにねると、樹の横幅を感じます。枝を広げあって、重なりあって、
隙間から見える空の清らかなこと。
風が枝をゆらしザワザワ音をたて、鳥が高いよく響く声でないてます。

静かだ。あらゆるものが。潔く生きている。

THE オオサカ

2008-03-25 14:53:02 | 見物(にしにほん)
先日、「THEオオサカ」な体験をしました。
梅田からちょっと歩いて、やってきました、豊崎飯店。
以前前を通りかかった時に、そのあまりな内容のPOPに度肝をぬかれ、
いつか食べに来ようとGやんと心に決めていたのです。

中はちょっと広めの普通の中華屋さん。ご夫婦でやってらっしゃるようです。
おびただしい数のPOPが店内にも。
「人員不足のため、自分のことは自立してやりましょう」みたいなことも書いてある。
うーん・・・。

定食を頼んでちょっと待っていると、小1くらいの可愛い女の子が。
手にはお皿をもってます。近所の家の子供が餃子を買いに来たらしい。
ほほえましい景色です。

頼んだ酢豚と野菜炒めを食べていると、お店のお母さんも、お父さんも、
「ごはん足りてる?いうてや」と声をかけてくれます。
そうこうしていると、近くのテーブルで、店の子供らしき5年生くらいの
女の子が夕食を食べてます。
彼女がもう食べないと言うと店員のお母さんは、「冗談いうてんの?」と大阪弁。
大阪人親子の対話が、惜しげもなく披露されてます。

最後にお金を払おうとレジに向かうと、さっきまで鍋をふっていたご主人が
対応してくれました。おつり400円を差し出しながら、
「はい、イーアルサンスー400万円。」
難波の「よしもと笑店街」花月食堂で言われた以来です。

これが大阪。京都にいるとこんなこと言われません。
奈良にいた時も一切ありませんでした。
神戸出身のGやんは、子供の頃銭湯のおじさんに言われて以来だそうです。
そう、これが大阪の人間くさい味わいであります。