近頃神社に行きたくて仕方ない。
樹木に囲まれたあの空気に触れたい、
こんなところにこんな神様が!感を味わいたい。
と思っていたら、枚方市の神社に行けることになった。
百済王神社。
くだらってあの、朝鮮半島にあった百済?なんで?
詳しい解説板があったので、まとめてみると…
昔、百済国よりやってきた王子のうちの一人が、帰国せずに朝廷の臣下となった。
その子孫が「百済王(くだらのこにきし)」という姓をもらい、東北に赴任したところ、
金の採掘などを成功させた。
百済王の一族は、その褒章として、枚方のこの土地を与えられた。
姓をもらったのも渡来人としては初めてのことだったようで、
その後日本社会に溶け込んで、朝廷で出世していったようだが、
平安時代中期以降は、政治の中枢からはその名が消えていったようだ。
江戸時代後期にはこの地の産土神となっていたようです。
祀られているのは、百済王神と牛頭天王(スサノオノミコト)。
社殿は江戸時代に春日大社の社殿の一つを移築したものらしい。
神社のとなりには百済王一族の子孫が祖先を祀った百済寺があったとかで、
建物に使われた柱の跡や基壇が復元されている。東塔、西塔や回廊などもある立派な伽藍!
小高い丘になってて、辺りが見渡せる、すごくいいところ。
百済王の一族のことを、朝廷は大事にしてたんだなあと思った。
白村江の戦いでも、朝廷は百済に援軍を送って大敗したけど、
勝ち目なくても(かどうかはわからないけど)援助したくなる、大切な存在だったのかなあと。
古代は明確な国境もなくて、互いに頻繁に行き来していたようだし、
今よりずっと身近な存在だったんだろうなあ。
この枚方の地は淀川のほとりにあり、淀川から大阪湾を通り、
瀬戸内海から北九州、そして日本海に出る。
外へ出発するための重要な基地だったよう。
江戸時代に春日大社の社殿を移築したというのも、どんな経緯かはわからないけど、
なんか特別待遇な気がします。朱塗りの千木のある美しい社殿です。
その社殿のさらに奥に小さなお社(相殿社)があって、それが百済王神社の原形と見られるとか。
相殿社には天照大御神や市杵島姫命他の神様と一緒に、
春日大神である、天児屋根命が祀られています。
それとも何か関係があるのかな…。
で、なんでスサノオなのかな〜
面白いな〜。色々なことを考えさせてくれた神社でした。
昔百済から来た人たちが、日本に根付いてがんばってくれて、
それが1000年くらいたったらこの地を守る神様になっちゃった。
そういうことなのかな…?
樹木に囲まれたあの空気に触れたい、
こんなところにこんな神様が!感を味わいたい。
と思っていたら、枚方市の神社に行けることになった。
百済王神社。
くだらってあの、朝鮮半島にあった百済?なんで?
詳しい解説板があったので、まとめてみると…
昔、百済国よりやってきた王子のうちの一人が、帰国せずに朝廷の臣下となった。
その子孫が「百済王(くだらのこにきし)」という姓をもらい、東北に赴任したところ、
金の採掘などを成功させた。
百済王の一族は、その褒章として、枚方のこの土地を与えられた。
姓をもらったのも渡来人としては初めてのことだったようで、
その後日本社会に溶け込んで、朝廷で出世していったようだが、
平安時代中期以降は、政治の中枢からはその名が消えていったようだ。
江戸時代後期にはこの地の産土神となっていたようです。
祀られているのは、百済王神と牛頭天王(スサノオノミコト)。
社殿は江戸時代に春日大社の社殿の一つを移築したものらしい。
神社のとなりには百済王一族の子孫が祖先を祀った百済寺があったとかで、
建物に使われた柱の跡や基壇が復元されている。東塔、西塔や回廊などもある立派な伽藍!
小高い丘になってて、辺りが見渡せる、すごくいいところ。
百済王の一族のことを、朝廷は大事にしてたんだなあと思った。
白村江の戦いでも、朝廷は百済に援軍を送って大敗したけど、
勝ち目なくても(かどうかはわからないけど)援助したくなる、大切な存在だったのかなあと。
古代は明確な国境もなくて、互いに頻繁に行き来していたようだし、
今よりずっと身近な存在だったんだろうなあ。
この枚方の地は淀川のほとりにあり、淀川から大阪湾を通り、
瀬戸内海から北九州、そして日本海に出る。
外へ出発するための重要な基地だったよう。
江戸時代に春日大社の社殿を移築したというのも、どんな経緯かはわからないけど、
なんか特別待遇な気がします。朱塗りの千木のある美しい社殿です。
その社殿のさらに奥に小さなお社(相殿社)があって、それが百済王神社の原形と見られるとか。
相殿社には天照大御神や市杵島姫命他の神様と一緒に、
春日大神である、天児屋根命が祀られています。
それとも何か関係があるのかな…。
で、なんでスサノオなのかな〜
面白いな〜。色々なことを考えさせてくれた神社でした。
昔百済から来た人たちが、日本に根付いてがんばってくれて、
それが1000年くらいたったらこの地を守る神様になっちゃった。
そういうことなのかな…?