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自分のために書くことば。

普段の生活や会話などから感じたことを、書いてとっておきたいんです。あとで読み返して、私は幸せだなあと思えるためにも。

香川といえば・・・

2008-01-08 09:52:25 | 見物(にしにほん)
香川旅行の余韻はまだまだ続く。
そう、これもよかった。
さぬきうどん!
冷やしてだししょうゆと卵で食べるのがとても美味しかった。
これからは、もう少しさぬきうどんを日常的に食べようかと思ってます。
特に冷たいの…。コシが半端なくてちょっとあまくて…。

応挙の虎 若冲の蝶

2008-01-06 13:54:05 | 見物(にしにほん)
初詣での次の日も、こんぴらさんに行きました。
ここ金刀比羅宮は、文化遺産も盛りだくさん!
公開中の書院が素敵!NHKの新日曜美術館で見てから、
ひゃー見たい!と一発決めし、やってきました。

水墨画に金がいろんな具合にちらしてある、素敵な襖絵が部屋の四方にあり、別世界です。
円山応挙の作品は猫のような虎たち。
虎を見たことがなかった応挙が猫をモデルに描いたそうです。だからかわいいです。売店のところで、携帯の待受けにできるよ!ていうサービスが紹介されていたので、ダウンロードして楽しんでます(写真のやつね)。
伊藤若冲は花だらけのお部屋や蝶だらけのお部屋です。
素晴らしいしつらえの和のお部屋に、このリアルすぎる蝶を飛ばせるのは若冲しかいないと思います。「やっぱり若冲って頭おかしいなぁ…」と思わず声に出してほめてしまいました。
富士の間もすてき。
床の間に富士が描かれているけど、裾野がずっとふすまやらにまで続いて、富士山の雄大なイメージをちゃんと再現しています。

なんやらかんやら素晴らしい芸術に魅せられっぱなしでした。
こんなのをもってる金刀比羅宮っていったい何者!?
ひとつわかることはとても寛容。そういうの好きです。

タンカフェのタンさん。

2007-10-16 10:48:53 | 見物(にしにほん)
神戸三宮の地下街に「タンカフェ」というベトナム料理のお店があります。
ベトナム人のタンさんがやっているから「タンカフェ」。まだ若い、爽やかなお兄さんです。

先日も、お昼をタンカフェでいただきました。
数ヶ月前まで全部でやっと12席くらいの、かなりこじんまりしたお店でしたが、
今はその2軒となりに引っ越ししていて、スペースもこれまでの2倍か3倍です。
広くなってから初めてのタンカフェ☆

お店が大きくなっても変わらないタンさんの笑顔にまず感激!
私たちが以前ちょこちょこ来ていた客だとわかると、
「オヒサシブリデス!オゲンキデシタカ!」とにっこにこで握手を求めてくれました。
そしてそして、いつもどおりのやっさし~いフォーの味に感動!
タンさんの人柄がそのまま出たような、あたたかく丁寧な味。
帰るときには、「アリガトウゴジャイマシタ~!」とまた握手。
そして深々と頭を下げてくれます。くぅ・・・!

ほんっとにいいお店だと思います。
ここまでのサービスマンは、どんな高級ホテルにもそういるもんじゃない、
と深く感心します。
タンさんの笑顔は、今私のケイタイの待受けにもなってしまいました。
なんか、不思議な力があるんだよなあ。元気と勇気が沸いてくるんだもん。

高野山のろうそく祭りには必ず行け!

2006-09-10 19:19:02 | 見物(にしにほん)
高野山・奥の院までは入り口から3キロほど、ずーっと参道を歩いて行く。
林の中を行くので、昼間は木々の清涼感が、墓地のおどろおどろしさを緩和し、とても気持ちがいい。
夜はコワイぞ。でもこの日は特別。

8月13日の夜、高野山奥の院は無数の灯りに包まれる。
入り口でひとり3本のろうそくを渡される。参道の両側がろうそくを挿していいようになっているので、好きなところで1本1本おいていく。
ろうそくの火には、心を落ち着かせ、また感性を研ぎ澄まさせる何かがあるようだ。
なんともいえない光の束。

夜なのであまり景色の違いもわからなかったが、随分歩いたなと感じたその奥、
弘法大師の御廟前の建物の中では、たくさんのお坊さんがお経をあげている。
天井には無数の灯り!壁にも!電球の黄色い色を思わせるあたたかな光・光・光。
ひゃー、なんだこりゃー!!
荘厳な、荘厳な、祈りの場である。
お経をあげおわると、ひとりのお坊さんが立ち、ろうそく祭りを開催できたことを、弘法大師にご報告と感謝の言葉をささげられたような。
それも終わると、お経を詠んでいなかった、売店など担当のお坊さんまでが中央をむき、
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱える中、一番エライと思われるお坊さんから順に出て行かれた。四天王がもつような槍のような武器みたいなのをもった男の人2名が先頭を行き、その武器みたいなものをわざと少し引きずって、シャララン、シャラランと鳴らすのだ。
かっこいー・・・! 
高野山に来てよかった・・・!

翌日、昼間の奥の院を歩いてみた。
昨日見た幻のような荘厳な夜の世界は、背の高い木々に囲まれ、生命の息吹が感じられる、さわやかな昼の世界に戻っていた。
弘法大師の御廟前にはたくさんの人がお経をよんだり、ろうそくの灯をささげている。
まだ20代であろう女性が、数珠を手に持ち、お経を詠んでいる。
日常ではなかなか見ない光景だ。
と、観光ガイドの声が耳にとまった。
「もうどうしようもないと思うことがあったら、気持ちを落ち着けて合掌し、「なむだいしへんじょうこんごう」と唱えましょう。そうすれば、きっと解決の糸口が見付かりますよ」
南無大師遍照金剛とは、弘法大師空海、その人のこと。
きっと、自分の敬愛する人の名前を心静かに唱えることを通して、現状を客観的に見ようとする行動ではないか、と思った。

空海さんの何がすごいって、
①仏のすばらしい教えにきづき、自分で行動し修得した事。
②そのすばらしい教えを広めるために、有効なシステムを考え出したこと。
 達成感をそそるカウントダウンの町石道。
 スタンプラリー感覚で修行が楽しめる、四国八十八箇所。
 お遍路さんのかばんにはいつも弘法大師が一緒という意味の「同行二人」。
こういったひとつひとつが実にグッドアイディアである。
きっと、人生のどんなことにも当てはめることができる。それもすごい。

日本て国には、すごい人がたくさんいる!
誇らしいことだ。



高野山へは歩いて登れ!

2006-07-21 07:17:20 | 見物(にしにほん)
お盆休みに高野山に行った。
あ~何年越しだろう♪やっときたぞ!
言わずと知れた山上の一大宗教ワールドである。
高野山は2年前に世界遺産になった。
金剛峯寺や根本大塔の大伽藍と高野山上にいたる信仰のみちがその対象。

6時間はかかるという九度山からの経路(町石道・ちょういしみち)ではなく、
ちょっとかじれる程度の、紀伊細川駅下車し、矢立茶屋から町石道に合流するルートに決定。
駅から矢立茶屋までのアスファルト道が辛かったのと対照的に、山の中を歩く
町石道の快適なこと。
私のような運動不足組には簡単ではないが、樹々が強い陽射しから守ってくれているようで、
なかなかいい。
町石が1町ごと(約109メートル)に立っていて、カウントダウンしていくのがいいのよね。
達成感がそそられるのである。空海さんはよく考えたものだと思う。
へとへとになってまだかまだかと歩いていると、ドドーンと大迫力で朱色の大門が出現。つ、ついた~!
この感動は、ケーブルや車で行った人にはわかるまい!

その後、宿坊へ。アットホームな感じの釈迦文院さんに宿泊。
翌日、念願の写経をしに、大師教会へ。
細見美術館で見た、紺地に金字のお経を見てからというもの、
どうしても写経がしたかった!
般若心経をなぞるようになっている。簡単といえば簡単だが、
心を落ち着けて、意味を考えながら書く。
すべては理解できない。しまった。ちゃんと勉強してくるんだった。
とはいえ、出来上がった時の気分は格別である。

霊宝館で数々の曼荼羅を見、根本大塔の中に入る。
仏像、大きい。柱には私の好きな堂本印象の仏画が描かれている。
何もかもをやさしく包み込む、暖かな微笑み。
壁には仏教を伝えた空海を含む歴代の偉大なお坊様。
空海さんの作りたかった世界。それをもって表現したかった生きる知恵。

今夜はろうそく祭り。
2日目宿泊先の大明王院さんで夕食をとったら、さあ出かけよう。

志摩の海と海女

2005-01-04 00:11:47 | 見物(にしにほん)
憧れの志摩観光ホテルに行きたくて、近鉄特急に乗った。
かのホテルのある終点賢島駅まで行くと、遊び方は限られる。
志摩マリンランドか賢島エスパーニャクルーズ(英虞湾クルーズ)だ。
私達はセット券を買ってまずはエスパーニャ船に乗り込んだ。

なんだか遊園地のバイキングのような外観に、子供たちのテンションは上がりっぱなしである。
出港するとまもなく、甲板は寒いのか他の乗客は船室に引っ込んでしまった。子供たちも。
ほどなく、先程から景色などを紹介していたアナウンスが、郷土歌謡を流し始めた。
これは踊らねば。
甲板の上には私達ふたりのみ。力一杯踊った。
この美しい英虞湾の上を訳のわからない踊りを訳もなく続けることのなんて気持ちがいいことか!

そんなことはどうでもいい、本題は海女である。

この旅の数ケ月前、テレビでみうらじゅんが海女の色っぽさについて熱く語ってた。
今、海女流行ってるよね、とかそんなことまで言ってた。
その時から私の心にひっかかっていた「海女」という言葉。
私の前に現れた海女は、写真の彼女であった。
クルーズの途中で立ち寄った真珠工場でマネキンの彼女が私達を出迎えてくれたのだ。
パラダイスの匂いがするその場所にはこえぴょんが現れそうだった。

その後陸に戻った私たちは、志摩マリンランドで、生の海女さんが魚の餌付けをするという
ショーを見ることができた。
海女さんは魚たちに混じって軽やかに泳いでいる。
白装束の裾から見える足首の白くて細いこと。
彼女は最後にバイバイをして帰っていった。私たちも手を振った。

小柄で可憐、自然と向き合いながら、頭と体を使ってあたふたすることなく
任務を遂行する。
陸地にはない女性像のような気がする。

女の私から見ても、色っぽいって感覚、よくわかる。色んな意味で。

小京都 龍野

2004-12-28 21:36:25 | 見物(にしにほん)
兵庫県龍野市は、かの有名な童謡「赤とんぼ」の作者三木露風
(字あってるかな)のふるさと。
このレリーフの前に立つと「赤とんぼ」の歌が流れて来る。
つい「夕焼~け小焼け~の…」と元気よく歌ってしまった。
ついでにこの写真を携帯の待ち受けにしてみた。ゴキゲン。

このまちはうす口醤油が有名らしく、
「うすくち醤油資料館」という施設がある。
そこで会ったおじさんがやけに勧めてくれたので、
龍野城の敷地内にある歴史資料館(だったかな?)でやってる
「羽子板」展を見に行った。これがなかなか見ごたえがある。
美人画風、役者絵風、笠置シズ子、レトロ少女漫画、ばかでか羽子板、
などなど。
羽子板自体を何年も見てないのでかなり新鮮だった。
こういう伝統的なものを見ると、日本人のもつ繊細さとか粋さが
実感できるからうれしい。

龍野よかった。

煮麺もおいしかった!

民家のクリスマスデコレーションもがんばってた!
龍野ルミナリエと呼ぶことにしよう!