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自分のために書くことば。

普段の生活や会話などから感じたことを、書いてとっておきたいんです。あとで読み返して、私は幸せだなあと思えるためにも。

踊った♪

2009-08-14 14:14:38 | 見物(にしにほん)
昨日から岐阜県の郡上八幡に来ています。

昨夜は郡上おどり徹夜おどりの初日でした。
すんごい人!
商店街がおどり会場!長いおおきな輪ができてました。
浴衣姿の人も普段着の人も、老いも若きも盆おどり!

やぐらには、謡いの人、鳴り物の人がいて、にぎやかな囃子とうたが聞こえてきます。にぎやかでウキウキしちゃう。

わたしたちも輪に入って、ヘタクソながら踊りました。1時間ちょっとかな。
夕方あった郡上おどり体験教室で習った「春駒」は元気よくはねるおどりですが、練習のかいあってまあまあ上手にできました。

生まれて初めて浴衣を買ってしまいました。大満足◎

けっこう疲れたけど楽しかった☆
だれでもかれでも踊っていいのっていいなあ。
おっきいのいーなあ。

旅行の予習

2009-08-12 21:43:25 | 見物(にしにほん)
予習してます。
明日から行く郡上八幡(ぐじょうはちまん)で行われる、郡上おどりについて。

以前から夫の父上より、「郡上踊りはおもろいで~」と
聞いてはいたのだけど、ほんとに行くことになっちゃった。
突如行きたくなって、先週の土曜日決めました。
郊外だけどなんとか宿は確保できたし、行ってきます!
夫の父上から、おお、速達で郡上踊りのドキュメンタリーDVDも届いてるじゃないですか。
きゃーうれしい!ありがたい!はりきって観てます。
見ながら踊りも練習しました。
司馬遼太郎の「街道をゆく」も読まなきゃ。


郡上踊りって、要は盆踊りなんだけど、10種類もある。
7月~9月のあいだに32夜も踊るんだって。
特にお盆は、翌朝5時まで踊り続ける。
近所の人でも、観光客でも、誰が踊ってもいいんですって。
どういうこと?なんで?そういうことさぐりに、感じに、いってきます。


さて、私は踊るのか?
踊れる体力はあるのか?
踊れたとして、何時まで踊れるのか?

楽しみ…!

十津川村のお宝

2009-05-22 12:31:32 | 見物(にしにほん)
旅ばなし、もうひとつあった、おもしろいこと☆

今回、十津川温泉の旅館にとまったのですが、
翌朝出発しようと思って、宿の方に熊野古道の入り口への行き方を
尋ねました。
宿のご主人が出てこられて、教えてくれました。

そのあと、何がどうなったか、十津川村の歴史に関する話になりました。
天平時代の壬申の乱、南北朝時代のはなし、幕末の天誅組とか。
倉庫みたいなところから、日本刀出してきてくれました。3本も!
ポーズつけて写真とったりして。武士入っちゃいました。
それだけじゃない。古文書も出してきてくれました。
古事記か日本書紀を思わせるような、神様とか有名どころの名前が書いてあるのがわかる!
伊邪那岐命に、天照大神に、稗田阿礼・・・。

すごーいい!!たのし~いい!!
でも、何でそんなすごいもんが次から次から出てくるんだ?
よく聞いたら、天誅組にも参加した武士の家らしい。
また地元の神社の神主の家系でもあるんだって。ほ~。
すごーい!

道をたずねただけなのに、おまけがいっぱいつきました。
何でも絡んでみるものですね。

バス旅のよさって何だろう

2009-05-15 21:45:59 | 見物(にしにほん)
最終日、熊野本宮大社から今度は路線バスで2時間以上かけて、
紀伊田辺というところまで行って、あとは電車で帰りました。

バス旅のよさって、何だろう。
取材の人に尋ねられて考え始めたテーマです。

それは「不自由だからいい」ってことかも?
1日に3本しかなかったら、自由に動けないし。
自由に動けないってことは、そこにある限られた環境の中に
楽しさを見出すことができるということ。

マイカーで来てたら、見たいところを適当にピックアップして、
ここ見終わったからつぎ~て感じで動いちゃうだろう。
バス旅だとそういうわけにもいかない。
だけど、いろいろ楽しい発見があるのよ。
バス停の近くに咲く地味な野の花が意外にかわいい、とか。
ながーい坂道を歩いた先に、ほとんどだれもこない小さな公園があるとか。
そこからの景色が思ってたよりいい、とか。
不便な状況に身をおくと、便利さがなくても楽しめるメンタリティが育つ気がする。

熊野古道を歩いたときもそう思った。
山の中は自販機とかないし、食べ物屋さんもないし。
ただひたすら歩くだけでつらいっちゃつらい。
だけど、びっくりするほどの美しい鳥の声や木々のざわめきが
聞こえてくる。
ポイントポイントにたどりつくことそのものが、ほんとにうれしい。
私の体が必死に対応しようとしているのを感じられる(筋肉痛などを伴って)。
同じように歩いている人が、「もうちょっとだよ」とか
声をかけてくれるのがうれしかったりする。

普通のことが実はとてもうれしいことだと気づける。
そうかぁ。そういうことだ。なんかキレイにまとまりすぎ?
まあ、いっかぁ。風薫る5月だもん。


熊野の神のお告げ

2009-05-14 00:43:15 | 見物(にしにほん)
さて。旅ばなしの続きです。
一日中熊野古道を歩いた翌日は、ゆっくりお参り。
熊野本宮大社でおみくじをひいたところ、こんなお告げでした。
「自縄自縛(じじょうじばく)」
「自らの縄で、自らが縛られる。」とのこと。

そうだよなぁ。「こうあるべき」というものにとらわれてしまう。
誰もそうしろと言ってるわけじゃないのに、
「こうあるべき」という何かを勝手につくって、自分らしさを出せずにいる。
このブログの中では、けっこう自由でいられてるとおもうけど。
自分が素で自由でいられる範囲をどれだけ拡げられるか、
そんなことが最近の(以前からの)私の課題です。

だから、このおみくじを見たときは
「言われちゃった~」という気分でした。
わかってんな~、さすが神サマ。

でもこれ「吉」なので、次への糧にすればいいと書いてあるし。
自分と向き合って、夢を育ててしっかり計画して進めば、運気は一転!
金運もやってくるって!
お金持ちにはならなくてもいいけど、
もうすこ~し自由に使えるお金があるといいもんね。



歩ききった!

2009-05-06 21:53:24 | 見物(にしにほん)
今思い出しても、よく歩いたと思う。

果無集落にさよならして、後ろから来る人にも抜かされながらも
自分のゆっくりのペースを、あくまで守りつつ歩いた。
難所果無峠を越え、ながーい下り坂をえんえんと歩き、
八木尾についたときには、私の足は付け根のへんからかくかくして
ちょっとへんてこな歩き方になっていた。

途中、地元の小学校の子たちがつくったらしい看板にツッコまさせられ、
休憩のときのおむすび(十津川温泉の旅館でつくってもらった)と
一粒のチョコに元気をもらったりした。
ちょうどよい距離に配されてる石仏に手を合わせつつ、
熊野の神にすべておまかせしたらいい…などどいう風にも心に浮かべつつ。

ガイドに載っていた時間をゆうにオーバーして、たそがれ時6時半頃
熊野本宮大社に着いた。
しかし、歩けば着くものだ。
陸続きなんだから当たり前だけど、着くものだ。

その晩は、本宮大社まん前のB&Bに泊まった。
筋肉痛がひどく、苦しみながら眠った。
だって、あれから3日たった今もまだ痛いもんね。
よくがんばった、私!
と同時に、もうちょっと普段から動かんといかん…かなあ。


天空の集落

2009-05-05 22:39:23 | 見物(にしにほん)
さあ2日目!
熊野古道を歩いて、熊野本宮大社を目指します。
十津川温泉から熊野本宮大社まで、15.2キロ。
距離で言ったらたいしたことないけど、山道の1キロはめちゃめちゃしんどい。
果無(はてなし)越えと言って、急坂の多い果無峠を越えるルートですが、
あとで聞いたけど、このルートは熊野古道の中でもかなりの難所だそうです。
運動不足の私にはこたえます。息は上がるし、荷物は重いし、汗はだらだら。

こんなんで大丈夫~と思いつつ、なんとか歩いていたら、
急に視界が広くなって、石垣とか人が住んでる気配が!
果無集落についたのでした。
民家が2・3軒あって、田んぼがある。
周りを見渡せば美しい山並み、まさに天空の集落です。
お花がたくさん植わっていて、疲れた旅人をやさしく包んでくれる場所です。
わ~こんなとこに住んでるんだぁ。すごいなぁ。
この日は家族みんなで田植えをしてます。
そして、それを撮影に来た人がたくさんいました。
ファンの多い集落のようです。そうだろうなぁ。わかるなぁ。
こんなのも見つけました。
車道もとおっているから、思ったより便利に暮らせるのかも。

熊野古道が、民家の軒先を通っているから、ここの集落の人にとっては
しょっちゅう知らない人が家の前を通っていくんだよね。
腰を下ろせるところがあったり、手を洗えるところに
かわいいお花が添えられてあったり、自然に受け入れてもらえる
感じがほんわかとうれしい。

ちょっと元気になって、また歩き始めたのでした。

日本一長い路線バスで!

2009-05-05 12:19:53 | 見物(にしにほん)
GWはバス&歩き旅に出ておりました。
今回は奈良県十津川村・そして熊野古道を歩いて、熊野本宮大社へ。
以前から十津川村には行きたかったのだけど、電車はないし、
車で行くという選択肢は基本的にないし、
バスで4時間もかかる山奥なんて、ムリ!と思ってた。
それが不思議。
先日テレビで、「日本一長い路線バス」と紹介されていたのだけど、
そういう風に言われると、なぜかワクワクしてしまったのです。

まずは近鉄大和八木駅まで行きます。
目指すは奈良交通バスの「新宮行」。
NHKのカメラクルーも一緒でした。日本一長い路線バスに乗り込む人々を
撮影しながら、一緒にバスに乗っていくんだって。
オーエキサイティング!楽しい旅の予感

走ること2時間ばかり行ったところにある、大塔村でバスを降りました。
この路線は1日3本しかないので、次のバスまで2時間半ほどあります。
お昼ごはんを食べたり(名物めはり寿司!)、
坂道を歩いて(20分でへとへと。運動不足!)小さな公園を
見に行ったりして過ごし、次のバスに乗車。
十津川温泉のバス停で降りると、さきほどの取材の人がいました。
なんと、私たち夫婦にインタビューしてくれるとのこと。
ハイハイハイ、ぜひお願いします

お二人のご関係は?
今回の旅のプランは?
出発のとき、バスの写真を撮っていたけど、路線バスファンですか?
こういう旅の良さは、ズバリなんですか?

最後の質問に、「うーん…」と考えていたところ、
私たちが乗らないといけない村営バスが、出発することに!
これを逃すとまた次がないのよ!あちゃー!
肝心なところを言えないまま、あわててサヨナラでした。

そしてこの問いが、あと2日続く旅の中でも、大切なテーマになったのでした。


野の花ツアー in 山里

2009-05-01 20:00:32 | 見物(にしにほん)
叔父のガイドによる「野の花ツアー」へ出発!
お寺の裏山のほうへ坂道をのぼっていくと、いろんな植物が咲いていて、
咲きこぼれる春を感じます。
叔父がその花をひとつひとつ丁寧に、そして楽しそうに教えてくれます。

輪になって踊っているみたいに見える、おどりこ草。
一株に一輪だけ可憐にさく白い花、いちりん草。
それと同じような花が2輪咲くのが、にりん草。
船のイカリの形によく似た花を咲かせる、いかり草。
私がみつけた、写真の植物はコケの一種ですって。
コケ好きの私ですが、こんなのは初めてだ。さすが大久保!

毘沙門天のまつられた小さなお堂をお参りして。
涼しい杉木立の中を歩いたり。
母が幼い頃から親しんだ、小さなお宮さんによったり。
ゆ~っくり歩いて、お寺に帰ってきました。あ~楽しかった!

叔父は、私の夫の両親が来てくれたことを、よいご縁だと言って、
とても喜んでくれました。夫の両親もうれしそう。
でも、一番うれしいのは私だなぁ。えへへへ。

胸がいっぱい、心もいっぱいで大阪へ帰った、1週間ほどあと。
我が家に達筆な文字で書かれた封書が届きました。
中をみると、叔父からでした。
先日教えてくれた野の花の写真に、名前をいれたものが入ってます!
きゃぁ!なんてうれしい!
みんな「いろいろあって覚えられへん」とか言ってたからでしょうか?
私たちの集合写真(胸から上が写ってる)もありました。
コメントがあるよ。なになに・・・。
「アップに耐えるは美男美女ばかり」!
おっちゃん、笑いも忘れません。


うれしいなぁ。ありがたいなぁ。
おっちゃんの気持ちに感じ入り、励まされる今日この頃です。

奥伊吹へGO!

2009-05-01 19:59:54 | 見物(にしにほん)
4月のぽかぽか陽気の中、滋賀県伊吹山麓の母の実家へ遊びにいきました。
夫Gやんとその両親も一緒です!
実家の父もちょっと大きい車を借りて、張り切ってます。
総勢6名でLet's go!

どうせ行くなら、と観光もしようということで、
まずは、醒ヶ井養鱒場。
さめがいという所は、水がとてもきれいなところ。
ここでは鱒ほか川魚をかってるみたい。お魚いっぱい!
福田平八郎が、鮎を描いた作品があったけど、
ほんとにああいう感じで泳ぐんだなぁとか、当たり前のことを思いました。
なぜか広場に、「竹ぽっくり」がおいてありました。
むかし、みかんの缶詰とかの空き缶に紐をつけて遊んだことを思い出します。
父母たちは、童心にかえって、必死でぽっくりしてました。

その後、道の駅みたいなとこによると、美味しそうな苺に誘われ、
「苺ミルク」をいただきました。地元の伊吹牛乳とのコラボです。
忘れられないおいしさ!!

そして、やってきました、米原市伊吹町大久保、松音寺(しょうおんじ)♪
心和む山里にあります。
住職の叔父と叔母がお昼を用意して、迎えてくれました。ありがたや~。
お寺のお堂(叔父はおみどと言います)にて、
このお寺の由緒だとか、再建のいきさつだとか教えてくれました。
初めて知ることもあって、ほ~そうだったのか、と新たな発見。

お昼を食べてゆっくりしていると、叔父からの提案が。
なにやら、裏山を歩いて花々を見に行こうとのこと。
私たちの披露宴でスピーチをしてくれた上に手品まで披露してくれた
おっちゃんのやってくれることなら、ゼッタイ楽しそう!

その「野の花ツアー」については、
長くなってきたので、次の記事で話すことにしよう♪