私的気まぐれ今昔

身近な自然の移り変わりと鳥たちと時々孫と…

*コンパクトデジカメ画像スケッチ日記*

一冊の本

2006-08-29 22:53:34 | 私の読みもの

今日もこの頃の常である、全く不安定で変なお天気。
非常に蒸し暑いのはそのせいですが、今日も雷雨有り。
毎日夕立と言うよりは、気まぐれな空の精がヒステリーを起こしているような
雷雨、夏の終わりの日々です。

今日はやっと、息子からのお薦めであったこの本を読み上げました。

最近映画では、宮崎吾郎さんのアニメで有名になったゲド戦記。(映画ではなんだか
みんなひっくるめられていて、テーマがあやふやだったようですが)
映画を観に行かなかった分、本を読んだ方がきっと私には良いはずだと、
息子が薦めてくれたものです。
しっかりハメられて、次々と二部、三部を続けて読みたくなった私です。

https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/35/1ac419bd68bd5e313054089852736b72.jpg

ゲド戦記ー影との戦い

アーシュラ・K・ル=グウィン カリフォルニア州バークレー生まれ

父は著名な文化人類学者アルフレッド・L・クローバー教授
母は作家でシオドーラ・クローバー女史と言う両親の血を受けて、
その達者で巧みな筆さばきの素晴らしさは読んでいるものを、
あたかもそのペンが魔法使いの杖のごとく錯覚させて引き込みます。
この魔法使いの生き様は、現代の人間に例えてもピッタリで、地球を滅ぼさないための警告書のようでもあります。

一度手に取って読んでみると、きっともっと次を読んでみたいとなる、
大人も子供も夢中にさせるファンタジーの世界です。

ル=グウィンの魔法にかかって、次は図書館で二部、三部とチェックしてみようと思います。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
まだ、読んでおりません (バイアリー・ターク)
2006-08-30 09:57:41
読みたいなと思いつつ、平済みの本屋さんで、「いつでも買えるな」と思い、書架に一冊しかない本を「今、ここで買わないと逃してしまう」と、ついついそちらを優先してしまい、買いそびれております。



早く、手に入れなきゃ!!

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バイアリーさま (tikotiko)
2006-08-30 11:09:21
本屋さんにあるのでしたら、急ぐことはありませんね。



こちらは息子が手持ちのものを、私に渡してくれたもので、後のシリーズは図書館で借りて読んだらしいので、私もいずれそうしようかと…。

ハリ・ポタの原点になったようなシリーズです。

冒険小説が気になる方でしたら、きっとハマりますよ。
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読んでから観る派です。 (カヤバッジョ)
2006-08-30 19:38:06


ハリー・ポッターの原点ですか。面白そうですね!



ところが、早速ネット上で検索してみましたら、結構なお値段・・

半年ぐらい待って、古本屋に出るのを待ちます!



実は、ロード・オブ・ザ・リングの原作も、

古本屋で揃えました(笑)



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カヤバッジョさん (tikotiko)
2006-08-30 19:48:52
そうなんです。今はお高い!

ちょっと重い感じの内容ですが、読み進むうちに引き込まれて行きますよ。



今日はブックオフに行くチャンスがあり、このシリーズを調べてみましたら、やはり良いお値段。

ジャストタイムの流行物だからでしょうね。私ももう少し待つか、図書館でチェックしてみてのんびり続きを、と思っています。

ウチの本棚(主人も読書家でしたし、息子もそうなので)にもいろいろとあふれていますので、もうこれ以上スペース的にも、経済的にも買い揃えるの早めにして、なるべくお手軽にと思っているのですが…。

しかし、図書館で借りると、のんびり読み進むには気ぜわしくて、ながら族の私はちょっと落ち着きません。(苦笑)
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ゲド戦記。 (jasumin)
2006-08-31 09:53:14
きっと映画より原作が何倍も深いと思います。

映画を観ただけですが、「生と死をうけいれること」がテーマだったように感じましたが・・・

映画は、なんの感動もなく(辛口すぎ?)原作を読んでみたいと思いました。

映画はきっと、観客がジブリ映画を知ってることを前提だから成り立つものであって、監督が違う先入観も手伝ってか、モヤモヤのまま帰ってきたのでした。

ハリー・ポッターしかり、ナルニア国物語しかり、原作のしっかりしたものは、子供のみならず素敵な感動を与えてくれます。

ぜひ読んで&読ませてみたいですね。
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jasuminさん (tikotiko)
2006-08-31 10:49:19
そうなんですよね。

良い原作のものも映画にすると、ハショラなければならないと言うこともあるでしょうし、美しく描き過ぎたり、真のエキスが抜け落ちてしまったりと、常にもの足らないものに仕上がってしまう傾向にあるようです。



だからこの「ゲド戦記」も今回の映画に関しては原作者は認めていないようですしね。

まぁ、一段落、世の中が冷めてから、良いものはゆっくり少しお安くなったご本を手に入れるか、図書館で待つこと無く借りられるようになってからでも遅くはないと思いますよ。
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