ちょこちょこ降ったり止んだりの比較的暖かい一日でした。
特別なにもしないはずの年末ですが、やはりなぜか気ぜわしい日々となってきました。
もう残り一週間ですね。
このところ、いろいろやっていると、特に冷えた夜はついつい熱い緑茶が飲みたくなって
遅めにも飲んでしまうので、Mac+でますます寝付きが悪くなって
ベッドについてもなかなかうまく目が閉じられない。
で、数日前からベッドタイムストーリーとしてちょこちょこ読んでいたこの本。
一昨日は、残っていた3分の一を一機に朝方までかかって、
しっかり噛み締めながら読んでしまいました。
先日友達のお家に行った際、居間に綺麗に並んでいる本棚を眺めていたら、
「これ、読んだら?良かったよ!」とスッと取り出してくれたのがこれなんです。
以前から名前は知っていたし、映画にもなったけれど、内容は把握してなかったのです。
内容をおしゃべりしてしまうと、これから読む方には迷惑かもしれないですけれど…。
ナチズムの時代、貧困の中に生き、文盲を知られたくないプライドを背負った
魅力的な謎の女性ハンナと、
若くて繊細な心の持ち主、あまり目立つことを好まない病み上がりのミヒャエルの
甘美な日々を過ごした後の、突然変わった環境と、重い問題を抱え込んだ
それぞれの葛藤の人生を描いた、奥深く、切なく、哀しい物語です。
ミヒャエルとハンナの、心身の痛み、深い心の叫び、
大人のあなたならこの生き方をどう受け取りますか?
という問題をまさに作家は問いかけています。
できることなら若い頃と、中年以降になってからと、二度読みたかった本です。
「対岸の火事」位にしか戦争を知らない世代や、今の日本の贅沢な世に、
生きるとはどういうことかを再確認させられる重いストーリーでした。
*もうすでに公開が済んだものですが、いつか映画を観る機会があったら、
どう描かれているのか観てみたいと思います。
特別なにもしないはずの年末ですが、やはりなぜか気ぜわしい日々となってきました。
もう残り一週間ですね。
このところ、いろいろやっていると、特に冷えた夜はついつい熱い緑茶が飲みたくなって
遅めにも飲んでしまうので、Mac+でますます寝付きが悪くなって
ベッドについてもなかなかうまく目が閉じられない。
で、数日前からベッドタイムストーリーとしてちょこちょこ読んでいたこの本。
一昨日は、残っていた3分の一を一機に朝方までかかって、
しっかり噛み締めながら読んでしまいました。
先日友達のお家に行った際、居間に綺麗に並んでいる本棚を眺めていたら、
「これ、読んだら?良かったよ!」とスッと取り出してくれたのがこれなんです。
以前から名前は知っていたし、映画にもなったけれど、内容は把握してなかったのです。
内容をおしゃべりしてしまうと、これから読む方には迷惑かもしれないですけれど…。
ナチズムの時代、貧困の中に生き、文盲を知られたくないプライドを背負った
魅力的な謎の女性ハンナと、
若くて繊細な心の持ち主、あまり目立つことを好まない病み上がりのミヒャエルの
甘美な日々を過ごした後の、突然変わった環境と、重い問題を抱え込んだ
それぞれの葛藤の人生を描いた、奥深く、切なく、哀しい物語です。
ミヒャエルとハンナの、心身の痛み、深い心の叫び、
大人のあなたならこの生き方をどう受け取りますか?
という問題をまさに作家は問いかけています。
できることなら若い頃と、中年以降になってからと、二度読みたかった本です。
「対岸の火事」位にしか戦争を知らない世代や、今の日本の贅沢な世に、
生きるとはどういうことかを再確認させられる重いストーリーでした。
*もうすでに公開が済んだものですが、いつか映画を観る機会があったら、
どう描かれているのか観てみたいと思います。