今日はまたなんだか変なお天気の日です。
かと思えばそして一時も降りました。夜はどうなるのかな?
まだまだ肌寒さが堪える日々です。
抱え切れない重荷を背負って、被災者の方々も忍耐の日々でお辛いでしょうね~。
十二分にお察ししますし、一日も速い復興を願っています。
人生、何処でどう変化して行くものか、ある程度の想像はできたとしても、
決してレールを引いたようには行かないものですね。
女性は特にパートナーと環境により(もうすでにこれは古い思考なのかも)
人生のある程度は決まって行きます。
このところ、震災もあって尚更再思考してしまうのですが、
いろんな歴史、特に人生のそれを思うようになりました。
単に歳取ったからなぁ~!から来るものかもしれませんが…。
結婚までの故郷(唐津)で23年、新婚の東京で3年、
(お兄ちゃんは東京生まれの江戸っ子)
主人の転職で大分に8年(私の故郷で生まれましたが、tokoの幼少時代)、そして
もう第二の故郷となったここ福岡(2度引っ越し)には今日でちょうど30年が経過!
やっぱり歳を取ったものです。
あたふたと日々の生活に追われ、子育てに追われ、単に身の回りだけで、
その土地土地での動きも少なくて、よく街町を把握することなく過して今まで…。
13年前の夏主人の突然の死により、5ヶ月後にこちらに帰ってくれたお兄ちゃんのおかげで
ネットを始めるようになり、ブログを立ち上げてからは、
デジカメ持参で近辺を歩き回るようになって初めて、身近なモノを
見つめるゆとりができたように思います。
元々人混みは苦手、動植物・自然が好きなものですから、
デジカメ携帯の独り歩きにすっかり馴染んでしまっています。
なので、忘備録も兼ねての画像日記(ブログ)が誕生したのです。
が、今回の大震災もあり、心身ともに落ち込んでしまい、この2週間は
その楽しみな独り歩きもすっかり影を潜めてしまっていました。
せっかくの「春」がやって来るんですから、被災者の方々以上に落ち込んでしまっては
申し訳なく思えるようになって、
やっと昨日は久々の3時間近く街往復歩きをしました。
それらの立ち止まりデジショット画像は、チェックと整理が済み次第アップすることにして、
今日はチマチマ撮っていたちょっとショットを載せておくことに致します。
金曜日から、例の出店連がこの公園の路上に出現しましたが、今年はこの冷え込みで
桜の開き具合も遅れ気味。そして自粛ムードも少しはある様で例年より静かで
(多分今週末からは賑やかでしょうけれど)近辺の住人としては助かりますが…。
手狭なベランダの寄せ植えの鉢で顔を出した、アイフェイオン(ハナニラ)
そして、ムスカリとチューリップ(もう今日は赤いのが2本咲いています)
来月半ばから始まるこのマンションの大改修のため、このベランダもかなりの整理が必要で
今はひっそり細々と維持しています。
こちらはご近所の華やかで可愛い椿の花たち。
相変わらず大したことない(なんて食事を思うようにできない方々には
申し訳ないですね)一応撮っておいたものの我が家食。
さて、歴史をいろいろ考えるこの頃と書きましたけれど、
独りっきりだと節電はしていても、どうしても音が欲しい時があります。
何の気なしにTVを付けてこうしてブログを書いてたりする時や夜なんかは
この時期ですから番組表はなんの役にも立たず、思いがけず良い再放送番組に
出会ったりして見入ってしまいます。
岡本太郎さんの「タロウの塔」や、柴咲コウちゃん主演のタイトルは忘れましたが、
祖父母や両親の時代を生きた「家族の歴史を描いた物語」や、「江」などです。
そして、昨日街往復をした目的の一つは、珍しくも映画を観ることでした。
それは昔ジョン・ウェインが初めて62歳にして初めてアカデミー賞をもらった
「トゥルー・グリット」(勇気ある追跡)のリメイク版です。
私的結果から行くと、昔のちょっと鈍くさく古さのある「勇気ある追跡」の方が
好みだと言うことです。
哀愁のある歌声の持ち主のグレン・キャンベルの切ない歌声が聴けないという
寂しさもありましたが…。
今回の俳優さんたちの演技もなかなかでしたが、
あのデッカイ怠惰気なジョン・ウェインの容姿や動き、
グレン・キャンベルの田舎者臭さがなんとも言えない印象が消えないのです。
女の子もチャーミングで可愛かったしね。
こう考えると、リメイクって難しいものですよね。
しかし、久々に自分を少しだけ解放できたような贅沢な時間に
感謝する昨日の一日なのでした。