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アーセナルVSリバプール チーム内弁慶ではCLもやばい!?

2006年11月14日 | プレミアリーグ
アーセナル

         アンリ
 ファンペルシー        フレブ
 
      フラミニ  セスク
        ジウベルト

クリシー             エブエ
      ギャラス トゥーレ

         アルムニア

ファンペルシー⇒アデバヨール

リバプール

       クラウチ カイト

M・ゴンサレス          ジェラード
      ゼンデン X・アロンソ

リーセ               フィナン
      ヒーピア  キャラガー

         レイナ

61ゴンサレス⇒ペナント
72クラウチ⇒ベラミー
81ヒーピア⇒キャラガー

3-0
41フラミニ56トゥーレ80ギャラス

エースアンリの不調、プレミアでは慣れない4-3-3システムの使用が原因か得点力不足に喘ぐアーセナルとアウェイの弱さは尋常じゃないTHE内弁慶ことリバプールの一戦。

全体的にはリバプール悪くなかったように思うが

敗因は主に2点

① アーセナルのジウベルトを含めた中央の強固なディフェンス

アーセナルのディフェンスはとてもよかった。ボールを持ってもプレッシャーがきつく早い展開ができなかった。守備力のあるフラミニの起用も成功した。彼はフレブ、セスクとの見事な連携から先制点も奪った。

② MFの怪我

リバプールにも色々誤算があった。ゴールを量産していたガルシアは怪我、アウェイのマストカードシソコが長期離脱と苦しいMF事情。
結果、ゼンデンを左ボランチに持ってくるわけだがこれが裏目に出た。

彼が左にいることにより右ボランチはアロンソが勤めるわけだが、右SHのジェラードとアロンソが近くにいてよかった試しがない。

前半特に、起点がやたら右に集中してチームバランスを欠く場面が多発。

こういう時、ゲームメイクができるハマンっていうカードがあるとなんと心強いことか。

ゼンデンではゲーム構築能力が欠けているため左サイドで起点ができなかったし、
M・ゴンサレス、リーセ、さらにはゼンデンと3人縦に強いタイプを左サイドに並べたのには賛成しかねる。

他にもクラウチがワールドクラスのDFには通用しないことが判明したり、フィナンの消極的プレー、キャプテンの内弁慶精神がチームに伝播したり、M・ゴンサレスはプレミアに対応できないフィジカルを露呈したり・・・で不満たらたら。
きっとこのチームより全員カイトのチームの方が強いだろうな。

アーセナルはファンペルシーは左サイドで窮屈そうにプレーしており気の毒だったが、2点をアシストするなど局面で発揮する力はさすが。フレブ左でファンペルシー右のほうが自分的には好きなんだけど。
あと今期のアンリはキレがまったくないですね。

戻ってきたエブエは突破力に関しては素晴らしい。このままギャラスをCBに固定してクリシーがレギュラーLSBになるのかな?だとしたら結構不安。かといってフラミニを左にしてもセンターの層がなくなるし、ギャラスを左にしても本人が嫌がるし、ホイトはアレだし。

話はリバプールに戻りますが、早いうちにこの内弁慶っぷりを直さないとCL出れなくなりますよ。やばいです。

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