MONOと釣りのハナシ+

釣り、ゴルフ、そしてMONO。お金がいくらあっても足りないです

指の怪我

2021年03月30日 | iPhoneから更新

気持ち悪い写真や内容を含んでいます。
自身の備忘録として記しますので、
グロ系が苦手な方は先を読まないようにしてください。



1月中旬の日曜日の昼ごろでした。
バークリバーのナイフを研いだり、
柄の部分にパラコードを結んだりしていました。

スネークで編み込み、
力を入れて絞り込んだ時、
ツルッと滑ってしまいました。

その瞬間、アツっ!?って感じて指を見たら、、
血がどくどく、、、
革のシースを飛ばして、するどい刃に指が当たってしまいました。
中指、環指、小指をざっくり。

あまりの出血だったので、
さすがに自分では運転出来ないと判断し、
嫁さんに救急車を呼んでもらいました。

傷口をそっと見ましたが、
相当深いので、これは指が付いてるだけでもラッキーかも、、と意外に冷静でした。

ちなみに痛さはあまりなく、
代わりにすごく強い痺れがありました。

救急車はすぐに来てくれたので、
着替えて乗り込みました。
血止めに使っていたタオルは真っ赤。

すぐに発車かと思いましたが、
まずは事件性の有無の確認がありました。

事件でも事故でもなく、
不注意による傷である事を伝えるとともに、
コロナ禍で大変な時に本当に申し訳ありません
と心からお詫びをしました。

受け入れ病院をいくつか当たってくれました。
3つ目くらいで受け入れ病院が見つかり搬送。

救急車に乗り込んでから30分くらい経過していたかもしれません。

初めて救急車に乗りましたが、
ノンストップで病院に到着。
周りの車にも申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

病院では緊急縫合手術。
止血のための縫合で、10分以内に終わった気がします。
気のせいかな…




包帯ぐるぐる巻き。
翌日は会社を休み、病院へ。
消毒してなんと絆創膏だけに。





毎日外して消毒。
絆創膏の貼り方はかなり上手くなりました。

指はこんな感じ。



気持ち悪い写真でごめんなさい。

10日ほどで抜糸しましたが、
中指は良いものの、環指と小指はまだ傷口が開いてました。
なので、中指はバンドエイドで、
残りの2本は高級絆創膏。
1枚120円もするんです。




中指がかなり良くなった状態の写真。



もちろん触ると痛いです。
しかし痛さより痺れが強くて腫れもあり、
とても嫌な感じでした。

実はこの辺りから病院の医師に疑問を持ち始めました。
いや、正確には絆創膏を貼ってもらったあたりから疑念が…
最初の絆創膏は看護師さんで、
その夜から毎日自分で絆創膏を貼っていました。
数日後に診察を受け、絆創膏を医師が貼ってくれた時に??と感じたのです。

この医師、若くてかなりのイケメンなのですが、
すごく不器用なんです。
緊急縫合手術をしてくれた医師ではありませんよ。
整形外科の医師です。
絆創膏の貼り方がとても雑。
いや、雑というよりはあまりに下手。
貼る時もうーむうーむ、、と悩んだ末に適当に貼られたのです。
ちょっとセンセー、これじゃ恥ずかしいっす。と言いたくなるくらい。

写真がないのが今となっては残念です。

抜糸の時もかなり戸惑っていました。
ハサミは汚れかサビが付着しているのも嫌でしたが、えーっと、えーっと、、
と迷い箸ならぬ迷い鋏で、、
とてもとても不安でした。

薬の処方にしても酷いもので、
必要本数の3倍もの薬を渡されました。

薬剤師にこんなに必要ないはずだから先生に確認してくれと言いました。
この薬剤師もイマイチで、だって先生の処方なんで、、、と粘るので、
絶対おかしいから早く確認して!と強めに言ってようやく動く始末。
結局イケメン医師の間違いで、
1本で十分すぎる容量でした。

それでもまだこの病院に通うつもりではありましたが、、、
心配になりセカンドオピニオンとして日比谷の
クリニックにいきました。

ここでの診察で、医師から神経切断の可能性があるからと。。
慈恵医大を紹介されました。
大学病院は待たされるし高いしというイメージで嫌でしたが、
せっかくなので一度行くことにしました。

10時の予約で12時過ぎに診察。
あと5分待って呼ばれなかったら帰るつもりでした。

診察で環指の神経が切れていると言われ、
切断から2週間経過していると神経が縮んでしまい、場合によっては人工神経になると言われました。
数日後に入院、手術と言われ、、、
言われるままに手続きをしましたが、
本当に手術は必要なんかい?と思っていました。
実は手術しない気持ちが9割以上ありました。
せっかく塞がった場所をまた切るなんて…
正直怖いし、面倒だし、、、

嫁さんに電話したら、
もちろん受けろと。
それでも決断できず、日比谷のクリニックに電話しました。
医師が親身になって相談に乗ってくださり、
私なら受けるという言葉に心が一気に動き、
手術を受けることにしました。

すぐに仕事の段取りをつけて手術の準備。

手術の前日にPCR検査と肺のCTスキャン。
問題あれば20時までに連絡が来るという…
連絡なければコロナ陰性で予定通り入院、手術。

なんだかなぁと思う部分もありますが、
人手が足りない中なので仕方ありません。
そもそも自分が悪いし。

このPCR検査ですが、
両方の鼻の穴にデカイ綿棒をグイグイ突っ込まれます。
変なところを突っ込まれ、
鼻血が噴き出しました^^;
この野郎!と思いましたが、自分が悪いのです^^;

さあ、入院。
痔の手術で入院した以来、2度目の入院です。

朝イチで入院しましたが、
手術は夕方と言われてました。
のんびりベッドに寝転んでいたら、
看護師さんに呼ばれて予定を大幅に早めて手術と。
前の手術がキャンセルになったとの事でした。

正直なところ30分程度で終わりだと思っていました。

しかし、、、、
執刀する医師は指専門医と形成外科の医師2名体制。看護師さんは5人以上。

あれ?大袈裟じゃない?
手術台に横になり、医師と看護師の会話を聞いて愕然としました。

看護師さん「先生、所要時間はどのくらいでしょう?」

先生「およそ3時間だねー」

え?
3時間?

私「あ、先生、いま3時間って聞こえたんですが、
聞き違いですか?」

先生「んー?そのくらいはかかるよー
早く終わらせるように頑張るけどねー」

※ちなみにこの医師は喋り口調が超軽いのです^^;

うわ、3時間か、
何考えて過ごすかなぁ、、、

やはり、釣りでした(^^)
渓流、管釣り、琵琶湖でのバスボート、
山中湖、亀山湖、そしてメトロリバー。
いくらでも時間が潰せますね。

あとはスパイス的に少しだけエッチな妄想を笑

手術前の麻酔は脇の下にブロック注射。
これで左腕は感覚がほぼなくなりました。
あとは局所麻酔で完璧に感覚はなくなりました。

医師達の会話もたまに聞きました。
あー、切れてないや、よかった〜(何が?)
ねー、ココ写真撮ってー。
カシャカシャ
ねー、一回洗わない?

この程度しか憶えていないです。

そして手術終了。






包帯ぐるぐる巻きを見てビックリ

そして吊っていないとダメでした。
肩は動きますが、
腕には感覚がなく、そして力がまったく入らず、、、

寝るのは少し恐怖でした。
痛み止めが切れると痛いでしょうし、
夜中の3時頃に点滴に起こされるようです。

案の定、痛みがあり熟睡はできませんでした。
痛み止めを注射してもらうか悩みましたが、
何だか遠慮しちゃいまして、、、
看護師さんは呼ばずに我慢。
何故か3時の点滴はなく、、、
翌朝看護師に確認すると、
夜に医師から連絡あり、特に点滴は必要ないと言われたようですが…
医師はそんな遅くまで勤務してるんですかね?
まさか面倒でしなかったとか?笑

他にもいくつか疑問点がありまして、、
この病棟の看護師さん達は割と適当なんだと思いました。
でも全く怒ってないです。
この病棟は整形外科でなく、糖尿病棟でした。
同室の方々は糖尿病で透析や注射をされていました。
私なんてただの怪我なので、
あまり看護師さん達の手を煩わせたくない気持ちが強かったです。


翌朝9時に外来病棟で診察。

指が反らないように指を固定。
器具は即席で医師がチャッチャと作っていきました。
工作しているみたいで楽しそうでした。
私もぜひやりたい笑



抜糸は10日後くらいでした。
横になり、パチンパチンと糸を切り、
抜いていき終了。


コレが手術前の写真です。


傷口がくっついてきています。

手術後の写真は、、










エグい状態でした。
元々の切り傷以上に切っていました^^;




なかなか2ミリ程が塞がらず、
何だろうと思ってました。
抜糸から10日間ほどしてよく見ると、、、
抜糸されてなかったです笑

手先が器用な私は自分で抜糸(^^)
パチンと切ってプンと抜く。
しかし少ししくじりました。
1ミリ程がどうしても取れない。。
肉に埋まったままで、糸の断面が見えてました。
そのうち取れるだろうと放っておきました。
今は更に肉の中か、、あるいは取れたのか、、
見た目にはわかりません^^;

しかしやはり適当ですよね。
慈恵医大ですよ?
抜糸忘れるなんて笑




この写真が最新です。
今も触ると痛いです。
痺れも相変わらずありますが、
日に日に良くなっていると感じます。
関節が硬くなっていましたが、
時間ある時にはいつもリハビリ。
反ったり曲げたり。
浮腫は取れませんが、
まあそのうち…

来月からようやく月イチの診察になりました。
完治まではしばらく掛かると思いますが、
まあ、、、適当なところでドロンしますかね!





















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6 コメント

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Unknown (鬼軍曹)
2021-03-31 11:03:28
いやいや大変でしたね。
病院(医師)はレベル差・経験値が激しいと思いますので当たりハズレもあるかと、、、

だけど今回のは酷い感じですね。
大学病院は博士課程の医師見習いみたいなレベルも居るハズなのでそれが出てくると、、、(滝汗

後々の後遺症などは出ると苦労する事があるかも知れないので「キッチリ」予後・治療して下さい。
指が動かなくて老後に楽しみが減るかも?

ご自愛下さい!
返信する
Unknown (tigpan)
2021-03-31 16:37:15
軍曹、ありがとうございます!
さすが病院に詳しいですね(^^)

色々と不具合?もありましたが、
おかげ様で良い方向にあります(^^)
釣りしないと生きていけないので、
これから刃物の扱いには十分気をつけます!
またメトロリバーで(^^)
返信する
参考になりました (オズマ)
2021-03-31 18:57:08
グロイ写真はきましたが,グロイより痺れがあるとは大変ですね。
自分は2回大学病院に入院していますが,盲腸で入院したときは野戦病院そのものでした。
一刻も早く退院すべく,術後4日で退院しました。
それにしてもセカンドオピニオンは重要ですね。最近は父が大学病院でほぼ研究のため,18種類も投薬されてましたし。
くれぐれもご養生ください。
左手だったら,自分はムスコと会話できないですヨ(笑)。
返信する
Unknown (tigpan)
2021-03-31 20:56:02
オズマさん、
痺れは半年くらい取れないとか。
やはり怪我しないように気をつけないといけませんね。
50歳をゆうに超えているから、治りが遅いです^^;

大学病院は研究材料にされてしまいます。
まあ、医学のためではありますが、
写真撮る時間があれば先に進めて欲しいのが本音です^^;
返信する
Unknown (dahyan)
2021-04-15 21:51:37
大変でしたね。
自分は長女が手の小指を骨折したときの術後の治療が悪く(骨が接合せずに偽関節という状態になりました)再手術になった時に医師を叱りつけたことがあります。
結局、所属する大学の医局長も出てきて術後の治療に当時保険適応外の処置(ゴジラ松井がやった治療法)をして、治癒したんですけど、指が少し短い状態です。
手の専門医だと言うのでビックリしましたけど。
返信する
Unknown (tigpan)
2021-04-16 21:31:52
そんな事があったのですね汗
やはり大学病院だからと言って過信出来ないですよね、、、
よく聞くのは、医学に関しては東大病院は最高だけど、医術に関しては東大病院より場慣れした医師の方が断然上手みたいですね。

私はジジイで自分の指なので特に怒りませんでしたが、これが娘だったらやはりかなり怒りますね!
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