刻々と変化する自然現象を相手に、地上気象観測・アメダス・気象レーダー・気象衛星等から得られるデータを基に天気予報を発表する気象台や、テレビに登場する天気予報士には申し訳ないが、私は天気予報なるものを信用しない。テレビの〈きょうの天気〉は一応参考にしても、"I don't trust you." の感が強い。二十四時間でも一週間でも、当たる確率がどの程度のものか、具体的な数字を発表してもらいたいと思う。
平成二十二年元日の道内の天気予報は、「北部や南西部で大雪や猛ふぶきに。初詣などは交通傷害に警戒を。東部は晴れるが風が強い」(1月1日付『北海道新聞』第1面。3時間ごとの予想図の一部を転写)で、釧路では日付が変わる前三時間の降雪予報は外れたが、初日の出を拝むことができ、幸運を喜ぶべきだろう。
この時季に朝日が昇る我が家の南東の彼方には台地が連なっていて、地平線上に太陽が姿を現すのは、暦の日の出時刻六時五十四分(元日の暦は、12月31日付、同新聞・第21面から転写)より約十五分遅れ、七時十分頃(写真下段<左>)だった。
この日は旧暦十一月十七日、月は望だが、午後遅くは曇天で、十六時二十九分の月の出は見られなかった。北西の風が強かったが、まずは穏やかな元日で目出たい。
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