タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 日の出前のスズメと日没前の三日月 ≫

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 十二月朔日(月曜日)、釧路の日の出は六時三十四分、月齢3.4日。十一月十日に投稿した≪日の出前の早起きカラス≫では、日の出は六時八分、武修館中学校・高等学校校舎の左端から朝日が顔を出したが、今は、校舎右端から百㍍南に移動している。
 岡の上の向こうにコールマインの貯炭場があり、そこから日が上るのは、水平線からの日の出時刻より十分遅れて六時四十五分だった。
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 柴田敏隆『カラスの早起き、スズメの寝坊─文化鳥類学のおもしろさ』新潮選書(新潮社)に、「宮崎尚幸氏の観察(1962年)によると、東京付近では、日の出の四~五分前に塒立ちをする」という記述があるが、我が家の庭では、日の出二十分前、まだ薄暗い六時十五分には既にエゾシャクナゲやサラサドウダンの小枝で待機(写真<左>は、6時17分撮影)していて、私が給餌すると同時に給餌台(写真<右>は、6時23分撮影)に入る。塒(ねぐら)立ちは、宮崎氏の観察よりかなり早いと思われる。
 日没は十五時四十九分、月の入りは十八時二十六分。今夜は三日月・金星・木星が三角形に並ぶというので、十六時三十八分に南西の夜空にカメラを向けた。

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