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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 十二月下旬の釧路湿原 ≫

P1000895  国民の祝日<勤労感謝の日>以降、庭仕事も一段落し、気温も下がって、私が家にこもり気味になったので、十二月十九日、女房が気分転換に弁当持参でドライブに連れ出してくれた。
 最低気温は十五日と十六日に-11.7℃を記録して以後は高めとなり、今朝は-0.4℃。今日は好天だが、最高気温は3.2℃しかなく、前日の8.4℃と比べるとかなり寒い。
 鳥取・星が浦の国道38号線沿いでブログ用にトヨタ・ニッサン・ホンダ販売店のショールームを撮影した後、ジムニーは道道釧路鶴居弟子屈線を北上し、まずは釧路市湿原展望台駐車場に入る。ここは入館料が必要なので、建物を撮影しただけで、少し先の北斗展望台に向かう。
P1000897 石造りの<釧路湿原国立公園>指定板が建っているだけで、何もない広い駐車スペースだが、湿原は、ここからが最もよく、しかも無料で眺望できる。釧路市湿原展望台には二度は入館する気にならないのに、四季折々の湿原の佇まいを何の制限もなく楽しむことが出来るこの場所には、何度でも訪れたい雰囲気がある。
 ガラスで囲まれた不自然な空間からではなく、自然の空気を吸って、風に吹かれて、雨に打たれて直に眺めるのがよいのだろう。
P1000898P1000899 釧路市湿原展望台は、釧路市出身の建築家がヤチボウズをモチーフに設計したそうだが、自然のまっただ中に、前衛的な建築設計家の芸術的自己主張が露わに表出する建造物など必要ない。雨ざらしの展望台で十分である。ここを訪れた人には、展望台の周囲2.5㌔の遊歩道を散策することを勧めたい。

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