タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

ハンゴンソウ・オオハンゴンソウ・アラゲハンゴンソウ(花の比較)

※ 画像上段 ハンゴンソウの複散房花序の集合体(8月4日撮影)
※ 画像下左 オオハンゴンソウの頭状花(8月4日撮影)
※ 画像下右 アラゲハンゴンソウの頭状花(7月 22 日撮影)

ハンゴンソウの花の付き方
 茎上部の葉腋から出る長い花茎に数本の花柄を互生、さらに各花柄に互生する小花柄の先に、径約2㌢ の黄色小頭状花(中心部に多数の筒状花、その周囲に5〜7枚の舌状花)を散房花序に付け、全体として大きな複散房花序を形成する。

オオハンゴンソウの花の付き方
 根株から叢生、上部で疎らに分岐する茎の先から長い花柄を出し、径約6㌢ の黄色頭状花(中心部の円錐形花床に多数の緑黄色筒状花、その周囲に10 〜14 枚の黄色舌状花)を1個付ける。

アラゲハンゴンソウの花の付き方
 根株から叢生、上部で疎らに分岐する茎の先から長い花柄を出し、径約4〜6㌢ の橙黄色頭状花(中心部の円錐形花床に多数の暗紫色筒状花、その周囲に8〜14 枚の橙黄色舌状花)を1個付ける。

 3種とも、種名に「ハンゴンソウ」が付くが、オオハンゴンソウとアラゲハンゴンソウが同じオオハンゴンソウ属に分類されるのに対して、ハンゴンソウはキオン属で、前2種とは花の付き方が全く異なる。

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