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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

過ぎたるは猶及ばざるが如し = だらしなく紙面に溢れる体言止め

※ 上掲画像は、9月16 日午前11時18 分撮影。


 添削の筆を入れたい個所は多々あるが、 すべて目をつぶり、 だらしなく紙面に溢れる体言止めに限定する。

 現代仮名遣いによる日本語の文は、 歴史的仮名遣いによる文と違い、 文末が単調になる弊を免れない。 体言止めは、 変化を持たせるための一つの有効な手段である。 しかし、 多用すると返って単調さを増幅する。

 個性的と言えば体が良いが、実態は嫌みでしかない。執筆者の串崎氏は、 「過ぎたるは猶及ばざるが如し」 と知るべきだろう。

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