9時に我が家を出たときは風が冷たかったが、上庶路の山中はほぼ無風で暖かかった。ギョウジャニンニク採りは12時で切り上げ、 昼食後、車で移動し庶路川支流の無名沢に入った。
林道縁から川岸まで10数㍍。ぬかる雪原を壺足で前進し、最後は踵で急傾斜の雪面に段差を刻んで慎重に岸に降りた。 川は雪解けで増水しかなり濁っている。第1投で幸先よくヤマメを釣り上げたが、 水温が低く魚の動きが鈍い。丁寧にポイントを選びながら釣り下るも、 沢筋と違って川面は風の通り道で体が冷えるため、1時間半で上がった。
釣果は、10~18㌢ のヤマメ6匹、16~24㌢のアメマス11匹と少なかったが、条件がよくない中での釣りだから、これで十分である。
<どこからともなく現れたキタキツネ>
