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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

<道東の春と花粉症>

<4月10日付『讀賣新聞』第32面の記事の見出し参照>

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 <記事の概要> 民間気象情報会社「ウェザーニューズ」( 千葉市 ) は4月9日、道内のシラカバ花粉の飛散が4月下旬から始まり、5月中旬にピークを迎えると発表した。 花粉の飛散量は、 昨季と同程度で平年の1.4倍。 4月下旬の気温次第でピークが早まる可能性もあると予想している。

<4月9日放送のNHKテレビ3「ほっとニュース北海道」の画面>

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<釧路管内のハンノキの開花状況>

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P1090974  画像 (左) 3月18日 白糠町上庶路で撮影
  画像 (右) 4月 7日 白糠町上庶路で撮影

 北海道では、渡島管内の一部を除いてスギは自生しないので、いわゆるスギ花粉症とは縁がないが、代わりに、春はハンノキやシラカンバの花粉が大量に飛散し、花粉症の原因となる。
 北海道立衛生研究所の花粉飛散開始予想によると、シラカンバは帯広で4月29日となっているから、釧路管内は5月上旬か。しかし、北海道全域で、 シラカンバと同じカバノキ科のハンノキが大量に自生し、シラカンバより1か月以上も早く開花し花粉を飛散させることに注意すべきである。
 私の観察では、白糠町内陸部の山林で、3月18日にまだつぼみが堅かったハンノキの雄花が、4月7日には満開で8㌢くらいの長さとなって枝先から垂れ下がり、別の枝先に5㍉くらいの紅紫色の雌花が開いていた。シラカンバ花粉症の患者はハンノキ花粉症を併発する可能性が高いと言われるので、3月中に予防対策を講じる必要があると思われる。
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