タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

ミズナラの枯立木の祠に鎮座ましますナラタケ大明神

<風格漂う重厚で威風堂々としたナラタケ

 9月 27 日午前 10 23 分、東遠野の山林で撮影。そろそろ終盤を迎えるナラタケ(ボリボリ)の締めを担うべく満を持して登場。

 肉厚のカサ・色合いのよいヒダ・端正な膜質のツバ・太い柄から成る、この逞しい子実体をご覧(ろう)じろ。祠に鎮座ましますナラタケ大明神は採る能わず。来季の大発生を祈願し、二礼二拍一礼の後に立ち去るのみ。

 各種文献によると、現在「ナラタケ」と称されるキノコは、いくつかの別種の総称だそうだ。私のような単にキノコを愛好する者にとっては専門的なことは分からないが、形態や色の違いが顕著な個体があり、それらが同一の「ナラタケ」なのか、疑問を抱いてきたことは事実である。
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