このオンコ(2)は、昨年、コナカイガラムシが発生し防除に苦労した。六月に数回マシン油を散布し効果があったが、葉が混み合って風通しが悪い箇所に若干残っている。
樹高はオンコ(1)とほぼ同じだが、立ち上がりから幹が三本に分かれ、横幅が広いため、脚立からでは芯(頭)に鋏が届かないので、足場板を使う。
オンコは雌雄異株で、我が家には雌木は七本〈(2)(5)(6)(7)(10)(13)(14)〉ある。今年は天候不良のせいか、実はほとんどが青いままで、ようやくポツポツと赤い実が目立ち始めた。種は有毒で、小鳥が晩秋から初冬に果肉を啄みに来る。
このオンコの樹形には難点が二つあり、未だに解決されていない。一つは、芯が左右均等になっていないこと。もう一つは、母が剪定の判断を誤り、一段目の右枝を極端に小さく切り落とし、その後、容易に伸びてくれないこと。気長に待つしか手はない。剪定作業は二十七日に開始、実質三日半で八月三十一日終了。
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