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タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ 雪の日の早朝のスズメ ≫

P1000968 十二月三十日の天気予報は、新聞では「日中は湿った雪の降るところが多くなるが、午後は東部で晴れる所も」(12月30日付『北海道新聞』第1面。天気図は、31日付『讀賣新聞』第1面から転写)だったが、NHKテレビの朝の予報では、釧路は午前も午後も降水率50%で、量はあまり多くないが、午前九時頃から夜半まで湿った雪が断続的に降った。積雪は三㌢と記録されているが、我が家の近辺では五㌢はあったような気がする。
P1000984 三十日から大晦日にかけて、西高東低の気圧配置が強まり、典型的な冬型となるという予報である。日本海側は大雪だが、道東の太平洋側は好天が続く。それでも、夜半に思わぬ降雪があり、起床して驚くことは少なくない。十二月十二日投稿の≪釧路地方に初積雪≫で、スズメに遠慮してもらったが、今回は平成二十年の締めくくり役を提供した。
P1000979P1000972 低気圧の通過で僅かでも積雪があると、翌朝の我が家の給餌台は超過密となる。一面の銀世界は人間にとって美しい冬景色だが、数時間ごとに採餌しなければ生きていけないスズメにとっては、生存に関わる一大事である。スズ子もスズ次郎も、雪に負けずにぐぁんばれ
 雪の朝は、給餌台だけでなく地面にも餌を大盤振る舞いするので、それを狙って野良猫や小型猛禽類が出没する。スズメが捕獲される瞬間を見たことはないが、庭に羽や羽毛が散乱していたことはある。野生動物が生きるのは容易でないことが分かる。

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