<要注意外来生物に指定されているオオアワダチソウ>

学名 Solidago gigantea var. leiophylla
種名 オオアワダチソウ
分類 キク科アキノキリンソウ属
北アメリカ原産の外来種で、日本には、明治中期に観賞用として導入。庭園などに植栽されたものが野生化し、今では日本全土に分布。荒れ地・原野・河川敷・路傍などに自生する多年草。
草丈 50 〜150 ㌢、 根元から直立する茎の先および上部の葉腋から伸びる長い花柄に小花柄を互生、その先に径約8㍉の頭花を穂状につけ、全体として長さ 20 〜 30 ㌢の円錐花序をなす。花冠は、中心部にある小筒状花8〜15 個と、その周りの小舌状花7〜12 個から成る。
外来生物法により「要注意外来生物」に、また日本生態学会により「日本の侵略的外来種ワースト100 」に、北海道では他の都府県よりも侵入が顕著なため、「北海道ブルーリスト A2 」に指定されている。比較的草丈が低く、葉や茎がざらつかないこと、花穂の先端が垂れること、開花が早いことなどから、近似種のセイダカアワダチソウと容易に区別できる。