タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪剪定後のツツジ三品種≫

P1010039 庭木は放っておくとどんどん樹高が伸びるので、必ず頭を抑える必要がある。十坪ほどの狭い庭に、自然の雰囲気に惹かれて、シラカバ・ナナカマド・トドマツ・ニオイヒバ・ヒノキアスナロを、春から初夏の花に惹かれて、エゾヤマザクラ・ライラックなどを植栽してはならない。これらの樹種は、剪定で樹姿を整えるのが困難なため、たちまち、二階建ての家屋の軒を越えてしまう。
 ツツジ類も同様に、できるだけ頭を抑えるとよいが、幸いにして、かなり自由に剪定ができる。どれも、その年に伸びた枝先に花芽をつけるので、剪定作業は、花後のできるだけ早い時期に行うのが鉄則である。P1010038P1010037

 右上のクロフネツツジは、葉が大きく、大柄に生長するので、整姿が難しい部類に入る。翌年の花数が少なくなるが、思いきった剪定を行うべきだろう。わが家では、樹高を三尺五寸くらいに抑えている。
 左は、ヨドガワツツジ、その右は、リュウキュウツツジ。いずれも、強剪定が可能。花後にすぐ、五分から一寸くらいの剪定をすると、樹高三尺を常に維持することができる。枝先を一寸も剪定すると、樹が透けて不安になるかもしれないが、じきに新芽が出て、8月には立派に花芽をつけてくれる。写真で分かるように、今年は、懐枝が少しうるさい。

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