goo blog サービス終了のお知らせ 

タックの庭仕事 -黄昏人生残日録-

≪ みんな知ってるあの部長・サンスター(株) ≫

Photo_2 サンスターという名称は、少年の頃から歯磨き粉や歯ブラシの会社として知っていたが、創業者が金田邦夫(画像上段の胸像は、<岩澤の梵鐘(株)のHP>から転載)という名前で、昭和七年に自転車部品販売の「金田兄弟商會」設立から会社経営が始まったとは知らなかった。
 昭和十六年には、帝国合同ゴム工業(有)を設立、昭和二十一年に金田金属工業(株)と改組し、歯磨き粉の製造を始め、サンスター(株)の設立は昭和二十五年だという。
 現在も、自転車や自動車部品、建築・産業用資材の製造販売は、子会社のサンスター技研(株)に引き継がれている。親会社のサンスター(株)は、オーラルケア用品を中心にシャンプー・ヘアスプレー・洗剤などを製造販売していることから、清潔イメージに傷がつくことを恐れて、下川隆文・生産技術研究センター担当部長が万引き容疑で逮捕された事実を隠して、さりげなく依願退職させたのだろう。
P1050573P1050574 七月十四日に、警視庁東京湾願署への記者の取材で事件が露見して以来、サンスター(株)は平静を装っているが、ネット上に万引き部長の情報が広がり、会社の清潔イメージに傷がついたことは明らかである。
 それにしても、全国紙だけでなく地方紙にまで、一面全面広告を連続して掲載するのは、いつまで継続するつもりか分からないが、常にあることではない。
 画像下段<右>は、8月10日付『讀賣新聞』第28面〈広告〉及び8月11日付『北海道新聞』第9面〈全面広告〉から、画像下段<左>は、8月12日付『北海道新聞』第9面〈全面広告〉から転写。いくら広告で綺麗事を並べても、傷ついたイメージの回復には時間がかかる。不祥事隠蔽の代償は高くついたということ。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「政治経済」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事