THINKING ECO

考えよう!環境問題
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クリスマスメッセージ

2007-12-27 | 世界のこと
ローマ法王ベネディクト16世は、クリスマスを迎えた25日、平和を祈る伝統のクリスマスメッセージの中で、「環境破壊からもたらされる自然災害により、世界中で移住者、難民、避難民の数がますます増加しています」と、地球環境を憂慮されました。

旱魃、氷河や永久凍土の溶解、海水面の上昇、大きな被害をもたらすハリケーンやサイクロンなど、地球温暖化に起因する自然現象や災害が毎日大きく取り上げられています。多くの人が被害に遭い、困難な生活を強いられています。

人類は哺乳動物の中の霊長類に分類される生物。その霊長類が出現したのは今から約6500万年前、恐竜が絶滅する少し前のことです。最近の気象変動は、多くの命を育み培ってきた、自然豊かな地球の悲鳴なのかもしれません。

地球温暖化問題は、UFO接近などとは違い、私たち自らが引き起こした問題です。論語の中に【過ちては改むるに憚ること勿れ】ということわざがあります。昔から語り継がれてるこの知恵を、今あらためて考える時がきたようです