文部科学相の諮問機関、中央教育審議会の教育課程部会は十三日、学習指導要領の見直しに関するこれまでの審議経過報告を了承した。学力低下への国民の不安が高まるなかでの審議だったが、現行の学習指導要領の理念を今後も堅持すると明記、ゆとり教育路線からの抜本的な転換は事実上、見送られた。存廃を含めて見直しが諮問されていた総合学習も今後、改善充実を図る方向で「ゆとり教育」「学力低下」に対する国民の不安を払拭( . . . 本文を読む
郵政民営化関連法に反対し自民党離党を強いられた平沼赳夫元経済産業相が、憲法改正や教育基本法改正などをテーマに超党派の保守系議員でつくる勉強会「真の保守を考える会」を来週にも立ち上げる。平沼氏は皇室典範改正問題では反対派として存在感を発揮した。こうした一定勢力を背景に影響力を強める狙いもあり、自民党執行部は平沼氏の動向を警戒している。
勉強会は、古屋圭司氏や城内実氏ら郵政民営化問題で自民党離党を . . . 本文を読む
【ワシントン及川正也】米紙ニューヨーク・タイムズは13日、日中関係や靖国神社参拝などをめぐる麻生太郎外相の最近の歴史認識発言を取り上げ、「扇動的な発言からは誠実さも賢明さもうかがえない」と批判する社説を掲載した。
社説は「日本の攻撃的な外相」と題し、外相が「天皇陛下の(靖国神社)参拝が一番だ」と述べたことや、日本の植民地支配下の台湾で教育水準が上がったことを指摘した発言を取り上げ、「一連のがく . . . 本文を読む