ドナーさんは光

今日は　大雪で延期になっていた父80’Sバースデーのお食事会へ行った
お食事会　とは言っても　姉妹は遠方＋おとうさんはムリムリ＝父母私の3人ぽっきり
・・なのだが　まぁ　よく食べるよく喋る
この親にしてこの子あり・・状態
さすがにバースデーボーイに支払ってもらうのもナンなので
ぱしっとかっこよく私が支払い
・・当たり前か
　父親は今また本を執筆中でパソコンを使う80’Sなのだけど
ひらがな入力しかできず　しかもローマ字入力に戻すことが不可能なので　結局父用母用の2台のパソコンがある・・という　老夫婦まる出しの感じになりつつある

　・・と　怒涛の喋りを終え　それぞれ帰宅
そのあと　おとうさんを連れて病院にあいさつに行ってきた
とーってもお世話になっただーいすきなＩ先生
若いけどとても有能　思いやりにあふれていて　いつまでもそうあって欲しいなぁ　でもかわいいお嫁さんにもなって欲しいなぁ・・と切に願うのである
　久しぶりにたくさん話をした
先生からは思いもかけない嬉しいお話があって　運命を感じずにいられなかったなぁ
詳しい内容はもちろん言えないのだけど　治療中の事をいろいろ思い出した

　話は急に変わるけど
ドナーさんは光だ
移植までしなきゃいけないという事は　治療しても治療しても報われない
どうなるのかどうするのか何もかもさっぱりわからない　真っ暗闇の中をうろうろしている状態　
それが　ドナーさんが見つかった　と言われたところで
『ぽっ』と　遠くに薄明かりが見える
あー　あそこに向かって行けばいいんだ　と思う
でも　たどり着く前に消えるかも知れないよ　とみんなが言う
何と言われようと　もうそれにすがるしかないのだから　どうか消えないでほしい　と祈り続けて
本当に叶った
ドナーさんは真っ暗闇の中の　ただ一つの光でした

その光は移植当日　こんな形で私たちの前に姿を見せた


じゃーん
マグロの一本釣りっ！！ではない！
これがおとうさんの光
1.7リットルの骨髄液だ！

今改めて感謝の気持ちを・・・

真っ暗闇を経験したら　ほのかな灯もとても明るく見える
そんな新しい毎日にも感謝


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